ジャーナリストの伊藤詩織さんは、自身の性被害を取り上げたドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』で一部映像や音声を許諾のないまま使用した問題をめぐり、公式ホームページに謝罪文を掲載した。 謝罪文は10月25日付で、謝罪対象は、タクシー運転手とその家族。伊藤さんは承諾なく運転手の映像を撮影し、その後、連絡を取れないまま、映画に使用した。 「この判断は間違いであり、ご本人やご家族の皆さまに多大なご不快な思いをおかけすることとなりました。この点について、心よりお詫び申し上げます。協議中も使用を続けたことについても謝罪いたします」(謝罪文から) そのうえで「このたびの謝罪を寛大に受け入れてくださり、新しいバージョンの使用をお許しいただいた」としている。