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新内閣発足
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安倍晋三元首相が昨年7月8日に奈良市で銃撃されてから1年。当時、真横にいた自民党の佐藤啓参院議員がインタビューに応じた。「すぐに駆け寄って『総理、総理』と声をかけたが、返答はなかった」―。自分の応援のための選挙遊説が事件現場となった。昭恵夫人をはじめ安倍氏を慕う多くの人々に「大変申し訳ない気持ちで過ごした1年だった」と振り返りつつ、恩に報いるため安倍氏が情熱を傾けた政策を引き継ぐことに努力していると語った。(共同通信=高松亜也子) ▽慰霊碑建立、最低限の思いに応えられた ―これまで断っていた取材を受けたのは心境に変化があったのですか。 「昭恵夫人をはじめご遺族や山口県の皆さん、安倍先生を慕う多くの皆さんに大変申し訳ない気持ちで過ごした1年でした。ご恩に報いるため、安倍先生が情熱を持って取り組んだ政策を引き継ぐことに努力して活動した1年でもありました」 「一周忌を迎えるに当たり、静かに手を合
英国ノーフォーク州で今年1月、不動産開発業者の男性が高級スポーツカー「フェラーリ」を運転中に事故を起こして死亡した。このほど開かれた死因審問会で、同乗していた恋人にエンジン音を聞かせるためにエンジンを吹かした直後、車がコントロールを失ったとみられる状況が明らかになった。 フェラーリ360チャレンジ・ストラダーレは投資目的で購入され、兄弟は運転する際「常に注意深く、敬意を払っていた」という (Associated Press) 事故は1月25日、ノーフォーク州マーリングフォード近郊で発生した。死亡したのは不動産開発業者のベンジャミン・グラッドマンさん(31)で、同乗していた恋人のバーバラ・ザートさんは負傷したものの命に別条はなかった。30日にノーリッチで開かれた死因審問会で、検視官のイボンヌ・ブレークさんが関係者の証言などを読み上げた。 ザートさんの供述書によると、グラッドマンさんは「彼が幼
グーグルのメールサービス「Gmail」で、最大1億8300万件にのぼるアカウント情報が流出した可能性があることがわかった。流出したデータには、メールアドレスだけでなく、関連するとみられるパスワードも含まれており、セキュリティー専門家が利用者に注意を呼びかけている。 この情報漏えいは、データ漏えいを追跡するウェブサイト「Have I Been Pwned」がこのほど指摘して明らかになった。サイト運営者のトロイ・ハント氏によると、漏えい自体は今年4月に発生したもので、インターネット上から収集された、より広範なハッキング攻撃によるデータの一部だという。 オンライン上に流出したデータには、メールアドレス本体に加えてログイン用のパスワードも含まれているとみられる。これにより、ハッカーはGmailアカウントだけでなく、Gmailを使ってログインする他のさまざまなサービスにも不正にアクセスできる可能性が
トランプ大統領の強力な支持基盤となっている米中西部アイオワ州で、大統領が打ち出した貿易やエネルギー、移民に関する政策が農家や地域産業を直撃し、住民から「紙で体を切られてじわじわと殺されるようだ」との悲鳴が上がっている。かつてはトランプ氏を支持した有権者の間で、経済的な苦境への懸念が広がっている。米紙ニューヨーク・タイムズが26日に報じた。 同紙によると、トランプ氏の政策の中でも、特に農家を落胆させているのが、今月発表されたアルゼンチンに対する200億ドル(約3兆2000億円)規模の金融支援策だ。これによりアルゼンチン産牛肉などの輸入が増加するとみられている。アイオワ州アールハムで農業を営むラリー・オリーさん(86)は、かつての一家にとって重要な輸出先だった中国にアルゼンチン産大豆が輸出され始めたことに加え、今回の措置に「信じがたい」と語ったという。 同紙の報道によれば、トランプ政権2期目が
