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天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

さやま花多来里の郷、狭山丘陵、再挑戦  パワースポット巡り(1025)須賀神社奥の院

 

2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、「梅の花を見ること自体」が楽しくなり、徐々に「ほかの花を見ること」も楽しくなり、今ではすっかり「花巡り」がわたしの年中行事になっています。2月は梅、3-4月は桜、5月はツツジ、6月はアジサイ、8月はヒマワリ・・・というように。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。

 

 

今日(3月30日、日曜日)、朝起きてみたら雲が多いものの、昨日とは打って変わっての青空。こういう天気だと、昨日は寒さで花を閉ざしていたカタクリも、元気に顔を見せてくれるかもしれません。また、「狭山丘陵」の「六道山公園」の先も気になります。そこで、昨日の再挑戦と続を行うべく箱根ヶ崎駅へ向かいました。

 

八王子駅から八高線に乗り約20分、もうすぐで箱根ヶ崎駅に着くアナウンスが流れました。そのとき車窓に見えてきたのが、遠くに横たわっている長い雑木林地帯。あれは、今日の目的地の一つ狭山丘陵でしょう。まってろよー。


まさか、3月の一カ月間に3回もこの地を訪れることになるとは。杉山神社さまへ「また、来ちゃいました。てへっ」ぱん!ぱん!

 

狭山神社さまへも「今日もよろしくお願いします」。ぱん!ぱん!っと。

 

閑散としていた昨日とは打って変わって、駐車場は満車状態に。警備員さんが忙しく誘導されています。観光地はこうでなくっちゃ。

 

「じゃまだ!じゃまだ!」「どけよ!ばか!」・・・などという罵声はまったく聞こえてきません。「撮り鉄」ではなく、みなさん場をわきまえた「とりはな(撮り花)」さんたちなので(笑)

 

さあ、カタクリの咲き具合はどうでしょうか!?

 

やや開き気味、といったところでしょうか。

 

かなり気温も上がってきました。呼応して、昨日よりも「わずかながら」開いている状態です。まあ、自然相手の楽しみなので仕方ないことです。これで良しとしましょう。

 

 

つぎの目的地・狭山丘陵へ向かいます。シジュウカラが上空からお見送りしてくれました。

♪ツツピー、ツツピー(楽しんでおいでー)

 

多摩の南に多摩丘陵在り、

 多摩の北に狭山丘陵在り

 

多摩に住み、多摩を愛する者ならば、多摩丘陵に在りし日の理想郷を見出すのは当然のこと。であるならば、双子関係にある狭山丘陵に同じ世界を見出すのも当然のことと言えるでしょう。来るのが遅すぎるほどでした。昨日と同じ入口から、いざっ!

 

天気が違うと、見える景色も、こちらの心の持ちようもまるで違ってきます。ついつい、鼻歌交じりでトントントンっと。なぜかこういうときに出てくる鼻歌は原田知世の「時をかける少女」だったりします。

 

ぬぎぬぎ~

かなり暑くなってきたので、ただいまお着換え中。【閲覧注意】一瞬、上半身裸になりました(笑)

 

「こんにちは」ぺこり。「どうも」ぺこり。ひっきなしに人とすれ違います。昨日は誰も歩いている人がいなくて、ひとり孤高に行く存在でした。これが本来の丘陵の姿なのでしょう。

 

「六道山公園」に到着しました。昨日は誰もいなかった桜の下で、高齢者の集団がクラシックスタイルのお花見で盛り上がっていました。こうでなくっちゃ。

 

同じ場所で桜をパシャっと。やっぱり背景が薄灰色の曇り空よりも、青い青空のほうが映えますね。

 

 

3階建ての展望台に上ってみました。富士山や丹沢が見えるようです。

 

そっちの方角に雲が重なっていてました。

 

うーん、残念。

 

東京駅、新宿、東京タワー、六本木ヒルズ、渋谷、恵比寿、品川。こっち側には東京方面が見えるようです。さあ、どうだ!?

