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今回は速度をはかってみました

世界最軽量モバイルノートPC「LIFEBOOK WU5/J3」長期試用レビュー=動画エンコードもゲームの速度も満足でした

2025年02月17日 10時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●ASCII

提供: 富士通クライアントコンピューティング株式会社



 富士通クライアントコンピューティング(以下FCCL)の世界最軽量モバイルノートPC「LIFEBOOK WU5/J3」iconについて、前回は最大の売りであるモバイル性能と、ノートPCとしての使い勝手についてレビューしました。「富士通 WEB MART」iconにて絶賛発売中です。

 今回は「インテルCore Ultra 7 プロセッサー 155U」を搭載する本製品が、実際のアプリやゲームにおいて、どのぐらいのパフォーマンスを発揮するのかチェックしていきましょう。

「FMV Zero LIFEBOOK WU5/J3」17万2600円~

試用中のLIFEBOOK WU5/J3は、CPUは「インテルCore Ultra 7 プロセッサー 155U」(12コア[2P+8E+2LPE]、14スレッド、最大4.8GHz、15W)、メモリーは16GB(LPDDR5X-7467)、ストレージはPCIe Gen4 x4接続SSD「SAMSUNG MZVL8512HDLU-00BLL」(512GB)を搭載しています

 まずは目安として「LIFEBOOK WU5/J3」iconにて定番ベンチマークを実行したところ、CPUベンチマーク「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は8111pts、CPU(Single Core)は1478pts。

 3Dグラフィックスベンチマーク「3DMark」のTime Spyは1867。

 ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark」のシーケンシャルリード(SEQM1 Q8T1)は6078MB/s、シーケンシャルライト(SEQM1 Q8T1)は3518MB/sとなりました。

 Core Ultra 7 プロセッサー 155Uは12コア[2P+8E+2LPE]、14スレッド、最大4.8GHz、15W動作で、GPUは「Intel Graphics(1.95GHz)」、NPUは「Intel AI Boost」を内蔵しています。位置づけとしては、ピークパワーよりも、低消費電力動作に重きを置いたプロセッサーとなっています。

CPUベンチマーク「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は8111pts、CPU(Single Core)は1478pts

3Dグラフィックスベンチマーク「3DMark」のTime Spyは1867

ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark」のシーケンシャルリード(SEQM1 Q8T1)は6078MB/s、シーケンシャルライト(SEQM1 Q8T1)は3518MB/s

 定番ベンチマークのスコアを見れば、ウェブブラウジング、オフィスアプリ、動画視聴などの一般的な用途であれば快適にこなせることは試すまでもありません。

 そこで、クリエイティブ系アプリで高負荷な作業を実際に試してみたところ、「Adobe Lightroom Classic」で100枚のRAW画像(7968×5320ドット)を現像(カラ- - 自然)するのにかかった時間は4分13秒、「Adobe Premiere Pro 2025」で5分の4K動画(3840×2160ドット、30fps、H.264)を書き出すのにかかった時間は3分13秒となりました。

 このぐらいのデータ量のRAW画像現像、4K動画編集であれば、「LIFEBOOK WU5/J3」iconは実用的な速度で作業できると言えそうです。

「Adobe Lightroom Classic」で100枚のRAW画像(7968×5320ドット)を現像(カラ- - 自然)するのにかかった時間は4分13秒

「Adobe Premiere Pro 2025」で5分の4K動画(3840×2160ドット、30fps、H.264)を書き出すのにかかった時間は3分13秒

 次に、「LIFEBOOK WU5/J3」iconでゲームがどのぐらい快適に動作するのかチェックしてみましょう。

 ゲーム中のフレームレートを計測したところ、「Brut@l」は最大60.7fps、最小57.8fps、平均59.9fps、「Stray」は最大36.9fps、最小21.8fps、平均29.2fps、「PUBG: BATTLEGROUNDS」は最大45.9fps、最小22.3fps、平均33.3fps、「BIOHAZARD VILLAGE Z Version」は最大67.8fps、最小31.7fps、平均42.4fpsとなりました。

 どのゲームも1920×1200ドットで動作させているので、解像度はまだ下げられる余地があります。「Brut@l」以外は多少カクツキが見られますが、3Dゲームでも最低限プレイ可能なフレームレートで動作すると言えるでしょう。

「Brut@l」のフレームレートは最大60.7fps、最小57.8fps、平均59.9fps

「Stray」のフレームレートは最大36.9fps、最小21.8fps、平均29.2fps

「BIOHAZARD VILLAGE Z Version」のフレームレートは最大67.8fps、最小31.7fps、平均42.4fps

 正直、今回の結果はいい意味で意外です。「LIFEBOOK WU5/J3」iconは、クリエイティブ系アプリだけでなく、3Dゲームもある程度のフレームレートで動作することを確認できました。

 もちろん過剰な期待は禁物ですが、扱うデータ量や、画質設定にある程度配慮すれば、クリエイティブワークに活用し、ゲームを楽しめるだけのパフォーマンスを備えていると言えるでしょう。

 次回は「LIFEBOOK WU5/J3」iconの拡張性や、オススメ周辺機器情報などについてお伝えします。

「LIFEBOOK WU5/J3」の主なスペック
ディスプレー 14.0型ワイド1920×1200ドットLEDバックライト付 高輝度・広視野角 TFTカラーLCD(ノングレア液晶)
CPU インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155U / インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125U
グラフィックス インテル® グラフィックス(CPUに内蔵)
メインメモリー 8 / 16 / 32 / 64GB (デュアルチャネル対応 LPDDR5X-7467)
ストレージ SSD:約256 / 512GB / 1 / 2TB (PCIe Gen4)
インターフェース USB 3.2(Gen2)Type-C×2(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)、USB 3.2(Gen1)×2(1つは電源オフUSB充電機能付)、HDMI、RJ-45、オーディオコンボジャック、microSDメモリーカード対応
Webカメラ フルHD Webカメラ内蔵(プライバシーカメラシャッター付)(有効画素数約207万画素)
サイズ/重量 308.8×209×15.8~17.3mm / 約634g~約639g
サポートOS Windows 11 Pro 64ビット版 / Windows 11 Home 64ビット版
Office Microsoft 365 Basic + Office Home & Business 2024(個人向け)/なし



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