三井住友銀行と三井住友カード、そしてマネーフォワードホームの3社は12月1日、家計簿アプリ「マネーフォワードME」の資産管理機能を、三井住友銀行アプリおよび三井住友カードの「Vpassアプリ」に導入すると発表した。提供開始は2026年3月上旬の予定。
これは、2024年7月に発表されたマネーフォワードと三井住友カードの個人向け事業における資本業務提携に基づく取り組みの一環で、両アプリの家計管理機能を統合し、マネーフォワードMEとの連携を通じて顧客体験の向上を図る。2026年3月のアップデートで現在提供中の家計管理機能は終了し、新しい連携型サービスへ移行する。
三井住友銀行アプリでは、資産総額や前日比の確認、複数の金融機関口座をまとめて閲覧できる機能に加え、ドラッグ&ドロップによる直感的な資金移動も可能になる予定。Vpassアプリでは、銀行・証券口座やクレジットカードに加えて、通販サイトやネットスーパーなどのサービスとマネーフォワードMEを連携することで、支払い金額や口座残高を一元管理できるようになる。
両アプリがマネーフォワードMEと連携することで、同アプリに登録している口座情報を横断的に一覧表示し、総資産をより容易に把握可能にする。また、カードの支払い額に対して口座残高が不足している際にはアラートで通知し、対処方法も提案する機能も提供する。
3社は今後も「お客さま起点のオープンなお金のプラットフォーム」の実現に向けて協業を進める方針だ。さらに、両アプリの利用者を対象に、マネーフォワードMEの新規登録と所定条件の達成でVポイントがもらえるキャンペーンも実施される。期間は2025年12月1日〜2026年1月31日だ。
Amazonで現在開催中のセールを見るAmazonのアソシエイトとして、CNET Japanは適格販売により収入を得ています
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは
そのAI、精度の低いデータで動かしてない?
顧客DBの落とし穴と成果につながる整備