【芸能資料定期便】芝居番付を読み解く(後編) 美術展ナビ×国立劇場コラボ連載第23回
昭和41年(1966年)の開場以来、伝統芸能の上演だけでなく、演劇・芸能関連の資料の収集と活用に努めてきた国立劇場。美術的に優れた名品から歴史的に貴重な資料まで、多岐にわたる所蔵資料から、担当者が「これを見て!」という一
昭和41年(1966年)の開場以来、伝統芸能の上演だけでなく、演劇・芸能関連の資料の収集と活用に努めてきた国立劇場。美術的に優れた名品から歴史的に貴重な資料まで、多岐にわたる所蔵資料から、担当者が「これを見て!」という一
名古屋城だけで可能な精密な復元 昭和20年(1945)5月14日、名古屋市上空に飛来した米軍のB29爆撃機480機は、午前8時過ぎから1時間20分にわたり焼夷弾攻撃を続け、名古屋城は大小天守をはじめとする24棟の旧国宝指
写実を重視する画家の多かった日本画の世界で、枠にはまらないこの人の画風は独特の魅力に満ちています。 自らが理想とする道を貫く強さがあったのですね。ふだんの暮しぶりも一貫していたようで……。 河野さんのこの連載で、洋装の画
美術展ナビ×国立能楽堂コラボとして、マンガ家の朔野安子さんによる、能や狂言のストーリーを分かりやすく紹介してもらうマンガ連載。今回は、能の通小町かよいこまちです。日本史上の絶世の美女として知られる小野小町、なかなか離れて
文化サロンでもあった 勝龍寺しょうりゅうじ城(京都府長岡京市)は、細川藤孝(のちの幽斎)の嫡男の忠興と、明智光秀の長女の玉、すなわち細川ガラシャの結婚式が行われ、2人が新婚時代をすごした城として知られる。そんな舞台にふさ
昭和41年(1966年)の開場以来、伝統芸能の上演だけでなく、演劇・芸能関連の資料の収集と活用に努めてきた国立劇場。美術的に優れた名品から歴史的に貴重な資料まで、多岐にわたる所蔵資料から、担当者が「これを見て!」という一
崩れたままでも作業は進んでいる 平成28年(2016)5月14日と16日の熊本地震で、周知のように、熊本城は甚大な被害を受けた。国の重要文化財に指定されている13棟の建造物すべてが被災し、一部は全壊した。史実にもとづいて
画壇で長く活躍、文化勲章受章者でもある遙邨。その画風は実に多彩です。 幅広く興味関心を持ち、己の心に素直に従い、創作に取り組んだ姿が浮かんできますね。ふだんの暮らしぶりも作風同様だったようです。 描くのに夢中で食べるのを
美術展ナビ×国立能楽堂コラボとして、マンガ家の朔野安子さんによる、能や狂言のストーリーを分かりやすく紹介してもらうマンガ連載。今回は、能の小鍛冶こかじです。刀剣ファンの間でも知られている刀剣「小狐丸」と刀工・三条宗近の物
美術展ナビと月刊誌「中央公論」のコラボとして中央公論で連載中の「本郷和人の皇室のお宝拝見」を、美術展ナビの読者にもお届けします!東京大学史料編纂所教授の「日本史王」本郷和人さんが、皇室ゆかりの美術品や文化財を通して、歴史
朝鮮半島の技術で築かれた古代山城 7世紀半ばごろ朝鮮半島情勢が変化し、唐と新羅の軍事的脅威が増したのを受け、西日本各地に古代山城が築かれた。これは日本における初の本格的な築城だったと考えられる。 具体的には、斉明天皇6年
昭和41年(1966年)の開場以来、伝統芸能の上演だけでなく、演劇・芸能関連の資料の収集と活用に努めてきた国立劇場。美術的に優れた名品から歴史的に貴重な資料まで、多岐にわたる所蔵資料から、担当者が「これを見て!」という一
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美術展ナビ×国立能楽堂コラボとして、マンガ家の朔野安子さんによる、能や狂言のストーリーを分かりやすく紹介してもらうマンガ連載。今回は、狂言の水掛聟みずかけむこ。男と妻の父とが田んぼの水を巡って大げんか。仲裁に入った妻はど
朝倉氏の権威を誇示する巨石 福井県福井市の中心街から東南に約10キロ。九頭竜川支流の足羽川のさらに支流である一乗谷川に沿った、東西約500メートル、南北約3キロメートルの谷あいが、戦国大名としての朝倉氏が103年にわたっ