(CNN) ロシアのドローン(無人機)がポーランドへ侵入したことをめぐり、トランプ米大統領は10日、ややとまどいを見せながら反応した。北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるポーランドは、ロシアとの緊張が高まる中、トランプ氏が以前から守ることを約束してきた国だ。 トランプ氏は自身のSNSで「ロシアがドローンでポーランドの領空を侵犯するとはどういうことだ?」と問い掛け、「さあ、やるぞ」とつづった。 今回の事案は、トランプ氏が終結を模索してきたウクライナ紛争を著しく激化させるものだった。アラスカで開かれたロシアのプーチン大統領との会談から26日が経過したが、戦争終結に向けた進展はほとんど見られない。 トランプ氏は10日、ポーランドのナブロツキ大統領と協議した。ナブロツキ氏のSNS投稿によると「協議は同盟国の結束を確認するものだった」。 協議に先立ち、ポーランド当局者はCNNに対し、ナブロツキ氏