困難

介護業界には質の向上、業務効率化等の色々な変化が求められている、一方で既存の食事、入浴、排泄という基本的なモノの根本の変化は許されない。 周りの変化に合わせて、変化をさせない事にはとても力がいる事である。 「変化しない」というのは変わらない努力をしないわけではなく、「変わらないための努力」がいるという事になる。 社会の変化に合わせて、変化させることは比較的簡単な事だとおもいますが、変化させないというのは簡単なようでとても難しい事です。 例えば「変わらない味」を守っていくのには、社会の食材の変化、嗜好の変化、個人の年齢、味覚の変化もあり長い間変わらぬものを守る事は時間も力も想像以上に使うと思いま…

「喜び広がる」 大きな青空 子供たちの声 風が運ぶ花の香り やさしさに包まれ 溢れる 笑顔 流れるやすらぎ 三つの喜び広がる街の角 今いる場所 今の場所 詩「喜び広がる」大きな青空、子供たちの声、風が運ぶ花の香り。この三つが織りなすやさしさに包まれて、笑顔が溢れ、喜び広がる街の角。そこは今いる場所であり今の場所。特別でもなければ何時もの日常です。夜は暗ければ暗いほど星は綺麗にみえます。何かをやろうとしたとき環境的にマイナス要素があったとしても、その中で光を見つければより一層輝きます。谷は深ければ深いほど山が高く聳え立つ。やろうとすることが難しく大変であればあるほど越えようする壁は高い。でもこの…

介護の仕事をしていると、毎日のように「困難」に出会います。 身体の痛み、心の痛み、言葉にならない寂しさや怒り。それが渦のように広がる中で、時々、私は自分の無力さを痛感します。 「なぜこんなにうまくいかないんだろう」 「どうしてこんなにも苦しいんだろう」 そんな風に、心が折れそうになる日もあります。 けれど最近、私はこう思うようになりました。 ——困難の背後には、必ず“心”がある。そして、その“心”を感じ取れるのが、私たち介護士の仕事なんだ、と。 ある日、認知症の入居者様が、私に向かって強い口調で怒鳴られました。 「そんなことしてないって言ってるでしょ！」 その声に、思わず体が固まりました。周囲…

介護士という仕事は、人と深く関わる仕事です。入居者様の生活を支えるために、私たちは日々身体的なケアから心のケアまで行っています。 しかし、その現場は決して楽なものではありません。体力的にも精神的にも負担が大きく、時に「自分はもう限界なのではないか」と思うことすらあります。 そんな中で、私がこれまでの経験から強く感じているのは、「貧しい心では困難は越えられない」ということです。ここで言う“貧しい心”とは、お金のことではありません。 気持ちに余裕がなくなり、思いやりや感謝を忘れ、ただ目の前の業務をこなすだけになってしまう心の状態のことです。 今日は、私が介護の現場で感じてきた「心の豊かさ」と「困難…

最も困難な時は、誰もが孤独を噛み締めるものです。 —その孤独は、ただの寂しさではなく、 自分自身と向き合うための静かな部屋のようなものかもしれません。 ちょうど『上を向いて歩こう』の歌詞にも、こんな一節があります：「上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 思い出す 春の日 一人ぼっちの夜」九ちゃんの声が、孤独の中にも希望の灯をともしてくれるように感じますね。 「孤独の味 最も困難な時 誰もが噛み締める 静かな塩味 心の奥に残る あの日の声と あの日の空」 ～今日はどんな日？～・白露（秋の気配が深まり、草木に宿る露が白く光る頃。朝の散歩で、露に濡れた葉先を見つけたら、それは季節からの手紙かもしれ…

ソラ（元嫁）と同棲生活を開始して早一ヶ月になりそうな9月上旬水曜日である。 生活のほうは独りの時とは違い傍に人がいるという安心感もあるが多少の気をつかう相方がいるという緊張感も少しあるのが現実である。 前の結婚生活ではあまり率先してやらなかった洗い物を僕が主に行い、ソラがやってくれた時は逆に悪いなあと思うようになっている。 ソラに実家生活と同棲生活どっちが居心地いいか聞くと今の生活がいいと言ってくれるのがやはり嬉しいものだった。 仕事の方は一社書類選考通ったところがあるのだが、面接当日になって採用になってもまた続けることが出来なかったらどうしようと強い不安感に襲われて辞退したところがある。 や…

振り向けば乗り越えるための力受くと六十路（むそじ）を過ぎて聴いた曲思う ・・・・・・ 生活環境の変化と、定額での聴取環境の充実で、聴く音楽の幅も量も人生最大の日々だが、聴くのが辛くなった音楽もある。何かを乗り越えるために養分のように薬のようにそれはあったのだ。おかげさまで今があることに感謝。音楽と音楽家に感謝。