「いったんテニュア付与の決定は下りていた」 「「不当に厳しくない程度に懲戒してください」と抗議しないといけない、っつーのも間抜けな話」 「テニュアトラック制度の是非が問われることになりそう」 ※ 前段となるまとめはこちら 「日文研の元助教に懲戒処分 長期にわたりSNSで不適切発言繰り返す」件につき様々な意見・論点 2021年10月20日~https://togetter.com/li/1793858
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>>第二節 近代の明智光秀像 第三節 戦後の明智光秀像 〈光秀=改革者〉像の出現 戦後になると、儒教的な主従観念はさらに衰退する。戦前には「忠君愛国」を基本理念とした教育が行われ、「武士道」精神も鼓吹されたが、戦後は軍国主義への反省に基づき、そうした考え方は否定されていった。 結果として、明智光秀の謀反を倫理的に評価する論調は後景に退いた。そうした風潮を受けて登場したのが、昭和三十三年(一九五八)に刊行された高柳たかやなぎ光寿みつとしの『明智光秀』である。高柳は東京大学史料編纂へんさん官、國學院大學教授などを歴任した歴史学者である。 拙著『陰謀の日本中世史』でも言及したように、高柳の著書が画期的だったのは、怨恨説の根拠となっているエピソードが、全て江戸時代に著された俗書の創作であることを指摘した点にある。先述の通り、江戸時代には怨恨説が主流であり、近代においても怨恨説への疑問が提出されたも
2021.10.15お知らせ国際日本文化研究センター研究教育職員に対する懲戒処分等について https://topics.nichibun.ac.jp/pc1/ja/sheet/2021/10/15/s001/ 人間文化研究機構は、国際日本文化研究センター(以下、本センター)研究教育職員(当時)に対し、9月13日付けで停職1ヵ月の懲戒処分を行いました。 多様性を尊重する研究姿勢に反して、SNS上において行った不適切発言によって、被害を受けられた方々、また不快な思いを抱かれた方々に対し、改めて心よりお詫び申し上げます。 本センターでは、本件を受けて、再発を防止し信用を回復するために、以下のような対応を行ってまいります。 第一に、SNSの利用のガイドラインを全教職員に改めて周知し再発防止に努めるとともに、ハラスメント防止のための教育プログラムを全教職員が継続的に受講することとし、さらにジェンダ
弁護士ドットコムニュース @bengo4topics ベストセラー『応仁の乱』で知られる歴史学者、呉座勇一氏が提訴されました。呉座氏は自身について書かれたオープンレターが名誉毀損であるとして、差出人側に削除を要求しています。差出人側は「削除の義務はない」として法廷で争う姿勢です。 bengo4.com/c_18/n_14163/ 2022-02-25 17:53:22 リンク 弁護士ドットコム ベストセラー『応仁の乱』呉座勇一さんを名古屋大教授らが提訴 「オープンレターを削除する義務ない」 - 弁護士ドットコムニュース ベストセラー『応仁の乱』の著者で、歴史学者の呉座勇一さんから求められている損害賠償100万円を支払う義務はないとして、名古屋大教授の隠岐さや香さんら12人が2月25日、債務不存在の確認を求める訴訟を東京地... 175 users 232 リンク sites.google.
