[go: up one dir, main page]

沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

今月も金武町の芋畑

今年も もう12月ですね。

 

さて2025年12月最初のバードウォッチングは 金武町億首川周辺の農耕地区から。

 

開始早々、妻がタゲリを見つけました。

タゲリ金武町2025年12月6日)」

ここには1羽だけでしたが後から得た情報によると今季は今のところ2羽確認されているそうです。


www.youtube.com

 

この日はやたらとサシバの姿を見ました。

サシバ金武町2025年12月6日)」

背中が見えない、寒いのか羽根を膨らませている、翼を閉じていると 雌雄の判別が困難なサシバ。眉斑が薄いのでオスかな?

 

下の写真は妻が撮影したタシギ達。

タシギ(金武町2025年12月6日)」

いつも不思議に思っているんですが、彼らは自分の体の模様が保護色として威力を発揮する場所というのを認識しているんでしょうか。

 

河口側で農地の上を周回飛行しているクロハラアジサシを見つけました。


www.youtube.com

クロハラアジサシ(金武町2025年12月6日)」

ここで顔見知りの地元観察者さんと合流して しばし行動を共にすることに。

 

まずタヒバリに会わせてもらいました。

タヒバリ金武町2025年12月6日)

目の後ろの白斑がないのでビンズイではなくタヒバリで確定ですね。

 

その後はアカモズの亜種シマアカモズがよく目撃される場所を教えていただきました。

シマアカモズ金武町2025年12月6日)

モズに会うのも久しぶりです。

 

下の写真は妻が撮影した同一個体。

シマアカモズ金武町2025年12月6日)

アカモズの亜種ですがあまり赤くないんですね。

 

ここでお礼を言って別れ、私達は車を停めた駐車場へ戻ることにしました。

 

帰り際に河口の倒木で一休みするクロハラアジサシを見かけました。

クロハラアジサシ(金武町2025年12月6日)」

クロハラアジサシはこの日はこの1羽だけのようでした。

 

それにしても今回は地元の観察者さんのおかげでシマアカモズという稀な旅鳥の写真を撮ることができて感謝感謝です。

 

ニュウナイスズメハイタカの情報も頂いたので近い内に再度訪問して、あわよくば写真に収めてみようと思っています。

 

 

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

2025年11月の野鳥

今回は2025年11月 1ヶ月間のまとめです。

 

11月のバードウォッチングは読谷村の高台からスタート。

シマキンパラ(読谷村2025年11月1日)

風が強すぎたからなのか野鳥の姿が少なく 空振り気味だったけどシマキンパラの群れを じっくり観察することができた。

okiyasu.hatenablog.com

 

上記と同日、オスのサシバをゆっくり観察する機会にも恵まれた。

サシバ読谷村2025年11月1日)

okiyasu.hatenablog.com

 

翌週は久しぶりになる金武町の億首川流域周辺で鳥見。

ササゴイ幼鳥(金武町2025年11月8日)

不鮮明ですがササゴイ幼鳥の写真も撮れた。

コチドリ幼鳥(金武町2025年11月8日)

okiyasu.hatenablog.com

 

この日印象に残ったのはホバリングしながら食事を摂るチョウゲンボウ

チョウゲンボウ金武町2025年11月8日)

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

 

その後2年ぶりにネオパークオキナワへ行ってきました。

ゴイサギネオパークオキナワ2025年11月22日)」

okiyasu.hatenablog.com

その数で来園者を圧倒するアフリカクロトキも相変わらず。

アフリカクロトキネオパークオキナワ2025年11月22日)

okiyasu.hatenablog.com

ベニヘラサギネオパークオキナワ2025年11月22日)

okiyasu.hatenablog.com

この日ネオパークオキナワを訪れた目的の一つであるオニオオハシ。

オニオオハシ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

前回は巣箱の中の背中しか見ることができなかったけど今回は間近に見ることができて良かった。

okiyasu.hatenablog.com

 

そして今回最大の目的である自然復帰に向けてリハビリ中の保護ノグチゲラ

ノグチゲラ♂(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

10月からリハビリルームが一般公開されると聞いてから ずっと行きたかったのです。

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

 

