カナリィ
かなりぃ
「今回はマジのガチ! メガシンカでうなぎのぼれ シビルドン」
『Pokémon LEGENDS Z-A』に登場するゲーマー兼ネットアイドルの女性で、ラシーヌ工務店の親方タラゴンの孫娘。
一人称は「ぼく」。主人公がOPで見ていたスマホロトムの画面にも彼女と思わしき姿がある。
主にゲーム実況を生配信しており、派手なプレイスタイルと炎上ギリギリの愛ある毒舌が特徴。
巷で非常に高い人気を誇り「DG4」というファンクラブも存在しており、彼女の肩書もDG4名義となっている。ちなみにDG4の名は「でんじほう」が由来らしい。
何を隠そうピュールも彼女の熱心な……というか厄介オタクレベルで推している大ファン。
彼女をデフォルメ化したお守り「カナリィぬい」も販売されており、所持すると獲得経験値や賞金額が増加するなどの恩恵を受けられる。
また、カナリィファン(通称カナ友)のためのファンイベント「カナリィカルトクイズ王決定戦」も定期的に開催しており、そちらではホロで出演しながらファン相手にクイズを出題。優勝者に握手やサインなどのファンサービスをしている模様。
……というのは、なんと祖父タラゴンがホロを使ったいわゆるバ美肉による演技の賜物であったことが判明。
同じビジュアルで実在する本物のカナリィはゲームに夢中でファンとの交流は二の次であるため、カナリィの魅力を世間に広めたい祖父がクイズ王決定戦のカナリィを演じていた。
ちなみに彼女がゲーム配信で利用しているパソコンもタラゴンが買い与えたものらしく、彼が率いるラシーヌ工務店の従業員もカナリィの痛T(タンクトップ)を着用・販売しているなど、工務店総出でカナリィを可愛がっている。
祖父がホロで自分の真似をしている事は、許可こそしているが流石に引いており、望んでいないアイドル方面での人気上昇も面倒に思っている。
祖父によるとファンとの交流は二の次と言われているが、実際のところはファンを大切にしている様子が随所に見られ、主人公とのバトル後も僅かな会話から自分のファンではないこと、同時にそれにも関わらずクイズ王になったことから自分の熱心なファンが裏にいて協力していたことを察して、主人公経由でサイン入りのぬいぐるみをプレゼントしているなどサービス精神は旺盛。
あくまで上記のカナリィカルトクイズの様なファンが参加するタイプの企画を行わないというだけだと思われる。
本編では紆余曲折あってランクアップ戦により居住地の工務店で対戦する事になる。なお、ボールはクイックボールを愛用。
ちなみに負けるとパニックになってしまうようで、コミカルな表情で意味不明(記号オンリー)なセリフを発する(本人曰くゲームの場合は視聴者コメントのおかげですぐ立ち直るとのこと)。
上位ランカーであるFランクに上がるだけのポケモンバトルの実力を持っているが、バトルよりもゲームが好きという理由からあまり積極的ではなく(ピュールもバトルの話をするのはレアと発言している)、主人公とのランクアップ戦でも「ひさびさのポケモン勝負」と発言している。とはいえ、主人公とバトルしたことによりバトルする楽しさも再認識した様子であり、ランクアップ戦後のストーリー中でも主人公にバトルの動画を見て勉強していることを仄めかしており、何度かリベンジしようとしている(一回はユカリのトーナメントで強制的なものだが)。
とあるイベントでは情報提供する代わりにガチのカナ友になってくれたらと譲ると発案した際、くやしー気持ちのままは嫌と即座に撤回したりとゲームと同じく負けず嫌いな一面も見せている。
ジャスティスの会のムクはピュールに負けず劣らずカナリィを崇拝している大ファンである一方、現実でも交友のある友人同士。
ちなみにマカロンを始めとする甘いものは苦手らしい。クイズにも出題されほぼノーヒントだが、実は彼女の一番のファンだとマウントしてくる男性に着いて行けば全問正解できたりする。
褐色の肌とでんきタイプらしい配色の髪が特徴。
髪型は左半分が黄色、右半分が青緑であり、シビルドンの口のデザインをした髪飾りでツインテールにしており、黄色と黒のマスクを常につけている(顔から完全に外す描写は一切なく、ずらして顎マスクか鼻マスクにする程度)。
ラシーヌ工務店に飾られている幼少期の写真を見る限り、地毛は黄髪で青髪部分は染めている模様。
トップスは紐が付いているミドリフ丈のチューブトップに、黄色の丈の短い長袖のパーカーを羽織った腹出しスタイル。
一応へそ出しではあるものの、おへそのあたりはベルトのような装飾物で隠れてしまい見えにくくなっている。
キーストーンは胸元のチャックに装着している。メガシンカする時はこれをトントンと叩く癖があり、これは祖父のタラゴンも同じような動作をしている。
