モンゴル「空白域」の軍事遺構へ 調査団に同行、道のりを写真で紹介

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 第2次大戦末期の1945年8月、モンゴル南東部の国境地帯に集結したソ連軍は、日本の傀儡(かいらい)国家・満州国へと侵攻しました。

 モンゴル東部には、巨大な基地や鉄道跡などの軍事遺構がいまも残っています。民間の研究者らからなる「日蒙学術調査団」(岡崎久弥団長)は現地調査でその存在を確かめ、ソ連が何年も前から満州侵攻の準備を進めていた実態を明らかにしました。しかし、調査団には「最後の空白域」が残っていました。ソ連が侵攻前夜に「最終集結地点」とした一帯です。

 2023年5月末~6月初頭、記者は調査団の一員として空白域を目指しました。初めてメディアがとらえたその行程を写真で紹介します(永井靖二)

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