今年の11月は毎週末何らかのイベントに参加して過度の飲酒を繰り返していたため バードウォッチングへ行った回数が少なく、その少ない鳥見の内の一回はネオパークオキナワという結果になってしまいました。

 

10月から続く暴飲暴食のせいだと思われるけど 健康診断の数値も悪化してしまい 医者に苦言を呈される始末。

 

さて12月はどうなることやら。

 

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

ネオパーク内外の野鳥

ネオパークオキナワに行ってきたのですすが 東京ドーム5個分の広大な敷地には野鳥や保護鳥もいます。

 

まずはフライングケージのネット上で一休みしているヘラサギ

ヘラサギ(名護市2025年11月22日)

飛んでいる姿以外でヘラサギを下から見上げるのは初めてかも。

 

下の写真は3年ほど前から園内で飼育されている傷病鳥のシロチドリ。

シロチドリ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

怪我で左の翼を切除していて野生への復帰はできないそうで 1羽で寂しそう。

 

そして別記事でも紹介した傷病保護鳥のノグチゲラ

ノグチゲラ♂(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

こちらは傷も癒え野生復帰へ向けてリハビリ中。

 

駐車場脇のため池にも野鳥。

オナガガモオカヨシガモ(名護市2025年11月22日)

エクリプス期でとても地味なオスのオナガガモと おそらくメスのオカヨシガモ

オナガガモ(名護市2025年11月22日)

下の写真は妻が撮影したオナガガモ

オナガガモ(名護市2025年11月22日)」

次の写真も妻が撮影したオカヨシガモ

オカヨシガモ(名護市2025年11月22日)

他にもフライングケージのネットを通り抜けられる大きさのリュウキュウメジロシジュウカラなどの小型野鳥が内外を出入りしていたりします。

 

↓ 2年前にもパーク内の野鳥を撮影しているので興味がある方はそちらの記事もどうぞ。

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

リハビリ中のノグチゲラ

今回ネオパークオキナワへ行ってきた最大の目的は 保護鳥のノグチゲラを間近で見るため。

 

2024年に瀕死の状態で保護されてから約一年でここまで回復して、現在ヤンバルの森へ帰るためにリハビリ中のオスのノグチゲラ

ノグチゲラ♂(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

10月からリハビリテーションルームが一般公開になっていて間近で見られるチャンスは今しかないと思いやってきた次第。

 

つついている木は生息地のヤンバルの森から切り出してきたイタジイだそうです。

ノグチゲラ♂(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

ルームは全面ガラス張りのマジックミラー仕様で中からは見えないようになっているだけではなくバードストライク防止フィルムも張られているとのこと。

 

環境省の施設で保護されていたけど、飛ぶ練習をするためもっと大きなケージがあるネオパークオキナワで受け入れることになったそうです。

ノグチゲラ♂(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

昨今、マングースの駆除に伴い生息域の南進が確認されているとは言うものの絶滅危惧種であることにはかわりのないノグチゲラ

リハビリを経て森に帰れたらパートナーを見つけて子を成してほしいものです。

 

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

ネオパークオキナワのオニオオハシ

ネオパークオキナワで飼育されているオニオオハシ。

 

キツツキ目オオハシ科に分類され南米に広く分布する鳥。

オニオオハシ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

パーク内の国際種保存研究センターで飼育されていて 日本で初めて繁殖に成功したそうです。

 

人馴れしているので間近で観察できます。

 

それにしてもすごいクチバシですね。

 

同じ国際種保存研究センターで飼育されているレムールと金網越しになにやらコンタクトをとっていました。

オニオオハシ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

私達のカメラに興味があるようで首を大きく傾けて観察しています。

 

下は妻が撮影したオニオオハシ。

オニオオハシ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

目の周りの青い部分は光彩ではなくアイリングなんですね。

 

果物が好物だそうで飼育員さんが用意したカットフルーツをこの大きなクチバシで器用につまんで食べていました。

オニオオハシ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

2年前に訪れた時は ちょうど繁殖期で巣箱の中で抱卵していたため背中しか見ることができなかったので、やっと全身を拝むことができました。

 

