大阪 枚方市の田んぼで無断で稲を刈り取られたという農家の被害届を受け、警察が窃盗事件として捜査をしたところ、26日、田ん…
パレスチナの国家承認をめぐり、岩屋外務大臣は来週の国連総会のタイミングでは日本政府として承認を見送る方針を明らかにしました。その上で、イスラエルが和平への道を閉ざすような行動に出た場合は、新たな対応をとる考えを示しました。 イスラエルによる攻撃でパレスチナのガザ地区の人道状況の悪化が深刻になる中、ことし7月以降、フランスが、また、イギリスとカナダも条件付きで、パレスチナを国家として承認する方針を相次いで表明しています。 岩屋外務大臣は記者会見で、今月22日にアメリカ ニューヨークでの国連総会にあわせて開かれる、イスラエルとパレスチナの共存に向けた国際会議に出席するとした上で、今回のタイミングではパレスチナの国家承認を見送る方針を明らかにしました。 そして19日、イスラエルとパレスチナ暫定自治政府の外相と相次いで電話で会談してこうした方針を伝えたほか、アメリカのルビオ国務長官とも電話で会談し
イスラエル軍がガザ地区の最大都市の制圧に向け部隊を進めるなか、国連の安全保障理事会で即時停戦や支援物資の搬入を求める決議案が提出されましたが、アメリカが拒否権を行使し、否決されました。 パレスチナのガザ地区について、国連は、8月最大都市のガザ市などで「飢きん」が発生していると発表しましたが、イスラエル軍はその後、ガザ市の制圧に向けた地上作戦を始め、人道危機が深まっています。 国連の安全保障理事会では、18日、緊急会合が開かれ、非常任理事国の10か国は、ガザ地区での即時停戦や人質の解放に加え、イスラエルに対して、支援物資の搬入を制限なく認めるよう求める決議案を提出しました。 これについて、アメリカの代表は「決議案はイスラム組織ハマスを非難せずイスラエルの自衛権を認めていない」と、反対を表明しました。 採決では、15の理事国のうち、14か国が賛成しましたが、アメリカは拒否権を行使し、決議案は否
アメリカのトランプ大統領に近い保守系の若手政治活動家が銃撃され殺害された事件で、トランプ大統領は「容疑者は左派だ」と主張したうえで、インターネットを通じて過激化したという見方を示しました。事件のあとSNS上では政治的な対立をあおるような投稿も相次いでいて、分断が深まることが懸念されます。 アメリカの保守系の若手政治活動家、チャーリー・カーク氏は今月10日、アメリカ西部ユタ州の大学で開かれていたイベントで銃撃されて死亡しました。 その後、捜査当局は、カーク氏を殺害した疑いなどでタイラー・ロビンソン容疑者を逮捕しました。 この事件についてトランプ大統領は15日、ホワイトハウスで記者団に対し、容疑者がインターネットを通じて過激化したという見方を示しました。 そして「彼は左派だ。左派には多くの問題がある。左派は保護されているが、保護されるべきではない」と主張しました。 また、トランプ大統領の側近の
国連総会でイスラエルとパレスチナの2国家共存による和平の実現を支持する決議案が、アメリカやイスラエルが反対するなか日本を含む142か国の賛成多数で採択されました。 国連ではことし7月、フランスとサウジアラビアが主催した会議で、2国家共存による和平の実現を呼びかける「ニューヨーク宣言」が発表されました。 国連総会では12日、この宣言を支持する決議案が採決にかけられ、日本を含む142か国の賛成多数で採択されました。 アメリカやイスラエルなど10か国が反対し、12か国が棄権しました。 「ニューヨーク宣言」は「2国家解決案の実現はイスラエル人とパレスチナ人両方の正当な願望を満たす唯一の道だ」として、パレスチナ国家の実現を支持しています。 そのうえでイスラム組織ハマスに対しガザ地区の支配をやめ、パレスチナ暫定自治政府に武器を引き渡すよう求め、イスラエルに対してはヨルダン川西岸など占領地でのすべての入
