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新内閣発足
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2025年10月29日、オランダで、下院議員総選挙が実施された。スホーフ政権崩壊に伴う前倒し選挙である。全国一区の比例代表制(定数150)で阻止条項を持たないオランダの選挙制度においては、多くの政党が議席を獲得し、この20年あまり多党化傾向に拍車がかかっている。 結果はこちら。現在開票中だが、大勢は判明している。今後変化する可能性があるが、現時点での開票状況ではD66が26議席、右翼ポピュリスト政党PVVが26議席でD66がかろうじて2000票に満たない差で第一党である〔18時更新:結局いずれが第一党になるかは決着がついておらず、月曜の在外・郵便投票で第一党が決まる見込み〕。自民VVD(22議席)、緑―社民GL-PVDA(20議席)、キリ民CDA(18議席)と続く。右翼ポピュリスト政党PVVは前回から11議席減らしている。もっともその票は他の右翼ポピュリスト政党(JA21, FvD)に吸収
1 はじめに 2025年10月2日 13:47 に、沖縄タイムスからコメント記事が配信されました。 ※当初は下のスクショにあるように有料記事で無料では一部しか読めなかったのですが、今回の経緯を受けて全文公開にしていただきました。 それに対して、昨日くらいからいろいろな反応をいただいています。 僕はこうしたテーマをやっているわりに(というと変ですが)、自分が言ったことや書いたことでこうした状況になることがほとんどないのですが、昨日からの流れを一通り見て、説明したほうがいいこと、訂正したほうがいいこと、補足したほうがいいことなどがありますので、ここで少しまとめたいと思います。 なお先に書いておくと、今回の記事は明戸が沖縄タイムスの記者の方の取材を受けて、それを記者側で文章化するという流れでつくられています(最後の肩書きのところに「談」と出ているのはそういう意味です)。したがって内容上の責任はも
卯月を迎えた。ということで、学振PDという夢のような3年間が終わってしまった。この3年間が自分にとってどのような3年間であったか、というのは先の投稿で簡単に書いたので、重ねては述べない。ただ日本社会を見る目をよく養い、また深く思索する時間になったという点で、非常に実のある3年間であったとだけ述べておこう。 が、それでは食べていけない。私の能力不足ゆえ、この3年で新たな行先を決めることができなかった。幸い、ぼんやりしていた私を見かねた荒木和憲先生・伊藤幸司先生がご尽力くださり、九州大学人文科学研究院の学術研究員として今年度も研究活動を続けられることになった。しかも「特任助教」の称号までいただいた。大学不景気のこのご時世、かなりいろいろな手を駆使して席をご用意いただいており、感謝してもしきれない。ここでも心より御礼を申し上げたい。 さて、その上でひとネタ、ふと気づいたものがあるので、ついでなが
『歴史学研究』1062号(2025年6月)に、小川幸司「論破型歴史叙述の問題点を考える――田野大輔・小野寺拓也「一般向けに歴史を書くことの困難」を読んで」が掲載された。これは、同誌1058号(2025年2月)に掲載された私たちの共著論文に対する反論である。 この論文で小川氏は、2023年8月4日に東京外国語大学で行われた小野寺・田野の共著『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』の合評会での氏の発言を小野寺が上記共著論文で批判した箇所について、発言の引用の仕方に問題があるのではないかとの批判を行った。この批判は学術的な論争のルールに関わる内容を含んでいるため、これについては早い段階で私たちの見解を表明する必要があると考え、この研究ブログに公開することとした。 小川氏の批判は以下の三点に要約できる。 ① 相手の発言を批判する場合、反証の可能性を保障すべきである。この場合は、小川氏がそのように
2024年6月下旬、米国スケート連盟(U.S. Figure Skating)が「フィギュアスケートの音楽著作権処理に関する方針」(“U.S. Figure Skating Music Policy”)を示しました。この方針を通じて米国スケート連盟は、米国内のスケーターやコーチ、振付師に対して、プログラムで使用する音楽著作権のクリアランス[註1]を、自らで適切に行うように要請しています。まだこの方針については、同連盟に所属するスケーターたちに対して内示されているに過ぎないため、依然として情報が乏しい状況です。しかし、今回の事態の重要性と緊急性に鑑み、本稿では現時点(2024年7月7日)で明らかになっている一次情報に基づいて、今回米国スケート連盟が出した方針の要点と、同連盟の方針が今後、全世界のフィギュアスケート界に与え得る影響について、著作権研究者の立場で解説および提言を致します。 1.
