2019年の参院選で、札幌市で演説中の安倍晋三首相(当時)にヤジを飛ばした男女が、北海道警の警察官に違法に排除され、憲法が保障する表現の自由を侵害されたとして、道に慰謝料など計660万円の損害賠償を…
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今年4月、北海道・旭川市で17歳の女子高校生が橋から落とされて殺害された事件。殺人の疑いで再逮捕された内田梨瑚容疑者(21)と同事件を担当していた北海道警旭川中央署のX警部補が不倫関係にあったことが「週刊文春」の取材でわかった。旭川中央署の署長は取材に対し否定せず、北海道警本部は「個別具体的な内容については、回答を差し控えます」とした。2人の不倫関係が殺人事件の捜査に影響を及ぼさなかったか、今後、道警には詳しい説明が求められるだろう。 ◇◇◇ 「女子高生を橋に置いてきただけ。突き落としていない」と供述 留萌市の女子高生・村山月(るな)さん(17)を、旭川市内の渓谷「神居古潭(かむいこたん)」の神居大橋から10メートル下の石狩川に突き落とし溺死させたとして、内田とA子容疑者(19)が再逮捕されてから約3週間が経過した。 “性欲モンスター”内田梨瑚容疑者 「村山さんが内田の写真を勝手にSNSに
北海道警ヤジ排除訴訟の閉廷後、訴訟への思いを語る原告の大杉雅栄さん(左から1人目)と桃井希生さん(同2人目)ら=札幌市中央区の大通公園で2021年9月10日午後4時57分、高橋由衣撮影 「ジュース買ってあげる」――。2019年7月、参院選の街頭演説で安倍晋三前首相にヤジを飛ばした20代の女性に、北海道警の警察官がこう声を掛けるなどして、デモ参加者を排除した詳細な状況が、法廷で明らかになった。 ヤジを飛ばして警察官に排除されたとして、札幌市の男女2人が道に損害賠償を求めた訴訟で9日、証人尋問が札幌地裁(広瀬孝裁判長)であり、原告の桃井希生さん(26)に対処した女性警察官が出廷した。 女性警察官は、桃井さんのヤジを制止し、その場から移動させた。その後、札幌駅近くのビルから出てきた後に突然走り出した桃井さんは「明らかに不審だった」と説明。その後、桃井さんを追跡し「ジュース買ってあげる」と持ち掛け
なぜここまで旭川警察は腐敗してしまったのか。背景には道警全体に蔓延している「隠蔽体質」があると語るのは、長年、情報公開請求によって道警の不祥事を追及してきた札幌在住のライター・小笠原淳氏だ。 「道警の現役警部が覚せい剤密輸や拳銃摘発の『やらせ捜査』に関与していたとして逮捕された『稲葉事件』('02年)以降も、道警ではさまざまな不祥事が起きていますが、隠蔽体質はまったく変わっていません。『不祥事は隠せる』という驕りにより隠蔽が生まれ、組織的な責任の検証も行われないので警官のモラル低下にも歯止めがかからないのです」 小笠原氏によると、道警では今年4月にも遠軽署の警官2人が「大麻パーティ」をして書類送検されたが、事件当初所属や氏名は公表されず。同月にはさらに、北見方面本部監察官室長の警視が温水プールで泥酔して保護される事件もあった。この警視は頻繁に泥酔トラブルを起こしていたという。 「そんな人物
「急いで家に帰りたかった」。男は時速175キロで走った疑いで逮捕されました。 北海道・北広島市の国道で法定速度を115キロ超えて乗用車を運転したとして、札幌市に住む30歳の男を逮捕しました。 道路交通法違反(速度超過)の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区に住むアルバイト従業員の30歳の男です。 男は今月6日午後10時前、北広島市西の里の国道274号を札幌方向に向かって乗用車を運転していた際、法定速度を115キロ超える175キロで走行した疑いがもたれています。 当時、警察は移動式の速度違反取締装置を設置して取り締まりを行っていました。 装置に記録された車のナンバーや顔写真から男を特定し、任意で事情聴取を行ったところ容疑を認めたことから逮捕に至りました。 警察の調べに対し男は「急いで家に帰りたかった」と供述しているということです。 道警本部交通指導課によりますと、法定速度115キロ超過・175
