WordPressから記事をMarkdownで書き出すことに成功したら、もっとも大変な部分は終わりです。後半は、それをブログらしく表示させるためのテーマを作っていきます。 Hugoには既存のテーマも数多く存在しますので、それを改変してもいいのですが、いわゆるブログ的なテーマはなかなか存在しません。そこで私は既存のHTMLテンプレートを自前でHugoに対応させることにしています。 htmlとcssの知識があれば、それほど難しい作業ではありませんし、この連載の記事でブログに必要なコンポーネントもいくつか実装しますので、参考にしてみてください。 Hugoのテーマの構成を理解しておく まずは、Hugo におけるテーマの構成について理解しておきましょう。テーマをいちから作るときには、config.toml が存在するディレクトリで次のコマンドを入力します。 コマンドを実行すると、以下のような基本的な