この記事では「Squareをはじめてみたい」「アカウント作成の途中で挫折してしまった」という人に向けて、アカウント作成の手順を画像付きで分かりやすく解説しています。Squareのアカウントは無料で作成でき、書類の郵送なども不要ですべてオンラインで完結します。
本記事の内容を参考に、ぜひアカウント作成に挑戦してみましょう。
目次
- Squareアカウントがあると何ができる?
- アカウントを作成するために準備するもの
- 最短2分!アカウント作成までの5ステップ
・ステップ1:「アカウントを作成」ページにアクセス
・ステップ2:事業または店舗名、業種、事業カテゴリを入力
・ステップ3:事業形態を選択し、詳細情報を入力する
・ステップ4:口座情報の入力と本人確認をする
・ステップ5:アカウントの有効化と口座情報を認証 - よくある質問(FAQ)
・アカウントが作成できない
・間違った情報を入力してしまった
・アカウントを作ったあとは何をすればいい? - まとめ
Squareアカウントがあると何ができる?
Squareアカウントとは、Square(スクエア)が提供する各種サービス・機能を利用するための共通アカウントです。
Squareはキャッシュレス決済やPOSレジ、クラウド請求書、予約管理など、多種多様なサービス・機能を提供していますが、これらを使うには「Squareアカウント」が欠かせません。
簡単にいえば、SquareアカウントはSquareを利用するための「入り口」です。Squareアカウントさえがあれば、気になるサービスや機能を実際に試してみることができます。
アカウントを作成するために準備するもの
アカウント作成に必要なものはとてもシンプルです。以下の情報をあらかじめ用意しておくと、パソコンまたはスマートフォンでスムーズに登録を進められます。
📩メールアドレス | ビジネスで使用しているメールアドレスをご用意ください |
🏦口座情報 | キャッシュレス決済の売上金を入金する金融機関の口座情報です |
🏢法人番号 (法人の場合) |
ご不明な場合は、こちらから簡単に検索できます |
💳️本人確認書類 (個人の場合) |
写真付きの身分証明書をご用意ください |
最短2分!アカウント作成までの5ステップ
ここからはアカウント作成の手順を1つずつ見ていきましょう。アカウントの作成は以下の5ステップで完了します。
なかでも大事なのはステップ5の「アカウントの有効化と口座情報の認証」です。ここまで完了しないと、クレジットカードを含むキャッシュレス決済を受け付けることができません。アカウントが有効化されたかどうかは最短で当日には分かるため、早ければアカウント作成した日からクレジットカードの受付が可能です。
ステップ1:「アカウントを作成」ページにアクセス
スマートフォンやパソコンから「アカウントを作成」ページにアクセスします。メールアドレスと、Squareで使いたいパスワードを入力します。言語を選択し、Squareの利用規約および個人情報保護方針に同意するチェックボックスに印を入れたら、アカウント作成をクリックします。
前にメールアドレスとパスワードを入力したことがある人は、青い文字の「ログイン」をクリックしましょう。
ステップ2:事業または店舗名、業種、事業カテゴリを入力
次に、ビジネスについて簡単に教えてください。事業名や店舗名を入力し、業種と事業カテゴリを選択します。ここで入力した事業名や店舗名は、レシートやお客さまのクレジットカードの明細に表示されます。
💡事業名や店舗名をあとで変更することは可能?
