投資用マンションの需要が年々、高まってきている昨今。それを販売する企業は増え、同時に営業スタッフの人材確保も企業にとっては命題となっている。新卒で業界に飛び込み5年目となる丸山さんは、その仕事内容をこう語る。 「一に電話、二に電話、三四に電話、五に電話というくらい、とにかく電話をしてお客様とお会いできるようアポイントを取るのがスタート地点です。1日に500~600、多い人で1000件もの電話をかけるんです。とはいっても、手当たり次第、電話帳を見てかけまくっていても時間効率も費用効率も悪い。ですから、ある程度ターゲットを絞って電話をしたい。そうすると、名簿屋さんから買ったリストが生きてくるんです。例えば、年収は500万円とか700万円以上ある人とか、上場会社に勤めている人とか。公に販売されている名簿なので違法ではないですよ。念のため(笑)」 そうして苦労して顧客と会う算段を取り付けると、契約