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 4月 1日(金)23時20分30秒 僕はなるべく、呉座さんの問題を職場の中で軟着陸させたいと思っているんですよ。 【呉座】はあ、はあ。 まあ、あの、みんながもろ手を挙げて、お帰り、おめでとう、という風にはまずならない、と思うけれども。 【呉座】まあ、それはそうでしょうね。 まあ、なだめたりすかしたりしながらだと思うんですけれども。 それと、これも仮定の話をしているんで、ごめんなさいなんだけれども、もし運営会議を終えた上で、呉座さんに留まってもらうような運びになった場合は、みんなの前で、丁寧な謝罪とか、自分の今の率直な思いを、まあ、ホンマに率直に語られたらつらいかもしれんけれども(笑)、あのー、今後自分がどうするみたいな殊勝な言葉とかを、頂戴する場を設けないかん、そのほか色々、検討しなあかんことがあると思うので、そこは覚悟しておいて下さい。 【呉座】は
呉座勇一氏のフェミ・リベラル叩き問題で激化するバックラッシュに抗う 「自己肯定感格差」と「課題直視力格差」が招く女性蔑視 勝部元気 コラムニスト・社会起業家 歴史学者の呉座勇一氏がTwitterで女性研究者等に対する誹謗中傷を繰り返していた問題について書いた『呉座勇一氏が溺れた「フェミ・リベラル叩き」というマノスフィアの“沼”』の記事に続く後編です。 呉座勇一氏が溺れた「フェミ・リベラル叩き」というマノスフィアの“沼” 前編では、インターネット上(主にTwitter)で、女性差別に声を上げる女性、フェミニズム、リベラル派に対するバッシングを“娯楽”とする「マノスフィア」(インターネット上における反フェミニズムコミュニティー)について、その特徴や拡大している現状等を紹介し、さらなる拡大に警鐘を鳴らしました。 ネトウヨやマノスフィアを生んだ「自己肯定感格差」社会 それにしても、なぜ呉座勇一氏は
hhasegawa @hhasegawa 鍵アカウントで陰口を叩いていたら対象に報告されてスクリーンショットをさらされてしまうのは、謀反の密談をしていると内通者が出て気がつけば六波羅の軍勢に囲まれていたような逸話で、『平家物語』なら鹿ヶ谷、『太平記』なら正中の変という物語の発端部にあたり、まさに日本中世史の華といえよう。 twitter.com/hhasegawa/stat… 2021-03-19 06:01:28 hhasegawa @hhasegawa ツイッター使用法で危険なものに、もともと公開だったアカウントに事後的に鍵をかけるパターンがある。オープン時代についたフォロワーが、その人が非公開であることに安心して語った内容を他人にご注進してしまうのもありうるので。それが嫌なら、数人から10人程度に閲覧可能範囲を絞るしかあるまい。 2021-03-18 07:59:09
・亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。 ・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。 kensyoiinkai.hatenablog.com kensyoiinkai.hatenablog.com kensyoiinkai.hatenablog.com 「匿名で悪口スクショが続々と…」呉座勇一氏“中傷投稿”問題、渦中の北村紗衣氏が語る顛末 | 文春オンライン 自分を責める気持ちが湧いてきて…呉座勇一氏“中傷投稿”問題、北村紗衣氏が語る「二次加害の重み」 | 文春オンライン 知識人「言論男社会」の深すぎる闇…「呉座勇一事件」の背景にあったもの(後藤 和智) | 現代ビジネス | 講談社(1/7) 令和三年・呉座の乱:ロマン優光連載183 (202
