小林製薬のサプリで健康被害疑い 岡山県内で新たに6人
小林製薬(大阪市)の紅麴原料を使ったサプリメント「紅麹コレステヘルプ」が原因と疑われる健康被害が相次いでいる問題で、岡山県は10日、県保健所管内で新たに2人が摂取後に体調不良を訴えていると明らかにした。このほか岡山市で1人、倉敷市で3人に健康被害の疑いがあることも新たに判明。6人はいずれも入院していないという。
県生活衛生課によると、備前保健所管内の60代の女性にむくみや倦怠(けんたい)感の症状が出た。美作保健所管内の50代の女性も倦怠感を訴えたという。
岡山市によると、サプリを摂取した市内の60代の男性が尿の泡立ちの症状を訴えた。倉敷市保健所によると、市内の40代男性、50代と60代の女性に、倦怠感や頻尿などの症状が生じたという。
広がる「紅麴」サプリ問題
「紅麴」サプリ問題に関する最新ニュースはこちら[もっと見る]