マーケティング調査大手の米The Nielsen Company(ニールセン)と米SNS大手Facebookは、インターネット広告の効果測定・分析サービスについて業務提携した。ニールセンは10月から米国でFacebook上の広告に関する分析サービスを本格的に開始する。米国以外でのサービスは未定だが、両社は複数年にわたって世界的に協力する方針。なおFacebookは2008年5月から日本語に対応している。 新サービスの名称は「Nielsen BrandLift(ニールセン・ブランドリフト)」。Facebook用に設計した調査手法を使ってSNS会員にアンケートを実施し、ブランド認知度、好感度、広告認知度、購買意向などを把握する。9月中は一部の広告主から協力を得て試験運用し、10月からFacebookに広告を出す米国企業全体にサービスを始める。大量の調査を実施することになるが、1人のSNS会員に