22日午前1時8分ごろ、大分、宮崎両県で最大震度5強の地震があった。気象庁によると、震源地は日向灘で、震源の深さは45キロ、地震の規模はマグニチュード(M)6.6とされる。高知県や熊本県でも震度5弱を観測し、中部から九州の広範囲でも震度1以上の地震があった。その後も日向灘を震源とする地震が続いた。大分、宮崎など各県で計十数人がけがをし、水道管破裂などの被害も相次いだ。 気象庁によると、南海トラフ巨大地震の想定震源域だが、今回の規模がM6.8未満で基準に達しないため、有識者を交えた「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の臨時開催はしないと明らかにした。
長い髪に真っ赤なミニスカート。「私は男性で生まれましたが、自分の中に女性の心があると気づきました。だから、いまは女性として生きています」。2月22日、北九州市立三郎丸小学校の教壇に、自らをトランスジ…
無施錠の自転車に鍵をかける山下巡査(右)ら=宮崎県日向市の日向市駅駐輪場で2017年12月11日、田崎春菜撮影 市街地の駐輪場で、盗難防止のために無施錠の自転車に警察官が鍵をかける宮崎県警の「思いやりロック作戦」が全国に広がり出している。県警が8年前に開始し、宮崎県内の盗難自転車数は作戦前から半減した。所有者の了解なしに自転車をロックする手法に疑問の声もあるが、成果を上げている作戦に専門家も注目している。 「駅では無施錠の自転車が目立つ」。昨年末、JR日向市駅近くの駐輪場で山下隆一巡査が、無施錠の自転車の後輪に駅前交番の電話番号を記した鍵をかけた。約15分後、延岡青朋高校3年の黒木佑真さん(18)が交番にやってきて、ロックは解除された。黒木さんは「電車に乗るために急いでいて鍵をかけ忘れた」と話した。 県警によると、ロック作戦は2010年6月にスタート。生活安全企画課の調査で盗難自転車の半数
宮崎県が「マダニ」を介したウイルス感染症の注意を呼びかける記者会見を4日に開いた際、標本として持ってきていた生きたマダニ1匹がいなくなった。会見があった記者室内に殺虫剤がまかれ、河野俊嗣知事が謝罪する騒ぎとなった。 記者会見は、宮崎がマダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群」の報告数が全国最多となり、注意喚起のために開かれた。県職員が撮影のために2ミリほどの生きたマダニと、血を吸って5ミリほどになったマダニの死骸を机の上に置いた。2匹を比較させるためにピンセットでつかもうとした際に見失ったという。 県職員や報道関係者ら約10人で室内を捜索したが見つからなかったため、机の周辺に殺虫スプレーを散布。粘着テープや粘着ローラーを使って掃除し、くん煙式の殺虫剤もたいた。 5日朝、掃除機をかけたり拭き掃除をしたりしながら死骸を探したが、見つからなかった。いなくなったマダニがウイルスを持
2017.09.03 10:00 ルッキズムのない社会ってどんなもの? 日向市のサーファー動画とテッド・チャン「顔の美醜について」 「海、似合うようになってきたね」。肥満気味の男性が、失恋をきっかけに始めたサーフィンを通じて精神的に――そして痩身になることで、身体的に――「健康」になっていく。そんな一見穏当で健やかなビフォーアフター物語を軸にした宮崎県日向市のPR動画「Net surfer becomes Real surfer」が議論を呼んだのは、この動画の物語が(あるいはそれを観るあり方が)ルッキズムを動員しているのではないか、という点だ。 ルッキズムってなに?――日向市PR動画と「放っておいてください」 ルッキズムとは「外見に基づく差別・偏見」という意味で、レイシズム(人種差別)やセクシズム(性差別)から派生する形で70年代末から使われ始めた、比較的新しい言葉だ(オックスフォード英語
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