ダルビッシュミュージアムにファン続々 なぜ神戸にある?母に聞いた

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原晟也
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 史上3人目の日米通算200勝を達成した、大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(37)。神戸市中央区にある「スペース11 ダルビッシュ ミュージアム」には、偉業を祝福するファンらが次々と訪れている。

「息の長さ、すごい」

 21日、ミュージアムに初めて訪れたという埼玉県所沢市の渡辺貴世さん(49)は「日米通算200勝は偉大な記録。さすがです」。

 埼玉西武ライオンズのファンで、「(日本ハム時代のダルビッシュ投手に)たくさんやられて苦い記憶もありますが」と笑った。

 2回目の来場となる大阪市の平林由衣さんは「息が長く頑張っている。すごい」とたたえた。

 2013年にオープンしたミュージアムは、小学校から大リーグ時代までのユニホームや実際に使用した道具、記念品など約100点を展示している。

 所属するパドレスやWBC日本代表のユニホーム姿の等身大フィギュアもあり、渡辺さんは「筋肉の筋や腱(けん)まで再現されていてすごい。WBCの感動がよみがえった」と話した。

200勝達成後、母・郁代さんは…

 それにしても気になるのは、神戸という立地だ。

 ダルビッシュ投手が生まれ育ったのは大阪府羽曳野市だし、高校は仙台市の東北高校、プロ入り後も北海道の日本ハムと、神戸と直接ゆかりはないようにみえる。

 ミュージアムの運営会社の代…

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