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ダイニチ、フィルター掃除の手間なくした加湿器

ハイブリッド式加湿器の2025年度モデル

ダイニチ工業は、ハイブリッド式加湿器の2025年度モデル全25機種を、8月28日に発売した。価格はオープン。

同社の加湿器は、温風気化と気化式を切り替えて運転するハイブリッド方式を採用しており、湿度の状況に応じて効率的に加湿できる。ecoモードでは消費電力を抑えることができ、最大で従来比約7分の1で運転できるという。

消費電力が抑えられるecoモードを搭載する

今回の新モデルでは、最上位モデルLX・LXCタイプに、新たに「かんたんフィルタークリーナー」を搭載。フィルターを左右にスライドさせるだけで背面エアフィルターに溜まったホコリを取り除ける仕組みのため、掃除機を使った従来の清掃作業が不要になった。

「かんたんフィルタークリーナー」でホコリを取り除く
掃除機を使わずにホコリを取り除けるため手入れが楽

ホコリはダストケースに溜まり、月1回まとめて捨てるだけで済む。これにより手入れの手間が省けるだけでなく、フィルターの目詰まりによるムダな運転を防ぐことにもつながるとする。

適用床面積27/16畳(プレハブ洋室/木造和室)の「HD-LX1025」の本体サイズは390×289×405mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約6.5kg。水タンク容量は7L。電源コード長は2m。消費電力は最大435W。標準運転時の加湿量は960ml/時、連続加湿時間は7.3時間。運転音は最大40dB。本体カラーはスノーホワイト、モスグレー、チャコールブラック。

さらに、個室やオフィスにもなじむベーシックな新色「マットグレー」をN・Cタイプに追加。インテリア性の向上も図っている。