ロシア帝国・ソ連・ロシア連邦の継承関係の複雑さについて、藤森信吉氏がXで拙稿のことに触れてくださった。ここで念頭におかれている拙稿はおそらく『ロシア・ウクライナ戦争と歴史学』(大月書店、2024年)に寄せたもので、私の意図としては、ロシア史研究においては19世紀にはウクライナという国はなかったということを強調する議論があるが、それをいうならロシア帝国・ソ連・ロシア連邦も全部別の国制であり、今日のロシアは19世紀には遡れないということになるが、それで果たしていいのだろうか、という提起をしたかった。 それはそれとして、ロシア帝国とソ連とロシア連邦がどうつながっているのかという問題は、かなり複雑である。以下におおざっぱに整理してみたい。 ①ロシア帝国:ペテルブルグの皇帝権力が、ウクライナや中央アジアも含む広い領域を支配していた。大ロシア人が暮らす地域(要するに今日のロシア。タタール人などについて
新刊出ました~~~!!! 平山昇『戦前日本の「聖地」ツーリズム――キリスト・日蓮・皇室』 NHK出版、2025年5月 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784140912942 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 【「初詣」の歴史に関するメディア・ネット上の誤りについて】 「『初詣』は鉄道会社(京急)の営業活動によって誕生したもの」という言説が一部のテレビ番組やインターネットなどで拡散しておりますが、これは私の研究を紹介した過去のメディア報道をせっかちに誤解したもので、端的に誤りです。川崎大師が明治時代に「初詣」の発祥の地となったのは事実ですが、それは京浜電鉄(現在の京急)が誕生するよりも前のことでした。「初詣」発祥の経緯については拙著『鉄道が変えた社寺参詣』にて説明しております。 【取材依頼について】 拙著(上記)の内容を確認せずに質
庵功雄 記述言語 日本語 掲載種別 講演資料等(セミナー,チュートリアル,講習,講義他) エクスポート BibTeX RIS
林智裕 開催年月日 2024年11月8日 - 2024年11月10日 記述言語 日本語 会議種別 口頭発表(一般)
(2018年に「知の見取り図」というwebサイトからインタビューを受けて公開された(少し反響もあった)ものなのだけど、どうも本家のサーバーがずっと落ちているようなのでこちらに転載することにしました。インタビューの文脈としては「哲学科の学生は岩波文庫を全部読め」といった趣旨のことを言っている先生がいたので私は全く反対ですという意見をtwitterに書いたら多少バズってしまってそれで依頼が来たのだと思う。インタビュアーの方も政治哲学の知見をかなり持っている方で楽しくお話しできました。) 以下、本文 小難しい本を何冊も読むことが哲学を始める最初の一歩として相応しいわけではない。どんな順番でどんな本を読んだら良いのか、それらを推薦する理由は何か。慶應大学で倫理学を教える長門さんからお話を伺った。 目次 [hide] 1 自己紹介とこれまでの経緯 2 哲学や倫理学にまつわる偏見 3 長門さんの研究内
関駿平, 庄子諒, 佐藤裕亮, 鍋倉咲希 巻 43 号 開始ページ 1 終了ページ 14 記述言語 日本語 掲載種別 リンク情報 URLhttps://www.jstage.jst.go.jp/article/lifology/43/0/43_1/_article/-char/ja/ 本文へのリンクあり エクスポート BibTeX RIS
860億ものニューロンが相互に接続する、この極めて複雑な「脳」という対象を、果たして人間の脳で「理解」することができるのだろうか──そんな素朴な疑問を抱いたことはないだろうか。計算論的計算科学の立役者の一人であるDavid Marr氏は、脳を理解するための3つのレベルという明晰なフレームワークを打ち出したが、Marr氏の見解は最終的な答えではないようだ。神経科学者たちの議論を追っていると、「脳を理解するとはどういうことか」に関する討論が、今なお活発に交わされている。本稿では、そうした議論のいくつかを、Marrの枠組みとそれへの批判を軸に概観する。本稿を一つの呼び水として、「脳を理解するとはどういうことなのだろうか」に関する活発な議論につながることを期待したい。 ※本稿は、2024年11月に開催されたオータムスクールASCONEの発表原稿を整えたものです。http://ascone.brai
researchmapは、日本の研究者情報を収集・公開するとともに、研究者等による情報発信の場や研究者等の間の情報交換の場を提供することを目的として、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営するサービスです。