お世話になっております。 この度、オープンレター「女性差別的な文化を脱するために」(以下、オープンレターと略します)差出人のうち12名を相手とする名誉損害訴訟(以下、OL訴訟と略します)において、和解が成立して訴訟が終了しましたので、ご報告いたします。訴状、反訴状、準備書面などの訴訟資料一式につきましては、改めて公開いたします。 私は、①労働訴訟(地位確認等請求事件・懲戒処分無効確認事件)、②OL訴訟(名誉毀損)、③日歴協訴訟(名誉毀損)の3つの訴訟を抱えておりました。①労働訴訟も和解で終了していますから、③日歴協訴訟のみが残ることとなりました。 ③日歴協訴訟は、和解交渉が決裂したため、これから私の尋問手続に進む見込みで、詳しくは近日中にお伝えする予定です。 3つの裁判の関係 1.和解の内容 OL訴訟で成立した和解の条項を下に引用します。 (裁判所が形式面の修正をする予定であり、後日、正式
連載「いくつかの結末」第2回の本記事では、呉座勇一が勤務先である国際日本文化研究センター(以下、「日文研」と略す)の所長などとの会話/通話を秘密録音し、その音声データをネットに公表させた問題について検討する。 呉座の加入した労働組合「新世紀ユニオン」(以下、「ユニオン」と略す)の委員長は2022年4月、日文研の上部法人であり人事権のある大学共同利用機関法人人間文化研究機構(以下、「機構本部」と略す)から呉座への懲戒処分とテニュア付与撤回は不当だと主張し、その根拠の一部として呉座と日文研所長(など)との会話/通話の音声データ2つを公表した。 直後、ヒ(旧「Twitter」、現「X」)ではユニオン委員長に同調して「日文研は横暴だ」などとする声が噴出した。 https://twitter.com/search?q=http%3A%2F%2Fshinseikiunion.blog104.fc2.c
Yuichi Goza @goza_u1 さえぼうさんがそうだとは思わないが、老人に媚びて権力を得る30代は現実に存在するので(F市氏とか)、「若いから老害じゃない」と一概には言えないと思う。 twitter.com/Cristoforou/st… 2018-09-08 01:26:52 Yuichi Goza @goza_u1 だから沖縄で性犯罪を行うのは米兵だけなのかと。在日中国人とか在日コリアンの性犯罪を「いい加減にしてほしい」とか非難したら、あなたたち大騒ぎするでしょ? twitter.com/onagatakeharu/… 2018-09-21 10:52:01 Yuichi Goza @goza_u1 医学部男女差別問題が明らかにしたように、男の方が体力があって労働時間が長いから社会的地位が高くなるだけなんだよな。長時間労働を前提としない働き方改革は重要だが、それは男女差別とは
日本人の武将像はいかに変化してきたのか?時代ごとの価値観が浮き彫りに! 呉座勇一 『戦国武将、虚像と実像』 呉座勇一 『戦国武将、虚像と実像』 書評家・作家・専門家が新刊をご紹介! 本選びにお役立てください。 いわゆる「司馬史観」は決して司馬一人の頭の中から生まれたものではない。 【評者:安田峰俊(ルポライター)】 「信長のように大胆な改革を!」 誰もが耳にしたことのある、おなじみのアピールであろう。日本の政治家や中小企業の社長たちは、なぜか織田信長が大好きだ(ほかに坂本龍馬も好きである)。世間における織田信長は、前例にとらわれない革命児で、神仏や将軍・朝廷の権威をものともしない苛烈な合理主義者……ということになっている。 この手の紋切り型のイメージのひとり歩きは、他の戦国武将についても同様である。 エキセントリックな革命児たる信長に対して、クーデターを起こした明智光秀は保守的で常識をわき
武蔵大学人文学部の北村紗衣准教授が、自身のブログ上に公開したSCUM Manifesto (男性皆殺し協会マニフェスト) 紹介記事の反応に対して、「ソラナスがあまりに怖かったようで、去勢の恐怖におびえる男性陣からコメントを頂いた」「(紹介記事を見た人は)びびるだろうね!楽しいな!」*1と投稿していたことがわかった。なお、該当のブログ記事はすでに削除されている。 「男性皆殺し協会マニフェスト」は、米国のラジカルフェミニスト、ヴァレリー・ソラナスの著作。すべての男性は欠陥品、情緒障害者であり、女性はこのような劣った存在を抹殺する権利があり、それは正義の慈悲深い行為であるとされる。全男性を殺害することによって差別や戦争といった社会問題を解決し、女性だけのユートピア建設を主張する。 この一連の発言について、同大学に通う男子学生にZoom上で取材を行った。 ――この発言を知った際どのように感じました