Published 2024/08/20 13:15 (JST) Updated 2024/08/20 13:31 (JST) 2019年の参院選で街頭演説中の安倍晋三首相(当時)にやじを飛ばし、北海道警に排除された女性(29)が道に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は道側の上告を受理しない決定をした。道警の対応を憲法で保障された表現の自由の侵害と認め、道に55万円の賠償を命じた二審札幌高裁判決が確定した。19日付。 同じく排除された男性(36)も道を訴えていたが、第1小法廷は19日付で男性側の上告を退ける決定をし、男性の敗訴とした二審の判断が確定した。裁判官5人全員一致の結論で、詳しい決定理由は示さなかった。 二審判決によると、2人は19年7月15日、JR札幌駅前などで演説していた安倍氏に対し「安倍やめろ」「増税反対」などとやじを飛ばし、警察官らに肩や腕などをつか
新聞記者が、公共施設内での取材中に不法侵入で逮捕された――。北海道・旭川市で起きた出来事が、地元報道関係者に衝撃を与えている。各社の記者が批判するのは、公的機関の異様な取材制限を警察が追認し、容疑者となった記者の所属会社もとりたてて抗議の声を上げていないこと。地元医大の学長人事をめぐる騒動のさなかに伝わった想定外の“事件”は、どういう形で決着することになるのか。 ■大学職員が記者を「逮捕」 事件が起きたのは、現学長のハラスメント疑惑が伝えられる旭川医科大学。渦中の吉田晃敏学長の辞意を受けた同学が同氏の解任を決める選考会議を設けた今月22日夕、地元紙・北海道新聞の女性記者が会議室のある「看護学科棟」に無断で立ち入ったとして建造物侵入の疑いで現行犯逮捕された。調べにあたった旭川東警察署は2日後に記者を釈放したが、同記者や上司らへの捜査はその後も続いており、送検の有無は25日時点で決まっていない
やじ排除で賠償命令確定 55万円、道警側上告退ける―最高裁 時事通信 社会部2024年08月20日23時21分配信 北海道警のやじ排除を巡る訴訟の最高裁決定を受け、記者会見する原告の桃井希生さん(左)と大杉雅栄さん=20日午後、札幌市 2019年参院選での安倍晋三元首相の応援演説にやじを飛ばした札幌市の団体職員桃井希生さん(29)が、北海道警の警察官に排除され精神的苦痛を被ったとして道に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は19日付で道側の上告を退ける決定をした。裁判官5人全員一致の意見。表現の自由を侵害したとして道に55万円の賠償を命じた二審判決が確定した。 検事発言、国に賠償命令 取り調べで「ガキ」―東京地裁 二審札幌高裁判決などによると、桃井さんは19年7月、安倍元首相がJR札幌駅前で行った街頭演説の際、「増税反対」「自民党反対です」などと大声を上げた。警備に当
記者会見で心情を語る原告の大杉雅栄さん(左)と桃井希生さん=札幌市中央区で2023年6月22日午後4時23分、貝塚太一撮影 2019年の参院選期間中、街頭演説をしていた安倍晋三首相(当時)にヤジを飛ばして北海道警に排除されたとして、札幌市の男女2人が道に計660万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、札幌高裁(大竹優子裁判長)は22日、道に計88万円の賠償を命じた1審・札幌地裁判決を一部取り消し、大杉雅栄さん(35)は逆転敗訴、桃井希生さん(27)については勝訴を維持する判決を言い渡した。 札幌高裁判決は、警察官による有形力の行使に一部は合理性があったと判断し、原告2人の主張を大筋で認めた1審・札幌地裁判決とは異なる結論を導いた。高裁判決は「表現の自由」と「要人警護」の線引きの難しさを浮き彫りにしたと言える。