1.呉座さんの訴訟と和解の概要およびその意味 すでに周知の事実ですが、さる2023年9月末、2021年3月に発覚した呉座勇一さんのネット上の差別的な数多の暴言をめぐる騒動と、そこから派生した訴訟について、続けざまに大きな進展というか結末が示されました。国際日本文化研究センターで内定していた准教授への昇任を撤回された呉座さんが、日文研の上位機関である人間文化研究機構に対し起こした地位確認の訴訟と、呉座さんの一件をめぐって出されたオープンレター「女性差別的な文化を脱するために」が、呉座さんの名誉を毀損したものであるという訴訟が、相次いで和解したのです。 その結果は、呉座さんは助教として日文研に復帰(再度准教授承認が内定しなおしたのかどうかは分かりません)し、名誉毀損訴訟は呉座さんの側が訴えを取り下げ、オープンレターが呉座さんの名誉を傷つけるものではないとの同意をして、和解したものでした。ただし
清水 唯一朗 巻 97 号 1 開始ページ 137 終了ページ 176 記述言語 日本語 掲載種別 研究論文(大学,研究機関等紀要) 出版者・発行元 慶應義塾大学法学部内法学研究会 ID情報 ISSN : 0389-0538 エクスポート BibTeX RIS
研究者番号 90747792ORCID iD https://orcid.org/0000-0002-6856-6655J-GLOBAL ID201801000417388468researchmap会員IDB000299495 外部リンク 1986年生、東京農工大学大学院博士課程在学中に次世代シークエンサーとバイオインフォマティクスに出会う。細胞の分化/脱分化を定量評価する方法を考案し値をLiberality と命名、神奈川県の支援を受けて特許を取得するとともに株式会社日本バイオデータを設立。現在に至るまで企業を中心に生物データ解析サービスを提供している。研究のフィールドを生物から情報にひろげ、2017 Thirteenth International Conference on Intelligent Computing にてBest Paper Award を受賞。2019年紺綬褒章
拙著『ブッダという男』の「あとがき」に端を発し、馬場紀寿先生(東京大学教授)が、2024年2月1日付けで、拙論(清水[2016])に研究倫理上の問題があるとして佛教大学仏教学会に申入書を送付して、当方に「追補」を請求していました(申入書は馬場先生のresearchmap上で公開)。 その後、佛教大学仏教学会において一月弱に渡り対応に関する協議が行われ、2024年2月29日付けの書面にて、当方に、馬場先生の「追補」の請求を差し置いたうえで、『佛教大学仏教学会紀要』の紙面上で馬場先生に回答として反論するスペースを与えるという連絡がありました。 (追記:当初の佛教大学仏教学会側からの研究倫理違反の告発をするかどうかについて明記が無かったので、問い合わせたところ、佛教大学仏教学会から「調査義務を負わない」という驚くべき返答を受けました…) 2017年から始まる馬場先生の「研究不正の言いがかり」によ
拙著『ブッダという男』の「あとがき」に触発されて、researchmapにて馬場紀寿先生が、8年前の拙論(清水[2016])の問題点について、2月1日付で佛教大学仏教学会に申入書を提出したと発表しました。申入書の内容や論点は、7年前に馬場先生が私に送り付けてきたものとほぼ同一ですので、今回は代理人弁護士を立てての送付となっていますが、その中身は馬場先生が全て執筆されていると推認されます。 今後は、佛教大学仏教学会が、私の論文を調査するという運びになるものと思いますし、私もそれを強く希望します。今のところ佛教大学仏教学会から当方に何の連絡もありませんので、暫定的なものとはなりますが、現時点での反論を公開させていただきます。 馬場[2008]『上座部仏教の思想形成——ブッダからブッダゴーサへ』春秋社. 清水[2016]「パーリ上座部における「小部」の成立と受容——結集と隠没の伝承を巡って」『佛
佛教大学仏教学会に設置された調査委員会には、藤本晃氏(広島大学大学院文学研究科客員教授)が調査委員に加わっております。私は、伊藤真宏佛教大学仏教学会長に対して2025年4月30日に送った文書(証拠資料を添付しています)をもって、調査委員として著しく不公正な藤本氏の行為を指摘した上で、藤本氏を調査委員会から交代させるよう申し入れました。しかしながら、5月24日に届いた調査委員会からの報告は、委員の交代を認めないものでした。 しかし、その説明が著しく不合理であるため、調査委員会の判断と説明に合理性がないことを指摘してあらためて委員の交代を求める「再考の申入書」を、6月2日、伊藤真宏佛教大学仏教学会長に対して送りました。ここに同書を公開し、研究倫理にそった公正な調査を行うよう調査委員会に改めて要求いたします。 2025年6月12日 馬場紀寿
開戦以来ロシア軍はずっとウクライナの破壊を続けている。そのことを鑑みると、ロシアにとってウクライナ、とくにキエフは故地であり、それを失うことはナショナル・アイデンティティにとって考え難いことなのである、というこれまで自分を含むロシア史研究者がしばしば行なってきた説明が本当に正しいのかどうか疑わしくなってくる。ロシア政府もロシア軍も、およそウクライナの土地を、その歴史的建築物も含めて、尊重しているようには見えないのである。ただひたすら破壊と殺戮を行なっている。ナショナル・アイデンティティ上大事な土地だから手放したくないということではなく、ただ単にあそこは自分の勢力圏であると決めつけて、勢力圏である以上自分たちが支配するのだという考えのもとに侵略行為を繰り広げているだけなのではないだろうか。支配欲、権力欲を満たすということだけが、それ自体として目的なのである。 このことはさらに、ロシア史研究者