 

うっすらですが高層ビル群が見えました。また、左端に白く見えるのは所沢の西武ドームかと。あの遠いところが狭山丘陵の中間地点ですから、全体がどれだけ広大かがわかろうというものです。

 

展望台を降り、しばし公園内を散策してからトイレ休憩を。

 

さあ、六道山公園を後にし、ここから先は未知の世界へ、未踏の地に足を踏み入れます!なんて言ったら大袈裟でしょうか。

 

ザッザッザッ、狭山湖まで6.2Kmか。やっぱり広いや。果たしてどこまで行けることやら。行けるところまで行ってみます。

 

おやおや?途中で「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」がきました。パワースポットが近いようです。右脇に建っていたのがこちらでした「須賀神社奥の院」。「この先に良い事が待っていますように」ぱん!ぱん!

 

 

降りていった先に里宮が在るようです。「縁結びの木」で有名みたい。機会を見つけて参拝してみようと思います。

パワースポット(1025)「須賀神社奥の院

 

ウグイス、ヒヨドリシジュウカラ、鳴き声がやかましく聞こえてきます。金網の向こうは、人の立ち入りが禁じられている鳥獣保護区。きっと、どえらい野鳥王国になっているのでしょう。

 

おっと危ない!目の前を舞うモンキチョウに気をとられて、足元にいるハチに気づきませんでした。チョウやハチが飛び交う一場面は、わたしにとっては幸せと平和を象徴する情景なのです。ああ、幸せな気分。


おっと危ない!こんな昨日の荒天の爪痕も。端、端を慎重に歩いて行きます。靴を濡らすことなく渡れました。

 

そのときです。おもむろに金網に目をやると、そこにこのような貼紙が。「カタクリの沢」。これはもしや・・・。「カタクリを見に行っていま一つで、しょぼんとしていたら最後に別の場所で大逆転があって、めでたしめでたし」という土壇場逆転劇の筋書きが待っているんじゃあ!?勇んだものの順路がわからず躊躇していると、「カタクリの沢に行きたいのですか?」と声をかけてくる年配女性がいました。何やら丘陵を知り尽くした地元のベテラン関係者のオーラを出しています。「こっちですよ」と手招きするので、ついて行くことにしました。

 

この方は大変、草花に詳しいようで歩きがてらに色々教えていただきました。「野イチゴの種類では、これが一番美味しいのよ」と指さした先にこの花が。(花の名称は忘れました)

 

木柵の下に生えている何の変哲もない葉をグイってと持ち上げてー、

 

「ほら、実がきれいでしょう」と。確かに、サファイヤだかラピスラズリだか宝石のように輝いています。言われなければ気づくことはなかったでしょう。(これも残念ながら名称を忘れました)

 

かがんで「ほら、かわいいお眼目でしょう」と。確かに両目のついた顔のような実がついています。(草の名称はネコの目のナントカナントカでした。はっきり覚えていない。。。まるでダメなわたし 苦笑)

 

カタクリの沢に到着しました。あの女性は沢の管理者とおぼしき年配男性と談笑し始めました。やっぱり地元の関係者のようです。おおー、咲いている咲いている。

 

午後になり気温が上がったせいか、本来の姿を見せてくれました。西洋の花にはない、黒髪で和装した大人の女性に似た雰囲気があります。

 

こういう逆転劇を経験できるとは思っていませんでした。須賀神社奥の宮様の霊験かも。案内していただいた女性にお礼を言って別れました。パワースポット巡りや旅行先で、このような出会いがしばしばあります。そういう運は持っているのかもしれません。


出発から3時間が過ぎました。今日のところはここまでにします。

 

帰り際、モゾモゾしている草むらからコジュケイがぬっと顔を出しました。「狭山丘陵も素敵だろ?また近いうちに続きをしてくれや」と言ってきているようです。来週は、さくらの花巡りがあって、再来週は東京六大学の春季大会開幕があったりと日程がギュウギュウ状態です。いつ行けるかわかりませんが、できるだけその方向で調整してみたいと思います。