おまけ

パークの入場口近くに骨格標本も展示されていました。

 

 

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

ネオパークオキナワのゴイサギ

ネオパークオキナワゴイサギ達。

 

2年前に訪れたときは居なかったと思うのですがどうだったかな。

ゴイサギ成鳥(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

沖縄では留鳥なので見慣れた鳥ではあるのですが 人馴れしている為こんなに間近で見られるのは嬉しい。

 

下の写真は妻が撮影した同一個体。

ゴイサギ:成鳥(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

ゴイサギの幼鳥である通称「ホシゴイ」も一羽いました。

ゴイサギ:幼鳥(ネオパークオキナワ2025年11月22日)


www.youtube.com

下の写真は妻が撮影したホシゴイ。

ゴイサギ:幼鳥(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

もう一羽成鳥が飛んできました。

ゴイサギ:成鳥(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

番なのかな。

 

妻が撮影したゴイサギの後ろ姿。

ゴイサギ:成鳥(ネオパークオキナワ2025年11月22日)


www.youtube.com

ゴイサギ:成鳥(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

それにしてもいくら調べてもこのゴイサギ達の情報が出てこない。

 

ネオパークオキナワのHPにも記載されていないけどこの子達は飼育されているのかそれとも何処かから潜り込んで住み着いているのか。

 

飼育員に聞いてみればよかった。

 

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

ネオパークオキナワへ行ってきました②

前回の続きでネオパークオキナワ探訪記です。

okiyasu.hatenablog.com

 

アフリカエリアの次は南北アメリカ大陸エリア。

ショウジョウトキ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

ショウジョウトキ達は園内の林を歩き回り自給自足で餌を調達。


www.youtube.com

 

アオコブホウカンチョウも園内を歩き回っています。

アオコブホウカンチョウ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

この子は近縁との交雑種で純粋なアオコブホウカンチョウではないそうです。

 

以前は仕切りの中で展示されていたクロエリサケビドリ達が園路に放たれています。

クロエリサケビドリ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)


www.youtube.com

子供の低い視点から見るとモンスターか恐竜にでも見えるようで、通りかかる子どもたちに一様に怖がられていて少し気の毒。

 

この夏から新しくオープンしたジャングルエリアではリスザルやコアリクイにルリコンゴウインコとヒムネオオハシが放されています。

ヒムネオオハシ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

胸が緋色だからヒムネオオハシなのかな。


www.youtube.com

やはり見た目通りクチバシが視界を遮るようで ちょっとした目視確認でも大きく首を動かすのが可愛い。

 

前回来園した時は鳥インフルエンザ対策で公開中止になっていたダチョウも見ることができました。

ダチョウ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

 

二重扉をくぐりオセアニアエリアへ。

クロトキネオパークオキナワ2025年11月22日)

アフリカエリアから脱走してきたアフリカクロトキかと思ったら、こちらは別種でインドやスリランカに生息するクロトキ

 

オセアニアエリアで飼育されていたヒクイドリは去年永眠したので展示終了とのことで残念。

 

順路の最後のあたりにある国際種保存研究センターが今回の目的地。

 

そして目的の一つオニオオハシ。

オニオオハシ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

オニオオハシは記事を分けます。

 

こちらは前述の交雑種ではなく本種のアオコブホウカンチョウ。

アオコブホウカンチョウ(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

アオコブホウカンチョウの人工繁殖にも成功しているそうです。

 

そして今回一番の目的である、保護鳥のノグチゲラ

ノグチゲラ♂(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

ノグチゲラも記事を分けます。

 

東京ドーム5個分の敷地を歩き回って帰ってきたらスナネコ達はガッツリ睡眠中。

スナネコ♂(ネオパークオキナワ2025年11月22日)

何故か2年に一度のペースで行きたくなるネオパークオキナワ

 

花鳥園でもあり繁殖研究施設でもあり傷病野鳥の保護施設でもあるネオパーク。

 

今後も応援していこうと思います。

 

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

プライバシーポリシー