NASA=アメリカ航空宇宙局は10日、火星探査車がX線などを使って火星の岩を分析した結果、微生物が存在した可能性を示す痕跡を発見したと発表しました。NASAはより詳しい分析が必要だとしています。 NASAなどの研究グループによりますと、去年7月、火星のクレーターで、火星探査車がかつて水が存在したと考えられる場所を調査していたところ、岩に数ミリほどの斑点があるのを見つけました。 X線や紫外線を使って分析した結果、鉄や硫黄の化合物とみられる物質や有機物が検出され、こうした化合物は、地球上では、有機物を栄養として活動する微生物が生成するケースがあることから、火星でも微生物が存在した可能性があるということです。 研究成果は10日、イギリスの科学雑誌ネイチャーに掲載され、NASAのダフィー長官代行は、記者会見で「火星で発見した生命の最も明確な兆候かもしれない」と成果をたたえました。 グループは、火星
ポーランドは、10日朝にかけてロシア軍の無人機19機に領空が侵犯されたとして被害を調査し、無人機の残骸が見つかったと明らかにしました。ポーランドの要請を受けてNATO=北大西洋条約機構の加盟国は協議を続ける方針で、今後の関係国の対応が焦点になります。 ポーランドのトゥスク首相は10日、緊急の閣議を開き、「NATO加盟国の上空でロシアの無人機が撃墜されたのは初めてだ」としたうえで、ロシア軍の19機の無人機によって領空が侵犯されたと議会で報告しました。 地元メディアによりますと、ポーランドの内務省が被害状況を調査した結果、これまでに8機の無人機の残骸やミサイルの一部が見つかったということです。 無人機の多くはウクライナと国境を接する東部で見つかったとする一方、少なくとも2機は国境からポーランド国内を300キロ以上飛行したとする軍の幹部の話を伝えています。 NATOのルッテ事務総長は10日、ポー
ふるさと納税の仲介サイトによる競争が過熱しているとして、来月からポイントを付与する仲介サイトを通じた寄付の募集が禁止されるのを前に、村上総務大臣は9日の閣議のあとの会見で「いわゆるインターネット通販であってはならない」と述べ、自治体や事業者に改めて適切な対応を求める考えを示しました。 ふるさと納税をめぐっては仲介サイトの間でポイント還元を高める競争が過熱しているとして、総務省は来月からポイントを付与する仲介サイトを通じた寄付の募集を禁止します。 これを前に村上総務大臣は9日の閣議のあとの会見で「ふるさと納税はふるさとやお世話になった自治体に対する感謝の気持ちを伝えるために創設された公金を使用した公的な税制上の仕組みだ」と述べました。 その上で「ふるさと納税はいわゆるインターネット通販であってはならない。自治体や事業者には今回の見直しの趣旨を踏まえて適切に対応してもらいたい」と述べました。
次の衆議院選挙をめぐり、参政党の神谷代表は記者会見で小選挙区と比例代表をあわせて100人以上の候補者を擁立し、30から40議席程度の獲得を目指す考えを示しました。 この中で、参政党の神谷代表は次の衆議院選挙に向けた候補者の擁立方針について「少なくとも前回の選挙と同じ規模には持っていきたいので最低100人だ。上限としては150人ぐらい出せればいい」と述べ、小選挙区と比例代表をあわせて100人以上の候補者を擁立したいという考えを示しました。 そのうえで議席の獲得目標については「衆参両院で50から60程度の議席を持つ政党を目指しており、衆議院選挙では30議席から40議席が目標になる。ある程度、候補者が出そろった段階で勝敗率も計算して数字をまとめたい」と述べました。 一方、党の人事では新たに政務調査会長補佐として2017年に自民党を離党した元衆議院議員の豊田真由子氏を起用すると発表しました。 神谷
優勝へのマジックナンバーを「1」としていた首位の阪神は、勝てば優勝が決まる状況で今夜、甲子園球場で5位の広島と対戦しました。 試合は2回、5番・大山悠輔選手のツーベースヒットなどでノーアウト一塁三塁のチャンスをつくり、7番・高寺望夢選手が犠牲フライを打って先制しました。 5回、先発の才木浩人投手の先頭打者への初球が頭部へのデッドボールとなり、審判から危険球と宣告されて退場となりましたが、緊急登板となった2人目の湯浅京己投手が後続を抑えてピンチを切り抜けました。 その後も桐敷拓馬投手、及川雅貴投手、石井大智投手とリリーフ陣が無失点でつなぎ、9回は岩崎優投手が3人で抑えて阪神が2対0で勝ち、2年ぶり7回目のセ・リーグ優勝を果たしました。 9月7日の優勝決定は2リーグ制となった1950年以降で最も早い日にちとなりました。 阪神の藤川球児監督は監督として1年目での優勝となり、ことし球団創設から90
