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ちょっと待って!?追放してくれないんだが!?
焼けた岩肌に、魔物の咆哮が反響した。火球の詠唱を終えた俺――レオンは、手を震わせながら呪文を放つ。 ... 焼けた岩肌に、魔物の咆哮が反響した。火球の詠唱を終えた俺――レオンは、手を震わせながら呪文を放つ。 「――ファイア・スパーク!」 赤い光弾が放たれ、見事に的を外れた。 飛び散った火花が味方の後衛にかかる。悲鳴。俺のせいだ。 「ちょ、レオン!? なにやってんの!!」 弓使いティナの怒声。 「お前また外したのかよ、見えてんのか!」 戦士ライオが盾で魔物の爪を受け止めながら叫ぶ。 「はあ……リリア、回復頼む」 リーダーのカイルは剣を収め、すでに諦めたような声だ。 「……はいはい、また火傷ね」 僧侶リリアが呆れ顔で回復魔法をかける。冷たい光が肌をなぞった。 俺は唇を噛んだ。何度目だ、この流れ。 足手まとい。邪魔者。空気。 誰も俺の目を見ようとしない。 この旅が終わる頃には、俺の居場所もきっと―― 焚き火を囲んだ夜、カイルがため息をつく。 「このままだと、次の遠征は厳しいな」 「レオンを置いていけば