【メソト(タイ北西部)共同】特殊詐欺拠点が集まるミャンマー東部を実効支配する少数民族武装勢力が保護した日本人の可能性がある男性について、北海道警が窃盗容疑で逮捕状を取っていたことが28日、複数の関係者への取材で分かった。武装勢力によると36歳の日本人で「日本に帰りたくない」と話している。 【写真】少女買春でラオスに向かう日本人客「楽しみ」10歳児集めた部屋 保護したのは武装勢力「国境警備隊(BGF)」で、ミャンマー東部ミャワディの詐欺拠点が集まる「シュエココ」で26日夜に発見。BGFによると、日本側から捜索を依頼されていた。日本に送還する方針という。約4カ月前からミャンマー側に入り、詐欺に関わっていたとみられ、BGFはシュエココで「身を隠していた」と説明した。 BGFは2月に複数の詐欺拠点の捜索中、保護しようとしていた多数の外国人が逃走したと説明。現場にいるとみていた計約20人の日本人も所
北海道の現職警察官が違法捜査で精神的苦痛を受けたとして、職場である道警に損害賠償を求める訴えを起こした。原告の警察官は趣味のモデルガン収集で銃刀法違反に問われ、違法に家宅捜索を受けるなどの被害に遭ったほか、評定や給与などの待遇面で不当な取り扱いを受けたとしている。 ◇ ◇ ◇ 道警に約412万円の賠償を求める訴えを11月20日付で札幌地方裁判所に起こしたのは、北見方面網走警察署に勤務する男性巡査長(27)。訴状などによると、巡査長は道警本部機動隊に所属していた2022年1月、インターネットのヤフーオークションで模造古式銃を購入した。事の発端は、この時入手した品物について巡査長が警察に問い合わせを寄せたことだった。 模造拳銃の所持は銃刀法で禁じられているが、模造古式銃についてはその限りでない。先述のヤフオク落札品も合法品だったが、巡査長は念のため最寄りの札幌南警察署に連絡、非合法品に
北海道警の刑事でありながら、覚醒剤の使用に加えて営利目的の販売で「3、4年で1億円以上」も荒稼ぎしていた稲葉圭昭(68)。懲役9年の実刑判決を受け、長年の服役経験もある“悪い奴”だ。出所後の2011年、その破天荒すぎる半生を著書『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』として出版。2016年には、綾野剛主演の映画『日本で一番悪い奴』にもなり、日本全国に知れ渡った。 稲葉氏はヤンチャな高校生活の傍ら、幼い頃から続けていた柔道では全国3位という実績をつくり、道警の採用試験を突破。その後に自ら志願して刑事になった。 「協力者(スパイの頭文字をとりエスと呼ばれる)を作ってそこから情報を取れ」 機動捜査隊所属時に上司からこう指示された稲葉氏は、ヤクザや薬物中毒者などの事件に絡む多種多様なエスと付き合い始める。暴力団員らとも濃密な付き合いを重ねることが増えていった。 稲葉氏は刑事としての実績を上げていった
判決を受けて紙を掲げる原告(中央)ら=札幌市中央区で2022年3月25日午前11時18分、貝塚太一撮影 札幌市内で2019年7月、参院選の街頭演説をしていた安倍晋三元首相にヤジを飛ばした札幌市の大杉雅栄さん(34)と桃井希生さん(26)が北海道警の警察官にその場から不当に排除されたとして、道に計660万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、札幌地裁であり、広瀬孝裁判長は「政治的表現の自由を侵害した」などとして、道警側に計約90万円の賠償の支払いを命じた。 訴状によると、2人は札幌駅前の演説場所周辺でそれぞれ「安倍やめろ」「増税反対」などとヤジを飛ばしたところ、複数の警察官に強制的に移動させられたとされた。
