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表現の自由の実現と、ヘイトスピーチとの闘い

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月曜日, 2024年1月22日月曜日

世界中の人々のためのタウンスクエアを目指して

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情報が自由に飛び交うことを制限するゲートキーパー、もしくはモデレーターに依存する未来か、それらが存在せず自由に情報が行き来する世界かという選択において、私たちは以下の理由から後者を選びます。

私はこれまでのキャリアの大半をエンターテインメントや報道に費やしてきました。それゆえメディア側の発信がコミュニティや文化に与える影響について、とても深刻に受け止めてきました。しかしXに参加することで、今や私はそれらから解放されています。なぜならXは誰もが自由に自分らしくいられる場所だからです。その自由な社会の実現には、情報の独立性、つまりアイデアや情報、知識の自由な交換ができる言論の自由を備えた場所が必要です。人類を進歩させるためには、人々が自分の考えを表現し、自分の考えを持つことを肯定する社会でなければなりません。これはとても難しいことですが、絶対に重要なことであると信じています。

今の世の中には情報の独立性はすでに実現されているという声もありますが、私はそう考えておりません。一部のプラットフォームやメディアが行っているコンテンツのフィルタリングは、人々の世の中の事象に対する理解に影響を与えております。そして、私たちが真実だと信じてきたことの正当性が、半ば公然と脅かされている様を目の当たりにしています。統制、検閲、情報の一元化は、私たちの歩みを遅めます。一方で、情報への自由アクセスを実現することは、私たちを前進させ、前向きな変化を促進すると信じています。

人々は自分自身で考え、決断を下すために、フィルターを通さない正確な情報を求めています。(必要としている、というのが適切かもしれません)だからこそ私たちの究極の目標をである「真実の絶え間ない追求」のためにXは進化を続けます。それはコミュニティ、クリエイター、企業など、すべての人が検閲を受けることなく自由に自己表現できる、あらゆるアイデアが花開くプラットフォームとなることを意味します。それはまた、情報へ誰もが平等に情報に無料でアクセスできる場所ということでもあります。

正確で偏りのない情報は、健全な競争の原動力となり、より大きなイノベーションを生み出すでしょう。

世界経済、言論の自由、移民、教育、選挙などに関する会話がなされた回数は、昨年1年間で1兆回以上にのぼります。このような会話は社会に計り知れない恩恵をもたらします。だからこそ私たちはその正確さを重視し、コミュニティ・ノートでコミュニティ主導のアプローチを拡大し、世界で65カ国で37万5千人以上のユーザーたちによって誤った情報が対処されています。

情報の独立性はそれ自体が良いことですが、一方で一線を超えてしまう場合もあります。それはヘイトスピーチです。イーロンが欧州ユダヤ人協会のシンポジウムで述べたように、私たちはヘイトスピーチと闘うために今すぐ行動しなければなりません。嘆かわしいことに、10月7日の悲劇以来、反ユダヤ主義とヘイトスピーチは世界中で加速しています。ヘイトスピーチは私たちの社会を完全に破壊し、人々を分断し、私たちの生活を支える秩序そのものを脅かすものです。故にそれらと闘うことは私たちすべての義務なのです。言論の自由と安全は共存が可能で、むしろ共存しなければならないからです。そしてそれは、民主主義と世界経済の未来をも左右しうると考えております。

Xはあらゆる面でその大きな目的を果たすべく、誰もがつながり、議論し、情報を共有し、やがて取引を行うことができる、人々の生活に不可欠なグローバルなタウンスクエアを構築しています。それと同時に、ヘイトと闘い、社会から疎外されたコミュニティを保護するための取り組みも強化しています。昨年、私たちは何百万ものコンテンツを削除し、暴力的な言論憎悪に満ちた行為に関するポリシーを含む利用規約に違反したアカウントを停止しました。さらに、私たちはリアル・バーチャル両方の空間におけるコミュニティの安全確保に尽力する団体とこれまでより多くの対話を行っております。ヘイトとの闘いは、私たちの全てをかけた闘いなのです。

言論の自由を守り、情報の独立性を守ると同時に、差別やヘイトスピーチを撲滅せねばなりません。私たちのテクノロジーと人類の可能性は、誰にとってもより安全で、より包括的な環境を創り出すことができると信じています。それは一朝一夕に実現できるものではありません。しかし私たちは今、動き始めなければなりません。

覚悟を決めましょう、真実はいつも私たちのそばにあります。

優しさと理解をもって、憎悪と戦いましょう。

ともに進みましょう。

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