ここ数日は、小春日和で空が高く感じられ、とても心地の良い日々でした。
夕方のひんやりとした空気は、
同じ空気を感じた日の記憶を呼び起こしてくれるようでした。
ある方のお子さんは染色体の異常をお持ちでした。
私は時々ご一緒させていただいておりましたが、とても心がきれいなお子さんです。
お父さまお母さまはご苦労やご心労が多いと思いますが、
そのお子さんがいたから感じられた喜びもたくさんあると思います。
私たちは地球にやってくる前に、今回の人生で学ぶ課題や、
体験したいことなどを設定してくると言われています。
体内記憶を持つ人たちも同じようなことを話されています。
生きていく中で、病気や人間関係や家族の問題など、
試練や困難と思われるようなことがありますよね。
できればそのような体験はしたくない、避けたいと誰もが思うでしょう。
もし、生まれる前に自分が課題や体験を設定してきて、
それらが起こっているとしたらどうでしょうか。
その状況でないと得られない、
磨かれない何かがあるのかもしれません。
もちろん、そうは思えない時期もあるでしょう。私もそうでした。
でも、それを乗り越えた時、時間が経ったときに、
学んだことや得られたことに気づくのではないかと思います。
そして、わざわざハードな人生を描いてきた魂たちは挑戦者なのでしょう。
困難が多くて嫌になることもあると思います。
なんで自分ばかりが、と自暴自棄になることもあるかもしれません。
でも、きっと乗り越えられると思うのです。
なぜなら、自らが設定してきたことだからです。
苦しかったから穏やかな日々に感謝できます。
痛みを知ったから温かさが心に沁みます。
寂しさを感じたから共にいる喜びを深く感じます。
お読みくださりありがとうございました。