この映像は、おととしの7月15日。参議院選挙で演説をしていた安倍前総理に、批判の声をあげた市民が警察に排除されたものです。 表現の自由が奪われたとして問題になった「道警ヤジ排除」から、15日で2年。当事者たちの想いです。 「人権無視する警察いらない!」(デモのシュプレヒコール) 今月10日、札幌の中心部では、およそ30人が練り歩き、道警に対する抗議デモをしました。 大杉雅栄(おおすぎ・まさえ)さんは、おととし、7月、安倍前首相に向かってヤジを飛ばし、警察官にその場から連れ出されました。 「コロナがずっとあって、声を上げづらい、街頭で抗議しづらい。一方で社会に対して政治に対しておかしいでしょと思っている人は増えてると思うんですよね」(警察に排除された大杉雅栄さん) 「この左翼活動家どもが」「ヤジを飛ばす場所じゃねえんだよ。人間やめろ」(SNSの投稿) 声をあげた彼らに対して、SNSで広がる誹
判決文を読んだ結果は… 北海道警察によるヤジ排除への訴訟 ヤジ排除訴訟の判決文と表現の自由 原告大杉雅栄らに対する警察官の行為とヤジの内容 原告桃井希生に対する警察官の行為とヤジの内容と現場図 北海道警察の主張「警職法4条1項・5条」 公職選挙法上の演説妨害の犯罪事実を主張しないのか? 犯罪検挙と犯罪予防の狭間で揺れる警察官 選挙における演説妨害を禁ずる公職選挙法 民主政治の基盤である選挙において演説妨害を禁ずる公選法 正々堂々、「選挙の自由妨害」を主張すべきでは? 北海道警察によるヤジ排除への訴訟 2019年7月15日に北海道札幌市で安倍晋三自民党総裁(当時)の参院選の街頭演説中にヤジを飛ばした市民を警官がその場から引き離した行為などが違法だとして争われた訴訟。 これを「ヤジ」と呼ぶべきかというと疑問であり、より適切なのは国語的な意味での「連呼行為」ですが、実際の動画があるのでそれを見る
2019年7月、札幌市で参院選の街頭演説をしていた当時の安倍晋三首相にヤジを飛ばして道警の警察官に排除された男女が道に損害賠償を求めた訴訟は今年3月下旬、札幌地裁が排除行為を違法と認め、道に賠償を命じる原告勝訴の判決を下した。判決は、トラブルが起きる危険が切迫しており適切な職務の遂行だったとする道警の主張を退けた上、ヤジを公共的で政治的な表現行為と認め、その排除は表現の自由の侵害だと判断。道警側には「完敗だ」と衝撃が走り、道は判決を不服として札幌高裁に控訴した。ヤジ排除の妥当性を巡る法廷闘争は長期化の様相も見せる。一連の問題を振り返ると、市民の表現行為への配慮を欠いた道警の姿勢が浮かぶ。 安倍晋三首相(当時)の街頭演説で「増税反対」と叫んだ直後、警察官らにつかまれ、群衆から引き離される桃井希生さん(中央)=2019年7月15日、札幌市中央区のJR札幌駅前 「安倍辞めろ」「増税反対」。19年
副署長が万引き疑い 聴取後死亡、書類送検へ―北海道警 2022年06月29日11時47分 道警本部=札幌市中央区 北海道警深川署副署長の男性警視が、スーパーで万引きをした疑いで道警から任意の事情聴取を受け、その後死亡していたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。道警は自殺とみて捜査するとともに、被疑者死亡のまま書類送検する方針。 「仕掛学」で防犯対策 「つい…」心理利用―愛知県警など 捜査関係者によると、副署長は18日、旭川市内のスーパーで菓子を盗んだ疑いが持たれていた。会計をしないまま店外に出た際、店員に声を掛けられ、110番された。その後、道警の事情聴取に対して容疑を認めた。道警は在宅で捜査していたが、21日、札幌市内で死亡しているのが見つかった。 社会 コメントをする
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