「取れなさそうだ」が6割超と、4分の1強の「取れなそうだ」に大差を付けました。「どちらも使う」を含めると4分の3近くが「取れなさそうだ」を使うという結果。「さ」入れが広まっているようです。 形容詞は「なさそう」、助動詞は「~なそう」 回答から見られる解説では、形容詞「ない」は「なさそう」という形を取るとしつつ、「助動詞『ない』の場合は、『な』に直接付く」という明鏡国語辞典(2版)のコラムを引きました。語幹が1音節の「ない」「よい」は「なそう」「よそう」が使いづらいため「さ」を入れるようになったといいます(もっとも語幹が1音節でも「濃い」は違うようで「濃そう」の形でも使われます)。 例を挙げると、「間違いない」は「間違い(が)ない」なので、「ない」は形容詞。「そうだ」を付ければ「間違いなさそうだ」となります。一方、「間違えない」の場合は「間違え(る)+ない」ですから、「ない」は助動詞。「今日