FX初心者

勝ちパターンを再現するトレード日誌の書き方【感情もデータ化せよ】 なぜトレード日誌が必要なのか？ トレードは「知識」ではなく「再現性の勝負」です。その再現性を作るための最強のツールが、トレード日誌です。 負けるトレーダーの多くは、「なんとなく」で判断して「なんとなく」で終わります。でも勝っている人は、“なぜ勝てたのか・なぜ負けたのか”を言語化しています。 その積み重ねが、感覚ではなく根拠のある自信を育てていくんです。 勝ちトレーダーが書いている“日誌の共通点” 日誌というと「数字だけ書けばいい」と思いがちですが、実際に伸びる人は、感情の動きまで記録しています。 ポイントは次の4項目です👇 エン…

利確が早すぎる人へ｜“伸ばせるトレード”に変える3つの考え方 損切りができるようになったあなたへ 「損切りはできるようになった。でも、気づけばいつも利確が早い…」そんな悩み、ありませんか？ 損を恐れず切れるようになったのは大きな進歩。でも、次に多くのトレーダーがぶつかるのが――“利益を伸ばせない”という新たな壁です。 人は“利益を失うこと”を極端に怖がる生き物 心理学では、この現象をプロスペクト理論（Prospect Theory）と呼びます。「人は利益を得る喜びよりも、損をする痛みに強く反応する」。 つまり、含み益が出た瞬間に「これを失いたくない！」と感じて早く利確してしまうのは、損失回避バ…

損切りできないのは当たり前？初心者が抜け出す3つのステップ 損切りができないのは「性格」じゃなく「心理」の問題 「損切りができない自分はダメだ…」そう感じる人は多いと思います。 でも、それは性格の弱さじゃありません。むしろ、人として“自然な心理反応”なんです。 人は誰でも、「損を確定させること」を本能的に避けようとします。含み損のままなら、「まだ取り返せるかも」と思えてしまう。この“希望”が、損切りを遠ざけてしまう大きな原因です。 「すっぱいブドウ」という話が教えてくれる心理 たとえば、「すっぱいブドウ」という話を聞いたことがありますか？ 狐が高いところにあるブドウを取ろうとして、何度もジャン…

FX通貨ペアの選び方｜初心者が迷わず決められる3つの判断基準 FXを始めるときにまず迷うのが「どの通貨ペアで取引するか」です。ドル円やユーロドルといった有名な通貨から、選択肢は豊富にあります。初心者のうちは選び方を間違えると無駄にリスクを背負いやすいため、基本を押さえておくことが大切です。 クイック診断：最初の通貨ペアはどれにする？ 低コスト＆安定重視 → USD/JPY テクニカル重視で練習 → EUR/USD 短期で値幅を狙いたい → GBP/JPY（要リスク管理） 通貨ペアの基本分類 通貨ペアは大きく2つに分けられます。 メジャー通貨ペア：ドル円（USD/JPY）、ユーロドル（EUR/U…

FXデモ口座とは？【初心者向け】 「FXを始めたいけど、いきなりお金を使うのは不安…」――そんな人にぴったりなのがデモ口座です。この記事では、デモ口座の仕組み・メリット/デメリット・上手な使い方をやさしく解説します。 デモ口座はリスクゼロで練習できる環境ですが、各社のツールの使い勝手や条件は少しずつ異なります。この記事は「仕組みの基礎」を解説し、詳細な比較は別記事で扱います。 デモ口座とは？ FX会社が提供する練習用の口座で、仮想資金を使って実際の相場に近い環境で取引を体験できます。 成行・指値・逆指値などの注文方法を試せる レバレッジをかけた取引感覚をつかめる 取引ツールの操作性や表示の見や…

FXのレバレッジ完全ガイド｜初心者が知っておくべきリスクと正しい使い方 「レバレッジは危険？」――実は、仕組みを理解して無理のない範囲で使えば便利な制度です。この記事では、レバレッジの基本、メリット/デメリット、ロスカットまでやさしく解説します。 レバレッジの考え方はどのFX会社でも共通ですが、取引ツールの使いやすさやスプレッドの安定性は会社ごとに差があります。この記事は「仕組みの基礎」を解説します（比較は別記事で扱います）。 レバレッジとは？ レバレッジは「テコの原理」のように、少ない資金で大きな取引を可能にする仕組みです。 例：証拠金10万円 × 25倍 ＝ 250万円分の取引が可能 メリ…

FXのスプレッドとは？【初心者向け】 「FXは手数料無料」と言われますが、実はスプレッドという“見えないコスト”があります。この記事では、スプレッドの仕組み・手数料との違い・注意点を初心者向けにわかりやすく解説します。 目次 スプレッドとは？ 手数料との違い スプレッドが狭いと有利な理由 まとめ スプレッドとは？ スプレッドとは、買値（Ask）と売値（Bid）の差のこと。この差額がトレーダーが支払う実質的なコストになります。 例：表示が「150.000 ― 150.002」の場合、買値150.002、売値150.000。差額の0.2銭がスプレッドで、取引のたびにこの差分がコストとして発生します…