柔軟性と死亡リスクとの関係
まず、ストレッチでイメージしやすいのが、柔軟性が高まるというものです。
ここでの柔軟性とは、関節可動域のことで、関節が無理なく動ける範囲のことをいいます。
ただ、関節可動域が広がれば良いとは必ずしも言えず、怪我予防に繋がらないケースや、スポーツ前のウォームアップとして実施しても、むしろパフォーマンスが下がってしまう場合があることも指摘されています。

また、健康面から見ても、有酸素運動や筋トレを続けると、病気になりにくい、早死にしにくいなどの効果があるのに対し、柔軟性を高めても、そのようなメリットがあるのかはよく分かっていませんでした。
このような実情を踏まえ、最近、ブラジルのクリニメックスー運動医学クリニックに所属するクラウディオ・ジル・アラウホ博士らの研究グループは、46~65歳の約3000人を対象として、全身の関節可動域を計測した上で、約13年間にわたり生存状況を追跡しました。
その結果、年齢やBMI(体格指数)、健康状態といった結果に影響する要因を考慮しても、関節可動域が広い人に比べ、狭い人では死亡リスクが著しく高いことが分かりました(男性:1.87倍、女性:4.78倍)。
柔軟性と全死亡率との関係を初めて解き明かしたこの研究結果は、柔軟性を高めるエクササイズをすることも、健康に大切なことを示唆しています。
さらに、近年では、ストレッチもすることで、予想外の効果が得られることも分かっています。
次のページでは、ストレッチが筋力、筋肥大に及ぼす影響と、ストレッチの効果を得るための大切な視点を説明します。

























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