トランプ米大統領は25日、カナダからの輸入品に対する関税を10%引き上げると発表した。自由貿易の重要性を説いたレーガン元大統領の演説を引用したカナダ側の広告に反発した措置とみられ、専門家らからは大統領が感情的に権力を行使したとして批判が相次いでいる。 トランプ氏は25日、カナダ側がレーガン元大統領の演説を使い、関税に反対する「詐欺的な広告」を流したと主張し、報復としてカナダに対する関税を10%上乗せすると発表した。トランプ氏が問題視しているのは、貿易障壁の危険性について語るレーガン氏の言葉を使った広告で、同氏は数日前からこの広告にいらだちを示していた。 トランプ氏は、レーガン財団が「広告はレーガン大統領のラジオ演説を誤って伝えており、発言の使用・編集の許可を求めても得てもいない。法的選択肢を検討している」と声明を出したと引用。「この詐欺の唯一の目的は、カナダが長年米国を傷つけるために利用し
結婚式が約19兆円規模の巨大産業となっているインドで、新郎新婦のいない架空の結婚式にお金を払って参加する「偽の結婚式」が都市部の若者を中心に人気を集めている。参加者はきらびやかな衣装をまとい、伝統的な儀式や家族のしがらみから解放され、ダンスや音楽といったパーティーの要素だけを体験する。高額な費用や社会的なプレッシャーへの反発と、華やかな祭典への憧れから生まれた新たな社会現象として注目されている。 巨大産業の陰で インドでは業界の推定で年間約1000万組の結婚式が挙げられ、多くの家庭がその日のために何年もかけて貯蓄する。投資顧問会社ライトリサーチは2024年、インドの結婚式関連サービス市場を750億ポンド(約14兆円)以上と評価しており、10年を通じて年率14%以上の成長が見込まれている。 インドの結婚式は通常3日から7日間にわたり、数百人、時には数千人のゲストが招かれる壮大なものだ。地域や
マイケル・J・フォックスが、代表作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンを運転するのが実は嫌いだったと明かした。1985年の大ヒット映画で主役のマーティ・マクフライを演じたマイケルは、今ではハリウッドの歴史に刻まれているそのタイムマシンがあまり好きではなかったそうだ。 新刊の回顧録『フューチャー・ボーイ』でマイケルはこう綴っている。「デロリアンを運転する機会があった。みんなクールだと思うだろう。僕もそう思った。最初はね。でも、すぐにデロリアンを運転するのが嫌になった」「まず、はっきりいってひどい車だ。安上りで加速が遅い。それは特殊効果チームがどんどん(大金をかけて)ちょっとした意見を加える前の話だ」 そして、内装に数々の装飾が追加されたが、どれも角ばっていたため安全には運転できなくなったとして、「手は切り傷だらけ、拳は打撲、肘はコンソールにぶつけてあざだらけだった」と続けている。
トランプ米政権は20日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザの和平案を維持するため、現地に高官を派遣するなど対応に追われた。ネタニヤフ・イスラエル首相が、米国が仲介した合意を破棄する可能性があるとの懸念が政権内で高まっているためだ。イスラエルは19日にガザを空爆しており、和平実現に向けた動きは緊迫の度を増している。 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(左)とドナルド・トランプ米大統領=2025年10月13日、イスラエルのベングリオン国際空港(REUTERS/Evelyn Hockstein) 米紙ニューヨーク・タイムズは20日夜、ホワイトハウスが「ガザ和平合意を維持するために奔走している」とし、「ネタニヤフ首相が米国仲介の合意を覆すことへの懸念を強めている」と報じた。これを受け、バンス副大統領がイスラエルに向かい、合意の交渉を担ったクシュナー大統領上級顧問(トランプ氏の娘婿)らと合流する予
