韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権の日本に対する姿勢に変化が見られる。10月24日には李洛淵(イ・ナギョン)首相が安倍首相と会談。文大統領の対日姿勢は軟化したのか。 【全画像をみる】文大統領が突然、日韓関係改善に積極的になった理由。アメリカの圧力と経済失速 文大統領は10月18日、就任後初めて各国の大使らを青瓦台(大統領府)に招いてレセプションを開催した。 日本の在韓大使である長嶺安政氏も出席。文大統領は長嶺大使夫妻とは他国の参加者より長い、約2分20秒の間会話を交わした。大統領夫人である金正淑氏も長嶺大使夫人の手を10秒間握りながら親しく挨拶を交わした。 翌日、韓国の各朝刊は一斉に、文大統領と長嶺大使が挨拶を交わす写真を1面に掲載。朝鮮日報は「文大統領が笑顔を浮かべ長嶺大使と握手をしている」というキャプションを付けた。中央日報は、「文大統領が日本の高官とこのような笑顔を浮かべながら明るい