クロップド丈のショートトップスに、ボトムはワイドシルエットとボリュームシューズを合わせたy2kファッションのようである。
ちなみに彼女は作中屈指のモノをお持ちだったりする。
そのためか、服装も相まってPIXIVにて投稿されているイラストの大半はそういうのが大半であるため、検索する際は注意。
「ぼくはエナドリ全開!シビルドンはメガシンカ全開で勝ーつ!」
5回目以降(ZAロワイヤル∞)
エレザード Lv73
デンリュウ Lv74
マッギョ Lv74
ライボルト Lv74
デデンネ Lv74
このシビルドンはシビビールの中でもあえてそこまで強くなかった個体を選び、一緒に強くなっていったという背景が語られている。
作中で最低3回戦うことになるが、そのすべてがでんきタイプのポケモンで統一されている。本来ふゆうの特性を持つシビルドンだが、Z-Aには特性が存在しないため、シビルドンもじめん技が弱点となっている。
そのため、ドリュウズやワルビアル、ホルードにカバルドンなどじめんタイプのポケモンを用意しておくとかなり楽な戦いとなるだろう。
逆に言えばじめんタイプがいないと結構苦労する相手かもしれない。耐久が高めのマッギョやメガシンカしてくるシビルドンには要注意。
しかし、デンリュウがれいとうパンチ、シビルドンがアクアブレイクを覚えていることもあるため、不意に弱点をつかれて倒されないように注意しよう。
英語版の名前は「Canari」。canariは仏語で「カナリア」「カナリア色(明るい黄色)」を意味する。
「カナリー」が名前に入る植物は多く、ヤシ科ナツメヤシ属のカナリーヤシ(一般的には「フェニックス」と呼ばれる)、イネ科クサヨシ属のカナリークサヨシ(「カナリーグラス」「カナリーシード」とも)、キキョウ科カナリア属のカナリーベルフラワーなどが存在する。
また、でんきタイプの使い手であることから、恐らくカミナリもかかっていると思われる。
作中では『ラッキーのタマゴ』という落ちものパズルゲームに挑戦しているが、これは『ポケモンスタジアム金銀』でプレイできるミニゲームの一つ「ラッキーのタマゴだいさくせん(※落下してくるタマゴをラッキーを操作してキャッチできた数を競うミニゲーム)」、あるいはマリオシリーズの外伝作品の一つ『ヨッシーのたまご』(ゲームフリークが開発を担当)が元ネタと思われる。
また、カナリィのグッズに使われているビジュアルがポケモンとコラボした事のある初音ミクに似ているという意見もあり、正面ドアップイラストは「ボルテッカー」、マスクをずらす仕草のイラストが「ヴァンパイア」を意識しているといった推測がされている。
ちなみにカナリィが愛用しているボールは前述の通りクイックボールであるが、カナリィのファンであるDG4の面々もボールをクイックボールで揃えている。
最初のOPでの列車内にいた主人公がスマホロトムの画面内の最後にカナリィが映っていた。
【でんきタイプ使い】
ナンジャモ※ → カナリィ → ?
※一人称やでんきタイプ使いで配信者であること、特性が「ふゆう」のポケモンが切り札など、何かと共通点が多い(ナンジャモはテラスタルでそのポケモンをでんきタイプにして使用する)。
なお、販売前はナンジャモはバーチャル配信者ではないかという予測を立てられていたが、今作でタラゴンが擬似的にこの要素を実演する形になった。ちなみにZ-A本作には彼女のファンらしきモブもおり、その人から「エレキネット」のわざマシンが貰える。
そしてどちらも、ガチすぎて厄介ファンになっているネームドキャラがいることも共通する。
「僕っ娘の配信者キャラで被っている」などといった邪推した意見もあるが、「ナンジャモは礼儀を弁えているインフルエンサー」で「カナリィは毒舌を売りにしているゲーム配信者」と、ちゃんとキャラ設定はしっかり差別化している。……そもそもキャラ被り云々言ったら歴代キャラほぼ全員に言える事である。
関連人物
- タラゴン:祖父
 - ピュール マニー:カナリィのファン
 - ムク:カナリィのファンにして友人
 - シロー カラスバ ユカリ:他組織の代表
 - シトロン:ミアレシティで活動するでんきタイプ使い繋がりであり、クイズに関連する繋がり。Z-Aでは登場していない。
 - マクワ:会員番号制のファンクラブが存在しているキャラ繋がり
 - キバナ:炎上しそうな言動なカナリィとは違いSNSが炎上しているキャラクター
 
コンビ
CP
その他
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すべて見る気ままな日々にロズレイティー
ポケモンZAをやっていて思った。今作キャラクターが濃い!! ということで、1番気に入ったカナリィとムクのカップリングをやってみました。 今回はありそうな日常をテーマにしました。1,461文字pixiv小説作品