米フロリダ州のパームビーチ国際空港で、トランプ大統領が大統領専用機から降りる場所を直接見渡せる位置に、狩猟用の監視台のようなものが見つかり、米連邦捜査局(FBI)が捜査していることがわかった。大統領警護隊(シークレットサービス)が先週、大統領の訪問に先立つ事前警備の際に発見した。現場に人はいなかったという。 フロリダでトランプ氏が大統領専用機から降りる場所が直接見える位置に、狩猟用の監視台のようなものが発見された(U.S. Secret Service) シークレットサービスのアンソニー・グリエルミ報道官が米紙インディペンデントに明かしたところによると、発見は先週、週末にフロリダを訪問するトランプ氏の到着に先立つ事前警備の掃討作戦中だった。「我々のチームはパームビーチ国際空港の近くで懸念すべき物品を確認した」と同氏は声明で述べた。 グリエルミ氏は「大統領の移動にいかなる影響もなく、現場に人
Published 2019/12/18 19:00 (JST) Updated 2023/06/06 10:31 (JST) 裁判所で「人種差別」と認定された在特会側のデモ。襲撃事件後、京都朝鮮第一初級学校の周辺で2回にわたって行われた(2010年3月28日、京都市南区) 「正義のためにやっている」。2019年9月、ヘイトスピーチ(憎悪表現)をした過去について、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」元メンバーの被告の男(51)=京都市右京区=は、京都地裁であった公判で声を強めた。 10年前の京都朝鮮第一初級学校(南区)の襲撃事件で、差別を扇動する罵詈(ばり)雑言を浴びせたうちの一人。威力業務妨害罪などで有罪となった後に服役し、高額の賠償命令も受けていた。 今回の裁判では、2017年に同校の跡地そばで「この学校は日本人を拉致している」「学校関係者かな、と思ったら110番して」などと拡声器
トランプ米大統領は18日、全米各地で自身の政権に抗議する大規模デモ「ノー・キングス(王はいらない)」が開かれたことを受け、自身が王冠をかぶり、「キング・トランプ」と書かれた戦闘機を操縦してデモ隊に茶色の液体を投下するAI生成の動画をSNSに投稿した。政権側はこの日、デモを軽視・嘲笑する姿勢を示しており、大統領による投稿もその一環とみられる。 この動画は、大統領の個人および政府のSNSアカウントで共有された。映像では、ニューヨークのタイムズスクエアとみられる場所で抗議する群衆の上空をトランプ氏が飛行。映画「トップガン」を想起させるケニー・ロギンスの楽曲「デンジャー・ゾーン」が流れる中、戦闘機がデモ参加者に向けて茶色の液体を投下する様子が描かれている。 主催者側の推計で全米50州で約700万人が参加したとされる「王はいらない」デモを前に、共和党は誇張、批判、そして嘲笑を織り交ぜた反応を見せてい
冷淡な人? 既得権益と闘う人? 駆け巡った衝撃ニュース、斎藤氏の本当の姿は 兵庫知事選 あの熱狂の中で ### ■情報氾濫「どっちが本当?」 それぞれのイメージ、膨らんでいった 連日連夜、兵庫県政のニュースがこれほど注目されたことがあっただろうか。 発端は知事の斎藤元彦の一言だった。「業務時間中にうそ八百を含め、文書を作って流す行為は公務員として失格です」 昨年3月27日。恒例の春の人事異動がトピックとなるはずだった知事会見の直前、退職を4日後に控えた元西播磨県民局長の解任と「退職取り消し」という異例の処分が発表された。 記者からの質問に対し、斎藤は元県民局長が「ある文書」を作成した可能性が高いため、と言及した。文書には斎藤の部下に対するパワハラや、プロ野球の阪神とオリックスの優勝パレードを巡る補助金のキックバックなど、7項目の疑惑が記されていた。 「いま一度、県庁全体の綱紀を粛正する必要
