第124代天皇(在位1926年12月25日−1989年1月7日)。今上天皇の父。「昭和天皇」は在位中の元号に因んだ諡号である。
1901年4月29日生。大正天皇の第一子。迪宮裕仁(みちのみやひろひと)と命名される。
御陵は八王子の多摩御陵内に設けられ、武蔵野陵と名を定められた。
終戦の詔勅(玉音放送)
概要 戦後占領統治のために天皇を利用したい米軍が天皇の戦争責任を回避させるために作らせた聞き取り調査が「昭和天皇独白録」である。天皇の開戦責任を問うものであり、なぜ強大な権力を持つ天皇が開戦を止められなかったかに焦点が当てられている。天皇は太平洋戦争の開戦をベトーすなわち拒否すれば大規模な内乱が起こり、戦争よりも悲惨な被害が出たであろうと述べ、開戦せざるを得なかったことを弁明したものとなっている。極東軍事裁判に向けて日本語版と英語版の二つが存在し、どちらもフェラーズが作らせたものだが、英語版の方がより弁明性が強いものになっている。 ※「昭和天皇独白録」は1990年元天皇側近だった寺崎英成の遺品…