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マネージャーってどんな1日を過ごしているの?のための発表資料です。
devkan.connpass.com
話題
id:hitode909
- 株式会社はてな
- hatena.co.jp
- Webアプリケーションエンジニア(2009年からアルバイト、2012年に新卒入社)
- エンジニアリングマネージャ(2025〜)
- アジェンダ
- 1日の時間の使い方
- やっていること
今日の予定
- 30分から1時間単位でミーティングに出ていて、自分の作業時間として捻出できるのは1日1~2時間程度
- 保育園送り迎えがあるので残業しづらく、作業が終わらなかったときには夜にやったり朝にやったり
- ミーティング前にAIにタスクを投げておいて、終わったら見る
- ChatGPTで加工した、今週のカレンダーイメージ(なかなか空けられない)
カツサンド
- オフィスの向かいのスーパーで売ってるカツサンドが好き
- 昼休みに片手で食べて、片手でインターネット可能
やっていること
- どういったことを心がけているか紹介
- (あくまで個人の事例紹介)
メンバーの成長を目標にする
- 「メンバーの成長」が自分の目標
- メンバーの昇格や、メンバーの目標達成
- 1on1や、メンバー向けの情報収集、一緒に活動して知見を得るなど、他人のために時間を使う
チームの方向性をそろえる
- エンジニアたちに「どんなチームになりたいか」のアンケートを取って、ミッションやスローガンを定めた
- 匿名回答 → 集計 → 可視化 → ディスカッション、で「チームのミッション」を決めた
- 使いやすいチームのスローガンを決めた
- 日常の判断基準として使えるもの
- 全員にブレスト形式で出してもらって、「ロバストネス集団」に決定した
- 例文「〇〇さん、△△の調査ですが一緒にやりませんか?ここは私しか知らない部分なので、ペア調査すれば属人性が減ってロバストネス集団になれます」
- 例文「ここはロバストネス集団ということで、よろしく!」
経験を学びに変える
- 自ら経験してほしい
- 「動かなかった」「考慮漏れ」「やってみると難しい」
- 完成のためではなく、経験のために行動
- 以前は、締め切り前は完成するまで1日中ペアプロになってしまっていたが、達成感がない
- 難しいところをベテランが巻き取るのではなく、若者に難しいところをやってもらって、ベテランが雑務を巻き取る
- ユーザーさんへの被害なく、開発環境で小さく失敗できるようにする
- 余裕あるスケジュール設計
- 作業時間を捻出するため、コードレビューを早めに返してあげる
- 練習の機会を見越して、前倒しで作るサジェスト
- 「安全に失敗できる」文化を設計
- 開発環境を使いやすく、利用予定を書くページを定めるなど
人間もシステム
- コードを書いてシステムを動かすのが好き、という人は多いと思う
- 人間関係や会話もシステムの構成要素
- ソフトウェアの場合は、コードを修正
- 人間の場合は、会議の時間・順番・テンプレートを調整したり、重視することを入れ替えたり
- 成長が自動化される仕組みを目指す
- 「知らなかったこと」コーナーでなんでも質問できる
- 今日は「Notoってなんですか?」「Googleが開発しているフォントで、No Tofuです」など
- 持ち寄り話題で、「これをみんなで勉強・調査したい」
- デプロイの流れ、ログの集計方法おさらいなど
- みんなで見積もる「ざっくり見積もり」
- 簡単なタスクをみんなでAIにお願いして完成させる
- 開発環境ブランチをコンフリクトさせた人を調べるツールが欲しい→画面にはコンフリクトしたファイル名が見えているのにGitHub APIからは取れず、意外と難しい
- 「知らなかったこと」コーナーでなんでも質問できる
ルールを目的にしない
- ふりかえりののTRYとして、開発ルールや、会議の流れが多く扱われる
- すると、「式次第」や「アクション」が大事なものとして扱われていき、本来の目的に立ち戻る機会が失われる
- 「あとからやり直せない部分は設計ドキュメントを書いて検討しよう」が、「ドキュメントを書いて承認を得る」へと変化し、目的が失われたレビューだけが回ってきてしまう
- 「仕組み以外に大事なことは何か?」が最近のテーマ
- みなさんどう考えられますか?ご意見ください!