はじめに―呉座勇一氏事件とこの記事の目的について― 2021年3月20日ごろ、日本中世史研究者の呉座勇一氏が、これまでツイッターで文学研究者の北村紗衣氏に誹謗中傷を繰り返していたことが発覚した。その誹謗の対象は北村氏だけにとどまらず、様々な研究者や著名人にも向けられていたことも分かり、最終的に呉座氏は北村氏に謝罪。4月に入ってから呉座氏は自らのアカウントを削除した。 事件の細かい経緯については、様々な人によって述べられているが、おおまかに書けばこの通りになる。著名な歴史学者が起こしたこの事件は、各方面に衝撃を与えたが、この記事の目的はあの騒動について振り返ることではない。 この記事の目的は、まとめサイト『ハンJ速報』(注)に投稿された、『足軽大将』と名乗る人物の文章を分析することである。 注:5チャンネルの掲示板の一つである、なんでも実況J板のスレッドをまとめるサイト) この『足軽大将』な
一昨年に訴訟が提起された時に、「これは労働法的にも大変興味深い事案なので、是非判決まで行って欲しい」と思ったこの事件ですが、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-fa4a02.html 今年10月から無期契約になると今年1月に決定を受けた有期契約労働者というのは、その間の期間は有期なのか無期なのか、有期であると同時に無期の内定状態でもあるのか、その間の期間に無期に転換するという決定を取り消されることはどういう法的な性質があるのか、単なる期待の消滅に過ぎないのか、それとも内定状態の無期契約の解除すなわち解雇であって、解雇権濫用法理の対象であるのか。うわぁ、これって、採用内定の法的性質の応用問題のようにも思われるのですが、皆さんどう考えますかね。 結局、呉座さん側の「勝利的和解」で解決したようです。 https://yg
石田三成像(個人蔵・青森県杉山寿之進氏) 『慶長軍記』の意外な好評価 石田三成。関ヶ原合戦で西軍の中心人物として、徳川家康ら東軍と戦い敗れた人物である。ゆえに江戸時代には、三成は豊臣秀吉の威を借る君側の奸であり、秀吉死後は私利私欲のために家康の追い落としを画策した悪人として非難されてきた。 こうした佞臣(ねいしん)三成像を塗り替えたのは、司馬遼太郎の歴史小説『関ヶ原』だと一般に考えられている。本作の石田三成は、官僚的で融通がきかず人望に乏しいものの、清廉潔白で信義を重んじる豊臣家の忠臣として描かれている。三成イメージを転換する上で司馬の果たした役割は大きい。 しかしながら江戸時代においても、石田三成に対する評価は全否定ではなかった。軍記物・逸話集の中には三成に好意的なエピソードも少なくない。確かに江戸時代の諸書は、徳川家康に対して無謀な戦を仕掛け、諸将の夜襲提案などの献策を無視して正攻法に
Satoshi Ikeuchi 池内恵 @chutoislam 文芸批評やるなら、その文章の巧拙や志の高低を論評されることは甘受すべき。それができないのではないかという点が私の北村氏への批判の一部でしたが、何も伝わっていないどころか仲間で誤認識を回し合うばかりと認識しましたので、それ以後は全く興味が湧かずブロックされて何を言われても放置です。 twitter.com/shinichiroinab… 2022-08-21 21:47:41 Satoshi Ikeuchi 池内恵 @chutoislam オープンレターは(1)推進者の党派性、(2)付和雷同した追随者の軽率さ、(3)任期なし教授・准教授たちが任期付き助教を狙い撃ちにして馘首に持ち込む行為の醜悪さから、私は明確に批判しています。私のこの批判は女性差別では全くありません。私の一貫した人文系学界批判の一部です。 twitter.com
本動画は、2025年2月13日(木)に収録いたしました。 対談の一部は、月刊誌『Voice』2025年4月号にも掲載されております。 ぜひあわせてご覧ください。 https://amzn.to/4c6pTYQ 【対談者について】 ◆呉座 勇一(ござ・ゆういち) 国際日本文化研究センター助教。 1980年、東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科研究員、東京大学大学院総合文化研究科学術研究員などを経て現職。日本中世史専攻。 著書に『日本中世の領主一揆』(思文閣出版)、『一揆の原理』(ちくま学芸文庫)、『応仁の乱』(中公新書)、『頼朝と義時』(講談社現代新書)、『戦国武将、虚像と実像』(角川新書)、『動乱の日本戦国史』(朝日新書)など。最新著は『日本史 敗者の条件』(PHP新書)。 ◆小泉 悠(こいずみ・ゆう) 東京大学先端科
