ソフトそのものの料金である「ライセンス料金」についても、大きな変化が起きている。具体的な動きは二つある。 一つめは、インテルの大型サーバー用プロセッサ「Itanium」向けのライセンス料金の変化だ。 日本オラクルは2010年12月、Itanium向け製品のライセンス料金を2倍に引き上げた。Itanium向け製品のライセンス料金を決める係数を、「0.5」から「1.0」へと変更したのである。対象はItaniumの最新版「9300番台」だ。2010年12月以降にユーザー企業が購入した製品に適用する。 日本オラクルは、複数のコアからなるプロセッサ(マルチコア・プロセッサ)の種類に応じて、係数を独自に設けている。この場合のライセンス料金は、プロセッサのコア数を基に、二つの要素を掛け合わせる。オラクル製品の1コア当たりの単価、プロセッサごとの係数、である。 日本オラクルが定めている係数について見てみる
クラウドコンピューティング・サービスは、SaaS(サース)、PaaS(パース)、IaaS(アイアース)の3タイプに大別できます。これまで導入企業数が多かったのはSaaS型でしたが、ここに来てPaaS型やIaaS型を選ぶ企業が増えています。本連載では、まず第1回でPaaS型とIaaS型のそれぞれの特徴を見極めてから、第2~3回でAIGエジソン生命保険やクックパッド、パソナグループなどの導入事例を基に、選択と活用のポイントを探っていきます。 PaaSやIaaSは、ユーザー企業が利用したいアプリケーションを、クラウド上で実行できるサービスだ。PaaSとIaaSの普及によってクラウドの用途は大きく広がった(図1)。
●企業名:米Evernote ●Web APIを公開しているサイト:Evernote API Overview ●Web APIで提供している機能:User, Accounting, Notebook, Note, Resource, Tag, SavedSearch ●Web APIの提供形態:Apache Thrift バージョン 0.4.0 ベース ●Web APIの公開 開始時期:2008年10月 Hitchings:Evernoteは、ユーザーの記憶のためのプラットフォームになることを目標に、2008年6月にリリースしました。記憶には様々な場面がありますから、家の中や屋外等のロケーションにとらわれず、その場面に応じた機能を提供しなければいけません。そのため、Windows、Mac、iPhone、Android等の各種クライアントでアプリケーションをサポートしています。 Evern
NTTデータは4月から本格展開するクラウドサービス「BizCloud」の概要を発表した。一部サービスは2月から先行して提供する。 NTTデータは1月22日、4月から本格提供する予定のクラウドサービス「BizCloud」の概要を発表した。プライベート型クラウドシステムなどへの移行を支援する一部サービスは2月から先行して始めるという。 新サービスは、NTTおよびNTTコミュニケーションズと共同開発したサービス基盤を基に提供するパブリック型クラウドサービス「クラウドプラットフォームサービス」と、プライベート型クラウドシステムを中心とした環境の構築や移行支援、運用管理などを提供する「クラウド構築・運用サービス」の2つで構成される。 代表取締役常務執行役員の山田伸一氏は、「豊富な開発ノウハウを生かし、パブリック型やプライベート型、双方を活用するハイブリット型などユーザー企業が求める形態へ安心できるサ
国内クラウド市場、2015年には5倍以上に:矢野経済研究所予測 2009年12月22日 鴨沢 浅葱/Infostand 矢野経済研究所は12月21日、国内クラウドコンピューティング市場が2010年以降、急速に成長して2015年には5倍以上の7438億円規模に拡大するとの予想を発表した。従来サービスに加え、「プライベートクラウド」「クラウドインテグレーション」など新しいITビジネスが立ち上がるという。 同社によると、クラウドコンピューティング市場は現在、創世記にあり、多くのベンダーがサービスに着手する準備を整えているという。2009年時点のクラウドコンピューティング市場規模は1406億円だが、2012年には約3倍の4106億円に拡大。2015年には7438億円に達すると予想している。 また、現時点で市場に出ているサービスは大手ベンダーのSaaSなどのサービスが主体だが、今後は既存システムのク
先ごろネットワンシステムズが、SaaS、PaaS事業者10数社と共同で発表した「クラウド・ビジネス・アライアンス」は、クラウドサービスとユーザーの関係をあらためて考えさせるものだった。 雲をつなぎ合わせクラウド本来の価値を ネットワークインテグレーション事業を展開するネットワンシステムズ(以下、ネットワン)が、SaaS、PaaS事業者10数社と共同で、クラウドサービスの連携に必要な技術やビジネスモデルを検証する「クラウド・ビジネス・アライアンス(CBA)」を11月上旬に設立すると発表した。(ニュース記事参照) ネットワンはこのアライアンスの運営事務局を担当し、開発・実証実験の環境やエンジニアリソースなどを提供する。その上運営のための資金提供も請け負うということなので、一見、SaaS、PaaS事業を支えるIaaS(Infrastructure as a Service)事業者として、ネットワ
注目浴びる「クラウド・コンピューティングの現状図」 2008年12月15日 経済・ビジネスIT コメント: トラックバック (0) Evan Hansen 『ZDNet』のLarry Dignan氏は12月12日(米国時間)、米Sanford C. Bernstein社のアナリスト、Jeffrey Lindsay氏の報告書を基にして、クラウド・コンピューティングに関する懐疑的な見解をまとめた、興味深い概要を書いた。 この記事は、クラウド・コンピューティング分野で今、誰が、どの位置にいるかを網羅的に示した、以下の便利なチャートのおかげで、多くのリンクを獲得している。 Sanford C. Bernstein社のLindsay氏は、クラウド・コンピューティングは重要なビジネストレンドにはならないと主張している。理由は主に、米Amazon.com社のようなサービス提供業者が十分な売上を得ていない
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