この夏、インド北部のヒマチャルプラデシュ州の霧深い丘陵地帯で、数百人の村人が集まる結婚式が開かれた。スニタ・チャウハンさんは祭壇で、兄弟であるプラディープ・ネギさんとカピル・ネギさんの二人の新郎に挟まれ、このヒマラヤ地方で何世紀にもわたり家族の形を維持してきた婚姻関係を結んだ。 一人の女性が複数の男性と結婚する一妻多夫制は、この地域ではヒンズー教の叙事詩「マハーバーラタ」の登場人物、5人兄弟と結婚したドラウパディーの伝説にちなみ、「パンダバ・プラタ」などとして知られる。世界的には珍しいこの結婚は大きく報じられたが、彼らが属するハッティ・コミュニティーにとっては、生き残るための知恵でもある。 土地守る兄弟婚 「兄弟が同じ女性と結婚すれば、農地を分割する必要がなくなる。家族は団結し、土地は一つに保たれるのです」と、自身も二人の父を持つ家庭で育ったラグビール・トマール氏は語る。新婦のスニタさんも
トランプ米大統領が2024年の大統領選の遊説中、飛行機内でマクドナルドのハンバーガー3種類を組み合わせて特製の「スーパーバーガー」を作って食べていたことが、共和党幹部の証言で明らかになった。トランプ氏のファストフード好きは知られているが、その異様な食生活の一端が新たに示された形だ。 トランプ氏の盟友である共和党全国委員会のジョー・グルーターズ委員長(79)が、ポッドキャスト番組で語ったもの。グルーターズ氏は、遊説中の飛行機内でトランプ氏が斬新な食事を作り上げるのを目撃したという。 遊説中に見た「最も面白い、あるいは予想外のこと」を問われたグルーターズ氏は、「大統領が食べる量とその内容」だと答えた。自身もそれを試食したものの、「24時間ひどい気分になった」と付け加えた。 グルーターズ氏によると、機内ではマクドナルドの熱いフライドポテトがトランプ氏を待っていた。「私の席にもフライドポテトがあっ
トランプ米大統領が10日、英製薬会社との合意に基づき、医薬品の価格を最大で「1000%」引き下げると発言し、その数学的な矛盾から物議を醸している。この発言に対し、ジャーナリストやイリノイ州知事などから「思考形成能力が低下している」との批判や、認知機能の低下を懸念する声が上がっている。 トランプ氏は10日、ホワイトハウスでの発表で、英製薬会社との新たな合意を誇らしげに宣伝し、「薬価は100%、400%、600%、場合によっては1000%下がるだろう」と述べた。「28年間誰もやらなかったことなので、私はとても誇りに思う」と続けた。 この発言に対し、ジャーナリストのジェイソン・イーズリー氏は11日、自身が運営する左派系ニュースサイト「ポリティカスUSA」で、トランプ氏の「思考形成能力が明らかに低下しつつある」ことを示す最新の例だと厳しく批判した。 イーズリー氏は「いかなる商品の価格も100%以上
生物学的な母親を持たない赤ちゃんが将来生まれる可能性があるという。皮膚細胞から人間の卵子を作る方法の開発が進められており、新しい不妊治療への期待が高まっている状況だ。 新たな研究で、皮膚細胞を正しい数の染色体を持つ卵子のような細胞に変えるプロセスが実証され、その画期的な技術「ミトオシス」が、自然な細胞分裂を模倣し、卵子が受精して初期胚に成長することを可能にするそうだ。 今回の発見により、病気や年齢のために卵子を失った女性たち、そして男性同士が一緒に子供を持つことができる日が来るかもしれないという。 スコットランド、エディンバラ大学 MRC 生殖健康センター副所長のリチャード・アンダーソン教授はこう説明する。「新しい卵子を生成する能力は大きな進歩となるでしょう。この研究は、皮膚細胞からの遺伝物質が、受精し初期胚に成長するのに適切な数の染色体を持つ卵子のような細胞を生成するために使用可能である
