はい。こんにちは。
マダオです。
今回は
糖尿病対策は『哲学』だった!?
というお話をしようと思います。
まずはこちらの動画をご覧下さい。
ドイツの哲学者カントさんのざっくり解説です。
カントさんは200年前の哲学者です。
そして、以下のような事を主張したそうです。
Q1.死後の世界はどうなってるの?
A1.死んでみろ
Q2.道徳って何?
A2.みんながその行動をしても困らない基準で考えろ
つまり、
①人間が観測できない領域のことは考えるだけ無駄
②人の行動規範は自分たちが困らない範囲で規定しろ
という事のようです。
実は、これって糖尿病対策でも全く同じ論理が使えるんですよね。
Q1.どうしたらHbA1cが下がるの?(上がるの?)
A1.自分で血糖測定してみろ
Q2.具体的に何すればいいの?
A2.多くの人が試して痛い目にあった方法はやめとけ
特にQ.1は、糖尿病初心者に限らず、医師ですら全く理解していない人が大半です。
血糖値ではなくHbA1cなどという時代遅れのトンチキ指標しか見ていないからです。
HbA1cでは、糖尿病患者の高い死亡率を説明できません。
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我々糖尿病患者はHbA1cが高いから死にやすいわけではなく、ピーク血糖値が170を超えるから死にやすいのです。
つまり、本質的な糖尿病対策とは、CGMなどを利用し、毎日のピーク血糖値が170を超えないような生活を維持することなのです。
にも関わらず、敢えて血糖値を測定せず『血糖値を不可知の領域』としているのであれば、『糖尿病のことは考えるだけ無駄』としか言いようがないでしょう。
そしてQ2.については、医師を始めとする医療従事者が治療実績を語らないことにより、患者の努力を無駄にしているのです。
日本の標準治療を受けた糖尿病患者の寛解率は1%にしか過ぎません。
そして1度寛解しても1年後には3分の2の人が悪化して寛解状態を維持できなくなります。
これが我が国で勧められる食事療法(カロリー制限・PFCバランス)、運動療法(カロリー消費)、薬物療法を併用した輝かしい治療実績です。
HbA1cと体重を重要指標として、数十年『だらしねえデブ共を指導してやった』結果が寛解率1%、寛解維持率0.3%という惨状です。
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日本人は権威に弱いとよく聞きますが、医師の権威で病気は治ったりしません。
どこの誰が言ったことであれ、貴方の血糖値を上げるやり方が常に誤りで、下げるやり方が常に正しいのです。
特に血糖値の変動原因は個人差が大きく、ある人に有用な対策が他の人には有害であるという事例に事欠きません。
医師たちの言うような『糖尿病患者だったら誰にでも一律に当てはまる魔法のような治療法』は存在しないのです。
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つまり、何が言いたいか。
現代日本の糖尿病内科医学は200年前の西洋哲学にすら劣るレベルだという事です。
偉そうなことを言ってるお前は何様なんだと思う方も多いでしょうが、この際マダオが何者であるかなど大きな問題ではありません。
マダオが嘘をつく可能性はあっても、貴方の血糖値が嘘をつくことは120%ないのですから。
糖尿病を改善させたいなら、貴方自身の血糖値を測定して下さい。
Q1.どうしたらHbA1cが下がるの?(上がるの?)
A1.自分で血糖測定してみろ
糖尿病対策の全ては、この問答に帰結するのです。
当ブログの代表的な記事はこちら。
HbA1c9.7→4.8にするために何をしたか公開中。
beast-of-no-possibility.hatenablog.com
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なお、本記事はマダオ個人の体験談とそれに基づく感想です。
個人個人で体質も糖尿病の重症度も違いますので、運動・食事等については自身の主治医や栄養士など専門家の意見を参考に行って下さい。
参考にした著作・HP・動画は当ブログ管理人のマダオが自身の糖尿病生活の参考にするため、閲覧させていただいている先であり、当ブログとは一切関係がありません。当ブログの記述に不正確さがあった場合、全て管理人のマダオに責任があります。