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USB充電不要のスマートリング 光で動く

パルスリング(脈拍計測スマートリング)

医療ヘルスケア機器のシステム開発などを手がけるWhiteLabは、ソーラー充電式のスマートリング「パルスリング(脈拍計測スマートリング)」を、10月14日~17日に幕張メッセで開催される「CEATEC 2025」に出展する。

光発電によって蓄電し、24時間動作するというスマートリング。光源があればACコンセントなどがなくても蓄電できるため、災害時でも使用しやすい。

光で動く

脈拍と体温を計測し、スマートフォンアプリや中継機へのデータ送信が可能。日々の記録を蓄積管理することで、様々な解析に使われることが期待できるという。

センサーやBluetoothといった各機能をモジュールに分解し、用途に合わせて自由に組み合わせられる「汎用フレキシブルシステム」を採用。これにより開発期間を大幅に短縮し、スマートリング事業への参入を支援するとしている。

「汎用フレキシブルシステム」に用いられる「超小型BLE通信モジュール」もCEATEC 2025で展示。

米粒サイズの超小型BLE通信モジュール

同モジュールは、4.3×5.5mmという米粒ほどの超小型基板サイズを実現。スマートリングだけでなく、メガネやイヤホンなどの小型デバイスへの実装も叶える。BLE(Bluetooth Low Energy) Long Rangeに対応し、100m以上の距離で通信可能。

今後、世界的部品メーカーの協力によって、さらなる小型化を実現予定という。