失職が決まったので、正確には元市長か?
いや、新市長が決まるまでは現市長なのか?分からない。
ちょっと吹っ切れたような田久保さんが、報道陣の囲み取材に答えた。
「市長を務めたことの卒業証書は欲しいですか?」との質問が飛んだ。
田久保市長は思わず笑みを浮かべて、答えた。
「そうですね、今日一旦議会の決定を頂きまして、『卒業』とさせていただきました」
さらに、「任期を務められなかったので、中退ではないのでしょうか?」と問われた。
自分で”卒業証書”と振っておきながら、さすが文屋は意地が悪い。
でも、彼女のその答えが今までで一番良かった。
「…議会の決定を受けてのことですので、『除籍』ということかなと思っております」
「…ありがとうございます」
『除籍』と自分から言ったことがいいね。
「市民にも『負けないで』と言われて、本当に嬉しかったです」…それは本当か?
「一生懸命やりきりました。やりきったという思いで今一杯でございます」
と涙を浮かべたというが、その涙は自分に対してだ。決して市民に対してではない。
更に、「その先の進退につきましてはご支援頂いている皆さんとよく話しながら…」
えっ!!!(@_@! 懲りずに、市長選にまたまた出るというのか !?
ここまで伊東市に汚名を着せ、大騒ぎを起こし、再選挙で税金の無駄遣いもして…
いくら心臓が強いと言っても、許されることと許されないことがあるだろう!
確かに、彼女の罪は学歴の嘘を言って、それを突き通しただけのことだ。
しかしその嘘一つが、伊東市に多大な恥辱と損害を与えた。
伊東市を、ここまで「有名」にした彼女の功績は非常に大きい。
それで、伊東市に行く観光客が増えたのかどうかは分からない。
もともと伊東市は有名な温泉地で、ハトヤホテルの宣伝でも世に広く知られた。
こうなったらいっそのこと、彼女は”観光大使”として活躍したらどうか?
田久保記念館を作れとまでは言わないが、観光客の誘致で”実績”を活かして欲しい。
余計な市議選・市長選で失った1億円以上の税金を、それで取り返してほしい。
「有名」になった伊東市を、逆転の発想で利用しない手はない。
田久保さんの手によって、寂れた温泉街も再び活気づくかもしれない。
田久保さんも、自分の人生で再び輝きを取り戻すことができるのでは…。
ぼくも伊東市に行って、温泉宿に泊まってみたくなったな (^_-)-☆

