携帯電話事業者やISP(インターネットサービスプロバイダー)らが設立した、迷惑メール対策のためのワーキンググループ「JEAG(Japan Email Anti-Abuse Group)」では、送信ドメイン認証技術を用いた迷惑メール対策を進めている。 送信ドメイン認証技術「SPF/Sender ID」は、メール受信時に送信元のDNSサーバーに対し、ホスト情報が記述された「SPFレコード」を問い合わせる認証技術で、送信元メールサーバーのドメインと、メールに記載された送信元アドレスのドメインが一致するかどうかを識別するというもの。送信元のDNSサーバーにはSPFレコードが記述されている必要がある。 携帯電話事業者各社は6日、フィッシング詐欺などに悪用される場合もある送信元アドレスを詐称したメール、いわゆる「なりすましメール」への対策として、SPFレコードによる送信ドメイン認証の採用を明かにしてい