📌日本経済の供給不足と“隠れ壁”の構造問題 日本経済の供給不足の核心は、人手不足にある。 ただし、問題は単なる“人数”ではなく、“労働投入量”の縮小にある。 就業者数は過去最多でも、働く時間が短くなっており、労働供給力はむしろ低下している。 📊 労働投入量の実態:就業者数と労働時間の推移 年代 就業者数(万人) 年間総労働時間(一般労働者) 年間総労働時間(パート労働者) 備考 1990 約6,200 約2,100時間 約1,300時間 バブル期、長時間労働が一般的 2000 約6,400 約2,000時間 約1,200時間 非正規雇用が増加し始める 2010 約6,300 約1,950時間 …