社会人をしながら学生をしていた頃のこと。 世の中では「ミッション」「ビジョン」「パーパス」という横文字が流行っていて、本屋には関連書籍がずらり。学校でも学ぶわけですが、どうもピンと来ない。正直、ミッションとビジョンとパーパスの違いすら怪しい…。 職場に戻れば「ウチにはビジョンがない」とか「これってミッションなの?」とか言われて、ますます混乱していました。 そんな時、友人と立ち寄った中川政七商店で、ふと一冊の本が棚に立てかけられていました。タイトルは「ビジョンとともに働くということ」。 ――「え?これ売り物?飾り?」と半信半疑で手に取り、値段が書いてあったので購入。とても不思議なご縁でした。 読…