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南仏カンヌで5月14日から開催される第77回カンヌ国際映画祭で、最高賞パルムドールを競うコンペティション部門の審査員の一人に、是枝裕和監督(61)=写真=が選ばれた。同映画祭事務局が29日、発表した。日本人の映画監督が審査員を務めるのは、2013年の河瀬直美さん(54)以来、2人目。
是枝監督は、2018年に「万引き家族」でパルムドールに輝くなど、カンヌ映画祭の常連として知られている。
今年のコンペ部門には22作品が選出されており、23年公開の「バービー」を手がけた米映画監督のグレタ・ガーウィグさん(40)が審査委員長を務める。審査員団は計9人で、日本映画は選ばれていない。授賞式は映画祭最終日の25日(現地時間)に行われる。