陳国基・政務長官が率いる祝祭準備に関する各部局作業部会は、8日間にわたる国慶節・中秋節の連休期間が10月8日、無事に終了したと発表した。9日の香港メディアによると、香港の観光客受け入れはあらゆる面で順調に進み、台風の影響にもかかわらず約164万人の観光客が香港を訪れ、そのうち140万人余りが中国本土からの観光客だった。中国本土からの観光客到着数のピークは10月1日で、23万人を超える観光客が本土から香港を訪れた。連休中、中国本土からの観光客が最も多く利用した入境地点は、高速鉄道西九龍駅と落馬洲駅だった。 10月1日夜、ビクトリア・ハーバーで行われた国慶節の花火大会には34万人以上の観客が集まった。大坑のファイヤー・ドラゴンも10万人以上の観客を集め、ビクトリア公園で8日間にわたって行われた中秋節ランタンフェスティバルには38万人以上の来場者が訪れた。中国本土からの団体旅行客は約1300団体
ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ氏は水曜日、パリでAFP通信の取材に応じ、米国の政府機関の一部閉鎖について、政治家たちが貧困層よりも富裕層や権力者の利益を優先した結果であり、「富豪たちによって運営される政府」が原因だと強く批判した。 経済学者のジョセフ・スティグリッツ氏は、現在の米政府機関閉鎖を「富豪たちが運営する政府」のせいだと非難した(STEPHANE DE SAKUTIN / AFP) 米政府は1日、新会計年度の予算案をめぐり与野党の合意が得られなかったため、必要不可欠な業務を除いて機関を閉鎖した。政府機関の閉鎖は、第1次トランプ政権時の2019年の35日間にわたる閉鎖以来となる。 医療保険補助金の失効やトランプ政権による政府機関の解体に対する草の根の怒りを背景に、民主党は交渉を強いるためのてことして、予算案への投票を保留している。 スティグリッツ氏はAFPに対し、「
米アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏は金曜日、イタリアで開かれたハイテク関連の会議で講演し、現在の人工知能(AI)ブームは「産業バブル」の状態にあるとの見方を示した。一方で、そのバブルが社会にもたらす恩恵は「巨大なものになる」とも強調し、長期的な発展に期待を寄せた。 イタリアのトリノで開催された「テックウィーク」で聴衆を前に語ったベゾス氏は、「製品もない6人ほどのチームに、投資家が数十億ドルを投じている。これが今日起きていることだ」と述べ、現状を「一種の産業バブルだ」と評した。ベゾス氏自身も、米国の生成AIスタートアップ企業「パープレキシティ」に投資している。 しかしベゾス氏は、この状況は2008年に危機をもたらした「金融バブル」とは異なると主張。「社会が避けるべきはそうしたバブルだ。産業バブルはそれほど悪くなく、むしろ良いことさえあり得る。なぜなら、混乱が収まった後に勝者が誰であるかが分か
ピート・ヘグセス米国防長官は3日、ジョン・ハリソン海軍長官官房長を解任した。公式な理由は明らかにされていないが、ヘグセス氏が軍上層部に忠誠を求める演説を行った数日後の解任であり、政権による軍への統制強化の一環とみられる。 複数の国防当局者らが米メディアに明らかにしたところによると、ハリソン氏の解任は、ヘグセス氏が海軍の抜本的な改革の一環として進めていたフン・カオ氏の海軍次官への就任が今週承認された直後に行われた。国防総省は声明で「彼はこれ以上、海軍長官官房長として勤務することはない。我々は彼の同省への貢献に感謝する」と発表した。 ハリソン氏は今年1月に就任。ヘグセス氏や政権と緊密に連携し、海軍の方針や財政に関する大規模な改革や、指導部の刷新に取り組んでいたと報じられている。 ヘグセス氏は国防長官就任以来、多数の高官を更迭しており、今回のハリソン氏の解任もその一環。今年2月にはチャールズ・ブ
