はてなキーワード: 細音啓とは
細音啓が原作のアニメの3つ目である『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』の2期が2024年夏に万策尽きて延期し、2025年春期に放送されなんとか終わった。
だが私は悲しい。
細音啓が原作のアニメは3つ目と記載したが、残り2つは『神は遊戯に飢えている。』と『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』。
『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』の1期が2020年秋作品なので正しくはこれが一番初めの作品ではあるが一先ずの最終作として3つ目とする。
まぁ私が見た順的に最後だったのだが。
私は1クールにこれはひどいと思うようなアニメを1つは見たい主義で、
2024年夏はその嗅覚から『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』を見ることとした。
それが私が見た細音啓が原作アニメの1つ目だったが、それは酷いものだった。
その後、『神は遊戯に飢えている。』と『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』も同一の作者だと知り、
しかも『神は遊戯に飢えている。』に関しては前期(当時として前期、2024年春アニメ)で、私の中でクソアニメ愛好家と呼んでいる良き友人からの新鮮なお墨付きまで貰っていた。
であればいっそ同一作者のアニメを全部見て味を比べようと思った。
悪い言い方をするならばどれが良くできているか順位でもつけてやろうと思った。
驚くことに全部同じ味がした。
全部クソの味。
これら3つは全て別のアニメーション制作会社にて作られているので、
当然差異があり、良いところ悪いところを比べられると思っていたのだが、予想を下回ってきた。
『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』を見た後に『神は遊戯に飢えている。』がクソと言われている時点で察しろという話かもしれないが、
3つとも兎に角絵がクソで、作画維持のために動かないとかクソみたいなカットが多様されるとかで、
いやなんで同じベクトルでクソなんだよと。
『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』の1期を見終わった時点で正直なところ原作者にはかなり同情をしていた。
話の内容はいずれも素晴らしく魅力的というほどではないが、読めばそれなりに楽しめるものであろうとは思う内容であった(通称キミ戦は19巻もある)のもあり、
ここまでされることはないだろと。
原作者のXは私が観測した限りでは特に文句の一つもなく、淡々とアニメ公式のXのポストをRPしており、時折アニメの内容に補足するツイートをする程度であった。
こちらが悲しくなってきた。
自分の作品をこんなことに、しかも3つも同じようなことをされて穏やかでいられるのだろうか。
3つもやったんだからどれか1つぐらいまともでもいいじゃないか…
というか『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』の2期はシスベル救出までやれよ。
昨今と思いつつ実は既に何十年も粗製濫造され続けているアニメではあるが、
3つもアニメ化したんだぞ、どれかは良く、いや悪くなくあれよ、
と思を馳せつつ今期は『勇者パーティーを追放された白魔導師、Sランク冒険者に拾われる ~この白魔導師が規格外すぎる~』を楽しみにする。