ユーハやアイシャは、尺があればもう少し深掘りしたかった ――より具体的なところもお聞きします。Season 2で特に大変だったシーンをあげるとしたら、どこでしょうか? 關山 大変だったというか、ちゃんとやりたいなと思ったのは、高校の大会で優勝したあと、雨の中でイヴと葵が父親について会話するシーンです(第16話)。「私も嘘をついていない。葵も嘘をついていない。じゃあ誰かが嘘をついているんだ!」というこのシーンは、シナリオのときからシリアスに描きたいなと取り組みました。「日本編」の最終回であり、イヴが日本を出ていくきっかけにもなるので、きっちり描きたい思いがありましたね。 ――父親に関しては、謎が解けてパズルがハマっていくような感覚がありましたね。ただ、回想シーンでの穂鷹(天鷲)一彦(CV.鳥海浩輔)の「僕がパパだよ」というセリフは、そのまま言った! と思って面白かったです。 關山 こういうと