【日本初のタワマン】埼玉「与野ハウス」、築50年でヒビだらけでも「建て替え」ができない「地獄のような現状」 「日本初のタワマン」は意外にも埼玉県にある。JR埼京線・北与野駅の目の前に建つ「与野ハウス」。4棟の居住棟で構成される総戸数463戸の大規模物件で、開放的な敷地の一角に建つ21階建てのタワーは「元祖タワマン」と呼ばれている。 修繕費用不足などによって「タワマンは廃墟になる」とも言われているが、はたして「日本初のタワマン」は現在、どんな状況なのか。1976年の竣工から半世紀、日本のタワマンの歴史を切り開いた物件を訪れた――。 前編記事『埼玉・与野に「日本初のタワマン」があった…!築50年「与野ハウス」の住民が明かす、「勝ち組富裕層」だらけの豪華生活』からつづく。 「勝ち組」の象徴だった「与野ハウス」 財閥系マンションだったのに…完成から約50年、与野ハウスの周辺は一変した。目の前には北