<a href="http://archive.today/pvHcb"> <img style="width:300px;height:200px;background-color:white" src="https://archive.md/pvHcb/bbbed21fe4db81a1556ec326022a91d82120c840/scr.png"><br> 呉座勇一先生による「女性」や「他者」への発言・批判集 - Togetter<br> アーカイブされた 2021年3月23日 07:15:57 UTC </a> {{cite web | title = 呉座勇一先生による「女性」や「他者」への発言・批判集 - Togetter | url = https://togetter.com/li/1685368 | date = 2021-03-23 | archiveurl = ht
>>第一節 近世の明智光秀像 第二節 近代の明智光秀像 儒教的主従観念の相対化 前節で取り上げた『絵本太功記』のような例外はあるにせよ、江戸時代において明智光秀は基本的に「逆臣」として非難された。前述の通り、儒教的倫理観に則のっとった場合、いかなる理由があろうとも、主君への反逆は肯定されないからである。 もちろん、儒教にも暴君への反逆を正当化する考え方はある。これを放伐説という。周の武王が殷の紂王を討ったのは放伐の典型であり、『絵本太功記』は放伐説を引くことで、光秀の行為を正当化しようとしている。 だが儒教において、放伐説は必ずしも有力な考え方ではなかった。江戸時代に最も影響力を持った儒教の学派は、いわゆる朱子学である。一般に朱子学は放伐説を採用したと言われている。朱子学は儒学の経典のうち『孟子もうし』を特に重視しており、『孟子』は放伐を肯定しているからである。 けれども中国思想史学者の小
釈迦や孔子のような特別な人間、聖人が神になるのは理解できる。しかし日本では、天下人であった豊臣秀吉や徳川家康、また楠木正成や加藤清正などの英雄的武将のみならず、必ずしも著名でないローカルな武士も神格化され、祭祀を通じて記憶され続けている。 本書『神になった武士』(吉川弘文館)は、徳川家康の神格化(東照大権現)など著名な例に特化した従来の研究に対し、武士祭神の全貌を明らかにしたものである。地誌・名所図会・文芸書類まで博捜することで、神となった武士を網羅的に収集し、統計的に把握した点は他に類を見ず、称賛に価する。 本書によれば、武士が登場して以降、古代から現代までに神に祀られた武士の総人数は2431人だという。そのうち、祭神が一つ、つまり一ヶ所でのみ祭祀されている武士は2112人で圧倒的に多い。 これらはローカルな神と言える。武士が一族として先祖を祭祀し、家の守護を祈るケースだけではなく、地域
「陰謀実行の最大の難点は、秘密裏に遂行しなければならないため、参加者を限定せざるを得ないところである」(呉座勇一『陰謀の日本中世史』角川新書、2018年、49ページ) 3月末、日本中世史研究者の呉座勇一が、Twitterの鍵アカウントで英文学研究者の北村紗衣を含む様々な人物に中傷を行っていたことが発覚し、NHK大河ドラマの監修を辞任し、所属先の研究機関もコメントを出すなどの事態になった。非公開アカウントとはいえ、約4000人のフォロワーに対して、リツイートやいいねを含めて一方的な中傷を行っていたことが問題視された。その中傷の中には、セクシュアルハラスメント的な発言も含まれている。筆者も呉座によって中傷された者のうちの一人だったが、その件については本人から謝罪をいただいている。 この件の発端は、同じく日本中世史研究者の亀田俊和が、『異形の王権』(平凡社)などで知られる日本中世史研究の大家、網
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