はい。可能です。詳しくはこちらで解説しています。
ステップ3:事業形態を選択し、詳細情報を入力する
法人あるいは個人事業主のどちらかを選択しましょう。事業形態によってここから先の入力内容が異なってきます。
【個人事業主の場合】
「個人事業主」を選択すると、自動的に事業の詳細情報を入力する欄が表示されます。画面の指示に従って、事業名のカタカナ表記やローマ字表記、電話番号を入力していきましょう。
続いて、代表者(事業主)の情報を入力していきます。電話番号、性別、身分証明書と同じ住所を入力しましょう。
ここまで来たら、あともう少し!お店やオフィスの名前、電話番号、住所を入力していきます。お店とご自宅が同じなど、前の画面と同じ住所の場合は下にあるチェック欄をチェックすれば、入力の手間を省けます。
【法人の場合】
「法人」を選択すると、自動的に法人番号と、法人または店舗の電話番号を入力する欄が表示されます。法人番号がわからない場合は、国税庁の法人番号公表サイトをご利用ください。
続けて、代表取締役の氏名、生年月日、電話番号、性別、住所を入力していきます。
💡代表取締役に漢字の氏名がない場合は?
その場合は、登記簿にご記載の氏名を入力してください。
さあ、あともう少しです。お店やオフィスの名前、電話番号、住所を入力しましょう。
💡「本社」と入力しても大丈夫?
お客さまのレシートやカード明細に表示される情報なので、「四角商事本社」「四角食堂本店」など、どの法人のオフィスや店舗なのかが分かるようにご入力ください。
ステップ4:口座情報の入力と本人確認をする
入力はこれで最後です。売上金額を受け取る金融機関の口座情報を入力します。売り上げが振り込まれる大切な情報なので、入力内容に誤りがないかよくご確認ください。
個人事業主の場合、「ご本人様確認」画面が表示されたら、画面の手順に沿って本人確認書類をアップロードしましょう。
💡本人確認書類に使えるのは?
以下の書類をご利用ください。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 2020年2月3日以前に申請された日本のパスポート
- 運転経歴証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
ステップ5:アカウントの有効化と口座情報を認証
アカウントに必要な情報のご入力はいったんここで終了です。
アカウントが有効になると、ステップ1で入力したメールアドレスに「Squareへようこそ!」のメールが届きます。このメールが届き次第、Visa、Mastercard、American Expressの3ブランドによるクレジットカード決済の受付が可能になります。
※JCB、Diners Club、Discoverについては、株式会社ジェーシービーが別途認証手続きを行います。株式会社ジェーシービーによる認証が完了次第、上記のメールとは別にお知らせが届きます。
※電子マネーおよびQRコード決済に関しては、別途お申し込みが必要です。これらの支払方法に対応をご希望の場合は、Squareアカウントが有効になった後、Square データの [店舗] からお申し込みいただけます。
口座情報が認証されると、「銀行口座は正常に認証されました」のメールが届きます。
アカウントを作成したのにSquareからぜんぜんメールが届かない……という場合は、こちらをご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Squareのアカウント作成の際によくある疑問を三つ挙げました。
アカウントが作成できない
入力した個人情報や事業情報に誤りがないか確認してください。特に電話番号や住所、法人番号など、入力内容に誤りがあると次に進みません。
間違った情報を入力してしまった
不正確な情報で登録してしまった場合には、ステップ1に戻って新たなアカウントを作成します。その際、同じメールアドレスは利用できません。同じメールアドレスを利用したい場合は、Square サポートまでご連絡ください。
アカウントを作ったあとは何をすればいい?
ぜひSquareを使ってみてください。たとえば、お手持ちのiPhoneやAndroidでタッチ決済を受け付けてみる、あるいはニーズに合わせて選べる多種多様な決済端末からご自身のビジネスに合うものを選んでみてはいかがでしょうか。
店舗がないビジネスの場合、オンライン決済の種類も色々とご用意しています。詳しくはこちらで紹介しています。
まとめ
Squareのアカウント作成は画面の指示に従って入力していけば、数分で終わります。一度始めれば、「あれ?こんなに簡単なの?」と思うかもしれません。いったんアカウント作成の「入り口」を通れば、あとは実際にSquareを使うだけです。ぜひSquareアカウントを作成し、Squareのサービスや機能をビジネスにお役立てください。
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執筆は2025年9月11日時点の情報を参照しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。Photography provided by, Unsplash