米原子力空母ジョージ・ワシントンの艦内で、トランプ米大統領に紹介され兵士たちの歓声に応える高市早苗首相(左)=神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地で2025年10月28日午後4時19分、後藤由耶撮影 28日の日米首脳会談で、高市早苗首相がトランプ米大統領をノーベル平和賞に推薦すると伝えたことについて、野党からは「手土産でする話ではない」などと批判が相次いだ。 共産党の小池晃書記局長は記者団に、トランプ氏について「ノーベル平和賞とは最も縁遠い人なのではないか」と述べ、首相の判断に疑問を投げかけた。「国連憲章、国際法、これまでの国際秩序に背を向けてきた」としたうえで、「トランプ氏がやっていることが正しいと日本が評価していることになりかねない」と強調。「世界の世論と逆行するような対応ではないか」と批判した。 立憲民主党の安住淳幹事長は記者会見で「首脳会談の手土産でする話ではない。欧州諸国の首脳や各