今年の5月に発生し、モンスターペアレントの狼藉もここまで――と世間を騒がせた東京・立川市の小学校襲撃事件。子ども同士のトラブルに端を発し、母親に相談された2人の知人男性が学校に殴りこみ、教師に大怪我を負わせた傷害事件である。それから3カ月経ち、逮捕、起訴された2人の男性の公判が進んでいる。そこで明かされた究極の“モンペ”事件の詳細とは。 【写真で見る】凄惨な「襲撃現場」となった小学校 *** 酒瓶を叩きつけて割り 事件が起こったのは、5月8日午前11時前、立川市にある市立第三小学校でのことである。当時の報道によれば、学校の2階にある2年生の教室に2人の男が侵入し、特定の児童の名を叫びながら暴れ出した。手に持っていた酒瓶を床に叩きつけて割り、担任教師、そして止めに入った校長らに次々と暴行した。 逮捕されたのは、市内の飲食店経営者・後藤竜児(47)と、従業員の高松龍生(27)の両被告。 実はそ