監督 リュ・スンワン
キャスト
キム・ヘス…チュンジャ
ヨム・ジョンア…ジンスク
パク・ジョンミン…ドリ
てっきり社会派の映画かと思ったら違ってたわ。
漁村に住む海女さんたち。
生活のために密輸の仕事を請け負うことになったのね。
この映画の見どころはは
見どころというか、聴きどころというのか
70年代だか60年代だかの
あちらの歌謡曲が頻繁に流れるとこ。
気がつくと、ずっと曲がかかってる。
これを受け入れられる人なら楽しいかもしれない。
残念ながら、私は昔の曲すぎて…。
曲はともあれ、ファッションがやっぱり70年代。
これは見ててオシャレ感がたまらんかった。
モダンレトロだったり、上品なヒッピー風だったり。
柄も多彩であんな派手派手だったんだぁって。
もういっちょオマケでいうと髪型。
密輸で捕まった海女さんたちですが
一人だけ逃げることができたチュンジャ(キムヘス)。
2年後のあか抜けた姿の彼女の髪型を見て
なぜか ♪恋の綱渡りの頃の中村晃子にしか見えなくて。
そんな私観点のどーでもいい感想は置いといて。
海女さんと密輸の奴と
警察に出向した税関とチンピーの
騙し合いの話です。
前半はよくわかってません。
ラスト45分前からワクワクな展開になってきます。
チンピーvs海女さん軍団の海中での戦い。
アクションでここを戦場にするなんて斬新だわ!
海の中が澄んでてキレイで。
当たり前だけど海女さんだから、
素潜りで長時間海の中にいることができるんだよね。
ふだんの海女漁でもジェスチャーなんかの合図があるのか
チームとしての動きが良くって
団結して悪党を成敗してました。
さすが彼女たちの土俵なだけあって、
タコやウニや岩場も武器になる。
対して、海に慣れていない悪党たち。
いろんな死にざまにされてましたが、
あー苦しいだろうなー、
海の中だから息できないしなーと思った。
特別ゲストに人食いサメくんも登場。
もちろん、いい仕事ぶりを発揮してました。
だけどね、あんまり記憶に残らない作品だね、うん。