就農のきっかけはブルーベリーとの出会い 江澤さんはもともと東京でサラリーマンとして働いていたが、27歳のとき家を継ぐために地元に戻った。そして、農業の知識はなかったが、JAに就職。指導員として働き始めたという。 ブルーベリーと出会ったのは、36歳のとき。農業について学ぶため、さまざまな作物を勉強していたところ、当時の組合長から声をかけられ、ブルーベリー栽培に取り組むことになった。 指導員としてブルーベリー栽培の知見を深めていたが、10年以上たった頃「片手間ではダメだ。本気でやろう」と50歳のときにJAを退職。奥さんと2人で山を切り開き、ブルーベリー栽培に取り組んだ。折しも東京湾アクアラインが開通し、東京や神奈川から多くの観光客が千葉に来るようになったこともあり、観光農園としてオープンした。 エザワフルーツランド入り口。農園はここから山を登った場所にある 江澤さんが奥さんと2人で、山を切り開