トランプ米大統領が9月30日に軍高官らを前に行った演説以降、公の場に姿を見せておらず、SNS(ネット交流サービス)上などで健康不安説や臆測が広がっている。野党幹部からも「誰も彼を見つけられない」といった声が上がるなど、その動静が注目されている。 トランプ氏は9月30日、軍高官らを前にした演説で、米国内の都市に「内部からの戦争」のために展開する準備を求め、「危険な都市を訓練場として使え」と語るなど、とりとめのない権威主義的な内容に終始した。しかし、その後は週の終わりまで公の場に姿を見せていない。 これについて、ハキーム・ジェフリーズ下院院内総務(民主党)はMSNBCの番組で「ドナルド・トランプはまるで大統領向けの証人保護プログラムに入っているようだ。誰も彼を見つけられない」と皮肉った。ジャーナリストのアーロン・ルパー氏はSNSで「トランプ氏は火曜日以降、公の場に姿を見せておらず、今日の予定表
世界に13億人超の信者を抱えるローマ・カトリック教会の指導者、ローマ教皇フランシスコが、ロシアのプーチン大統領に激怒している。「時代錯誤の権力者が戦争を引き起こしている」と強い言葉で非難。ロシアの侵攻を受けるウクライナの首都キーウ(キエフ)への訪問を「検討中」という。しかし実現の可能性はどれぐらいあるのか。4月2、3両日に教皇の外遊に同行した記者が分析した。(共同通信=津村一史) ▽ツイッターのフォロワー5300万人超 そもそも教皇とはどういう存在か。ローマ・カトリック教会はキリスト教の最大教派で、教皇は地上でのキリストの代理人と位置付けられている。初代教皇は12使徒筆頭の聖ペテロ(イタリア語でサンピエトロ)とされる。現教皇フランシスコは266代目だ。カトリックの総本山で世界最小の独立国バチカンの立法、行政、司法の全権を行使する元首でもある。 今回訪問したのは地中海の島国マルタ。現教皇は2
トランプ米大統領が、長年の対立を解決したと手柄を誇示する際に国名を混同していることを巡り、欧州などの首脳らが集まる国際会議の場で冗談にする一幕があった。トランプ氏の言い間違いが外交の場で公然と嘲笑の的になった形で、その様子を捉えた動画がSNSで拡散している。 デンマークのコペンハーゲンで開かれた欧州政治共同体の首脳会議で記念撮影に応じるイタリアのメローニ首相、ドイツのメルツ首相、NATOのルッテ事務総長、スペインのサンチェス首相、アルバニアのラマ首相ら=2025年10月2日(REUTERS/Suzanne Plunkett/Pool) SNSなどで拡散した動画によると、デンマークで2日に開かれた欧州政治共同体の首脳会議の合間に、アルバニアのラマ首相がフランスのマクロン大統領に対し、皮肉を込めてこう語りかけた。 「あなたは我々に謝罪すべきだ。トランプ大統領がアルバニアとアゼルバイジャンの間に
中国軍が今月初め、台湾海峡や南シナ海を航行中の英国海軍の艦船に対し、戦闘機による模擬攻撃や艦船による追跡などの威嚇行動をとっていたことが分かった。英紙タイムズなどが報じた。英国の艦船は「航行の自由」作戦の一環で同海域を通過しており、中国側がこれに反発し、実力行使も辞さない姿勢を示したものとみられる。 英紙タイムズによると、フリゲート艦「リッチモンド」が今月初めに台湾海峡を航行中、中国軍の戦闘機の標的となった。戦闘機はミサイルを発射しなかったものの、攻撃時に行うのと同様の飛行パターンで接近したという。これは「模擬攻撃」と呼ばれる行動にあたる。 また、空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を旗艦とする空母打撃群が、領有権が争われる南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島を通過した際には、中国の艦船による追跡や嫌がらせを受けたと乗組員らが報告している。 「プリンス・オブ・ウェールズ」に乗艦する士官の
