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2009年2月19日のブックマーク (10件)

  • とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫) - いつも月夜に本と酒

    「とある飛空士への恋歌」犬村小六(ガガガ文庫) 「これはきれいに飾り立てられた追放劇だ」数万人もの市民に見送られ、盛大な出帆式典により旅立ちの時をむかえた空飛ぶ島、イスラ。空の果てを見つけるため――その華やかな目的とは裏腹に、これは故郷に戻れる保証のない、あてのない旅。式典を横目に飛空機エル・アルコンを操縦するカルエルは、6年前の「風の革命」によりすべてを失った元皇子。彼の目線は、イスラ管区長となった「風の革命」の旗印、ニナ・ヴィエントに憎しみを持ってむけられていた……。 『とある飛空士への追憶』の世界を舞台に、恋と空戦の物語再び!! 続き物かいっ。やけに進みが遅いから、途中からそんな気はしてたが。 前作『とある飛空士への追憶』と世界は同じだが、まったく別の物語。『追憶』に比べると進みは大分ゆっくりだが、その分情景描写やキャラの掘り下げ、心理描写が丁寧な印象。『追憶』が映画なら『恋歌』はテ

  • 『とある飛空士への恋歌/犬村小六』

    狭間の広場 ライトノベル中心の感想ブログ。ネタバレ満載 かつ 時々地雷常に辛口。 苦手な方はお気をつけください。 とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)/犬村 小六 ¥620Amazon.co.jp 【「これはきれいに飾り立てられた追放劇だ」 数万人もの市民に見送られ、盛大な出帆式典により旅立ちの時をむかえた空飛ぶ島、イスラ。 空の果てを見つけるため――その華やかな目的とは裏腹に、これは故郷に戻れる保証のない、あてのない旅。 式典を横目に飛空機エル・アルコンを操縦するカルエルは、6年前の「風の革命」によりすべてを失った元皇子。彼の目線は、イスラ管区長となった「風の革命」の旗印、ニナ・ヴィエントに憎しみを持ってむけられていた……。 『とある飛空士への追憶』の世界を舞台に、恋と空戦の物語再び!!】 …………ふーん。 ● 登場人物 カルエル・アルバス 元・バレステロス皇国第一王子、カール・ラ・イー

  • とある飛空士への恋歌: Alles ist im Wandel

    進行ペースから途中でそんな気はしていましたけれど、 前作とは違い続きモノ、一巻では完結しませんでした。 その分、人物とその過去の描写により文章を割けるため、 今後の更なる厚みある展開を期待できるものではあります。 が、序章も序章なのでこれ一冊だと物足りないのも事実。 ある意味べたな二人の出会いと関係と今後はいろいろ想像できて楽しみですが、 明らかに出番が減るだろうアルバス一家が残念でなりません。 いいキャラしてるお父さんに、なによりも姉二人…… ああ、義妹を含めた三角関係もあり得るか。 作者の力量に不安はないので、続きを楽しみに待ちたいと思いますけれど、 昨日ようやく消化したばかりで個人的に盛り上がってる、 レヴィアタンの恋人の続きも出来れば早めにお願いします。

  • とある飛空士への恋歌

    バレステロス皇国の王子・カールはある日突然起こった「風の革命」により両親とすべてを失った。母とかわした最期の約束を果たすためにカルエルと名乗り、飛空士を目指す彼はとある事情から、「空の果て」を目指す浮遊島・イスラに乗り込む事に。イスラ管区長であり「風の革命」の旗印であった少女ニナ・ヴェントに深い憎しみを抱くカルエルだが… ラノベ感想サイト界に絶賛の嵐が吹き荒れた前作「とある飛空士への追憶」の一応続編(?)。といっても舞台やキャラクターが完全一新されてまったく別の物語となっています。今回はカルエルとニナを巡る物語の序章。 「追憶」が正直あまりツボにこなかったので、続編はスルーかなあ…と思っていたのですが、すでに読み終わった平和さんが「「『追憶』の続編かよ・・・」とか思って恋歌スルーしようとしてる人がいたら、なんとか考えを変えて読んでみて欲しい」とか言ってたのでとりあえず手を出してみたら……ど

    とある飛空士への恋歌
  • とある飛空士への恋歌 | 空の雫

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  • 雪蟷螂 - 灰色未成年

    雪蟷螂 (電撃文庫) 作者: 紅玉いづき,岩城拓郎出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/02/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 86回この商品を含むブログ (100件) を見る読了。 「そんなわけないわ。あれは私の……」 同僚のようで、戦友のようで、手のかかる子供のようで。 けれど口をついて出た言葉は、全く違うものだった。 「私の、恋敵よ」 涙も凍る冬の山脈。2つの部族間で長きにわたり続いた氷血戦争、その休戦から10年が経った。しかしこの戦いに真に終止符を打つためには、最後の戦が必要だった――。それは、想い人を殺して喰らう”雪蟷螂” と言われるフェルビエ族と、死してなお永遠生を生きるミルデ族の、部族長同士の婚礼だった。 うーん……物足りない。 香辛料10巻とは逆に、ハードルが高すぎたせいか思ったより楽しめませんでした。前作前々作を読んで、魂の叫び的なも

    雪蟷螂 - 灰色未成年
  • booklines.net - [水無神知宏] Guns for Nosferatus(1) 此よりは荒野

  • 「アクセル・ワールド1-黒雪姫の帰還-」 - ただ、それじゃ終われないでしょ!

    「聞け、六王のレギオンに連なるバーストリンカーたちよ!!我が名はブラック・ロータス!!僭王の支配に抗う者だ!!」 「我と、我がレギオン《ネガ・ネビュラス》、今こそ雌伏の網より出でて偽りの平穏を破らん!!剣を取れ!!炎を掲げよ!!戦いの時――来たれり!!」 あらすじデブでいじめられっ子の中学生・ハルユキ。ゲーム以外に取り得の無い彼は学校でも毎日のように同級生に蔑まれ、いいようにこき使われていた。そんな彼が唯一安らげる時間は、学校内ローカルネットに配置された地味なスカッシュゲームをプレイしている時だけ。 だが、そんな彼の才能に目をつけた人がいた。《黒雪姫》と呼ばれる彼女は、生徒会の副会長を務めていて校内でも屈指の有名人である。 「もっと先へ……《加速》したくはないか、少年」 違いすぎる立場故に、胡乱に思いつつも彼女の申し出を受け呼び出しに応じるハルユキ。多くの人の視線の中、『直結』した彼女が転

    「アクセル・ワールド1-黒雪姫の帰還-」 - ただ、それじゃ終われないでしょ!
  • パララバ ― Parallel Lovers ― - 読丸電視行

    葬式は遺された人の心を癒やすための儀式著:静月遠火 画:越島はぐ 電撃文庫*1事故死した一哉の通夜の晩、綾にかかってきた電話の主は一哉だった。死んだ綾からの着信履歴を見て電話した、という一哉の言葉に――私たちを殺したのは誰?のパラレルサスペンス、第15回電撃小説大賞金賞受賞作。 電話友達の間から一歩抜け出すことができない綾と一哉の二人の仲が、一方の死によって急変するかと思いきや、電話で話すことができる状況になると、また同じ仲に戻ってしまうところに、妙に納得させられます。 たとえば、『ほしのこえ』(新海誠) *2では、時間の経過に差を持たせることで別離を予感させて切なさを演出するんですが、作は方向性がまったく逆。二人の距離は以前と変わりません。 むしろ、別れの予感を消し去り、あざとい切なさストーリーをあえて避けたことが作のキモ。喧嘩して電話がかかってこない、とか、突然電話が通じなくなる、