昨朝(2018/06/18),大阪で震度6弱の地震があり,朝からテレビやSNSで様々な情報が流れていました。それに伴って各地の災害状況,インフラの状況,驚いたことなど様々な情報が拡散(リツイート)されています。情報の拡散の背景には「自分にもできることは」と考えて,とにかく役に立つ情報を流して(広げて)いこうという気持ちがあるんだろうと思います。たしかにこういうとき,当然のことながらいろいろな人がいろいろな仕事をして復旧や救援などにあたっていますし,私でもこういうときにどうしたらいいか考えることはあります。ですが,とりあえずの結論として,当事者性の低い場合が多いであろう学生には「SNSでは何もするな」と伝えました。以下その理由です。 ちなみに私は大学教員なので直接(口頭で)伝えたのは学生ですが,もっと対象を広げてもほぼ同じことだと思います。 理由1:いつも正しい情報を適切なタイミングで流せる
2023年11月22日にオランダで総選挙が実施された。7月7日に第4次リュテ政権が崩壊し、早期の解散総選挙となった。このブログを書いている時点で開票は終了していない。結果はオランダ放送協会の以下のサイトで閲覧できる。 https://app.nos.nl/nieuws/tk2023/ この総選挙で着目すべき点は以下の5点である。 1.13年続いたリュテ政権の終焉 2.新党の成立と浮動票の増加 3.凋落傾向にあった左派政党が合併し、持ち直したこと 4.右翼ポピュリスト政党PVVが最大政党となったこと 5.政党間関係のドラスティックな転換が予想されること 詳細は以下の通り。 1.リュテ政権 ~解散総選挙の背景 マルク・リュテは2010年から13年間4次にわたり首相を務めてきた、自由民主人民党(VVD)の首相である。今回の政権崩壊をうけて、政界引退を表明している。 リュテは政党間の調整に長けてお
いろいろと気になる事が続いたので、書いておきます(元文章は2023年8月29日付の筆者の個人ブログです) ―—誤解①:科学における論理と感情は対立する 初歩的な間違いであり、論理の一般性は、あらゆる論理が発言側の感情と「無関係である」ことのみを示しています。ある感情に基づいた論理が正しい結論を導くこともあれば、ほぼ無感情的に(という表現も面白いですね)発せられたデタラメも多く存在しますし、ある感情が導いた科学的発見の例は科学史、というより伝記的説明のようなものをみれば多く見つかります。 論理と感情を対立的なものと誤認することによっておこる誤謬は、当然ありうべき他者の「感情」を不当に排除し、より悪質な場合には他者に「感情的」とスティグマを貼ることによって自己の優位性を担保しようとするエセ行為に帰結します。こうした誤謬の例は(残念ながら)「科学者」を含む多くの人物の行為にみられます。気が向いた
平成元年、京都市生れ。中学2年生から不登校となり、10代は文筆修行に明け暮れるとともに「哲学道場」運営に関わる。 2012年上京、もぐり学生として大学を渡り歩き、2013年、個別入学資格審査により日本大学大学院哲学専攻に入学、中卒の大学院生となる (日大文理学部史上、この制度を使ったおそらく初の例)。 現在はアカデミアへの所属はなく、哲学道場の運営協力とともに、山括弧塾 (主宰 永井均) で「勝手ゼミ」やら連続講義をしたり、独立哲学者・私講師 Privatdozent として、イベント登壇したり論文指導(?)したりしています。 NPO 哲学道場 参加 (2006年~) 新現代詩の会 同人 (2007~2009年) 東浩紀のゼロアカ道場 出場 (2008年) 猫猫塾 塾生 (主宰 小谷野敦、2012年度後期) 哲学塾カント 塾生 (主宰 中島義道、2012~2015年) 早稲田短歌会 会員
久しぶりに日本人が書いたロシア史の本で面白いものを読んだ。宮野裕『「ロシア」は、いかにして生まれたか タタールのくびき』(NHK出版、2023年)。「世界史のリテラシー」という新シリーズで、一般向けにですます調で平易に書かれており、頁数も157頁と手を出しやすい。ぶ厚い本ではないが、内容は大変に豊かである。13世紀半ばから15世紀半ばまで、ロシアがモンゴルの支配下に置かれたことは知られているが、それはロシアにとってつまるところどういう意味をもったのか?が解き明かされている。通俗的には、モンゴル支配の過酷さがロシア権力の過酷さを生んだ、といった見方があるわけだが、これはモンゴルとロシア双方に対する偏見であろう。宮野が強調するのは、モンゴル支配はモスクワ大公国の台頭を生んだ点において、大きな意味をもったということである。自分は最近The Cambridge History of Russiaの
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