5日午後0時50分ごろ、JR岡山駅に停車中の新大阪発博多行きの山陽新幹線こだま849号の車内で、非常ボタンが押された。乗務員が車内を確認したが、異常はなく、約20分遅れで運転を再開した。 JR西日本によると、乗客が車掌に切符に関する問い合わせをするため、非常ボタンを押したという。上下計14本が最大23分遅れ、約6600人に影響した。
専門技術を持つ外国人向けの「H-1Bビザ」制度をめぐり、トランプ政権の支持層内で数カ月にわたり対立が激化している。この問題は、共和党政権と巨大テック企業との間の予期せぬ同盟関係を脅かす可能性を秘めている。 IT業界で広く利用されているこのビザ制度をめぐる議論は、新たな局面を迎えている。トランプ連合内の著名なテック業界のリーダーたちと、H-1Bビザ取得者の大半がインド人であることから、経済的およびアイデンティティー的な理由で制度に反対する排外主義的なMAGA(アメリカを再び偉大に)派が真っ向から対立しているのだ。 9月19日、トランプ大統領はH-1Bビザの申請者に10万ドル(約1500万円)の手数料を課す大統領令に署名。また、外国人が100万ドルを支払うことで米国の居住権を得られる、長年公約してきた「ゴールドカード」を創設する大統領令にも署名した。 H-1Bビザは毎年数十万件が発給され、その
27日、未成年者への性的虐待などの罪で起訴され、勾留中に死亡した米国の富豪ジェフリー・エプスタイン氏の関連文書の第3弾が公開された。文書には、実業家のイーロン・マスク氏や著名投資家のピーター・ティール氏、トランプ大統領の元側近であるスティーブ・バノン氏、英国のアンドルー王子といった著名人の名前が含まれていた。 米下院監視・政府改革委員会の民主党委員は、エプスタイン氏の遺産管理団体から電話の伝言記録、航空機の飛行記録や搭乗者名簿、会計台帳、そして同氏のスケジュール表などを含む文書の提出を受けたと発表した。 同委員会の報道担当者であるサラ・ゲレロ氏は、「ジェフリー・エプスタインが世界で最も権力と富を持つ男性たちの何人かと友人であったことは、全ての米国人にとって明らかであるべきだ。生存者と被害者に正義をもたらすために我々が取り組む中で、新たに作成されるすべての文書が新たな情報を提供する」と述べた
Published 2024/12/21 19:49 (JST) Updated 2024/12/22 08:49 (JST) 石破茂首相は21日午前、自民党本部近くのコンビニエンスストア「ローソン永田町一丁目店」に立ち寄り、食品や飲料を購入した。周辺によると、首相自ら買い物するのは数カ月ぶりという。過去の首相動静によると、岸田文雄前首相がATM利用などで入店した例はあるが、視察や出張時でなく現職首相がコンビニに入るのは珍しい。 石破首相は、大きなレジ袋を持った秘書官と共に店を後にした。午後にかけて衆院第2議員会館の事務所で4時間ほど滞在しており、この間の食事を調達したもようだ。
英情報誌「タイムアウト」は、2025年版の「世界で最もクールな地区」ランキングを発表し、東京の「本の街」として知られる神保町を1位に選出した。古書店街としての歴史や、カレー店、レトロな喫茶店などが混在する文化的な密度の高さが評価された。 このランキングは、地元専門家が推薦した地区を、文化、コミュニティー、居住性、ナイトライフ、食、街の雰囲気や、同誌の旅行編集者グレース・ベアード氏が「定義しがたい『今っぽさ』」と表現する感覚など、多岐にわたる基準でランク付けしたもの。ベアード氏は、選ばれた地区は多様でありながらも、それぞれが「DIY精神と、創意工夫や楽しさを求める揺るぎない傾向」を反映していると述べた。 「何世代にもわたり東京の知識人たちが好んで集う場所」と評された神保町は、その文化的な密度の高さで称賛された。数ブロックに約130軒の古書店がひしめき、多くは歩道にまで商品を並べている。中でも
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