プロ野球、セ・リーグの阪神はマジックナンバーを「1」として、早ければ7日にも2年ぶりのリーグ優勝が決まります。阪神が優勝すると大阪・ミナミの道頓堀川に飛び込む人が相次ぎますが、川の水質を調査している専門家は「大腸菌が検出されていて泳げる川ではない。便器の水に飛び込むようなものだ」と注意を呼びかけています。 阪神が優勝すると、大阪・ミナミの道頓堀川に飛び込む人が相次ぐことを受けて、大阪・北区にある日本分析化学専門学校は2003年に阪神がリーグ優勝した翌年から川の水の濁りの程度や細菌の数などを調査しています。 これまでの調査では毎回、川の水から大腸菌が検出されていて、8月の調査でも川の水100ミリリットルあたり200個から5000個ほどの大腸菌が検出されたということです。 遊泳用のプールの基準は「大腸菌が検出されないこと」となっていることから、調査した宮道隆 教務部長は「道頓堀川は泳ぐのに適さ
パレスチナの国家承認をめぐり、岩屋外務大臣は「和平の進展を後押しする観点から何が最も適切で効果的かを真剣に検討する」と述べ、適切な時期やあり方も含め、総合的な検討を行いたいという考えを示しました。 イスラエルによる攻撃でパレスチナのガザ地区の人道状況の悪化が深刻になる中、ことし7月以降、フランスが、また、イギリスとカナダも条件付きでパレスチナを国家として承認する方針を相次いで表明しています。 岩屋外務大臣は訪問先の中東のクウェートで一連の日程を終えたあと記者団に対し「イスラエルおよびパレスチナ双方と信頼関係を有するわが国として、地域の平和と安定のためにいっそうの役割を果たしていく決意を新たにした」と述べました。 その上で、パレスチナの国家承認をめぐり「わが国はイスラエル、パレスチナ問題の2国家解決を一貫して支持している。和平の進展を後押しする観点から何が最も適切で効果的かということを真剣に
厳しい経営状況が続く富山地方鉄道の鉄道路線のうち、「立山線」と「不二越・上滝線」の存続のあり方を話し合う検討会が富山市で開かれ、地鉄側は、「立山線」について「来年11月いっぱいで一部の区間を廃止する準備を進めている」と発表しました。 富山市で開かれた検討会には、新田知事や富山市の藤井市長、立山町の舟橋貴之町長、それに富山地鉄の中田邦彦社長などが出席しました。 会議では地鉄の担当者が、「立山線」について、「岩峅寺ー立山」の間を来年11月いっぱいで廃止する方針を決め、国への申請に向けた準備を進めていると発表しました。 その一方で、ことし12月末までに自治体から新たな考え方が示された場合は協議するとしています。 また、「不二越・上滝線」については、来年度から駅や線路などの維持費を負担する「みなし上下分離」の方針を富山市が示しているとして、「月岡ー岩峅寺」の間は「みなし上下分離」を取り入れ引き続き
広島市にある広陵高校で、複数の野球部員が下級生の部員に対し、暴力を伴う不適切な行為をしたとして、高野連=日本高校野球連盟から厳重注意を受けた事案について、スポーツ庁の室伏広治長官は、29日の会見で「大変、重く受け止めている。世間に説明をする義務があると思う」と述べました。 広陵高校はことし1月、寮で禁止されていたカップラーメンを食べた、当時1年生の部員1人に対し、2年生の部員、合わせて4人が個別に暴力を伴う不適切な行為をしたとして、3月に高野連から厳重注意を受けました。 夏の全国高校野球に出場していましたが、部員の暴力問題などをめぐり、さまざまな情報がSNS上で拡散された事態を受け止め、2回戦を前に、出場を辞退しました。 スポーツ庁の室伏長官は29日の会見で「こうしたことは、スポーツの価値を著しく下げることであり、大変、重く受け止めている。今後はないようにやっていくことが重要だ。これだけ大
「『ドイツ年間ゲーム大賞』ってちょっと調べておいてもらえるかな。ことしは日本人の作品がノミネートされていて、たぶん受賞すると思うから」 上司から声をかけられたのは6月の終わりのことでした。 「ドイツ年間ゲーム大賞?なにそれ?」 正直、最初はそう思った私。 世界で最も権威のあるボードゲームの賞だと知らされ調べていくと、そこに広がっていたのは想像以上にディープな世界。 デジタル全盛、ゲームと言えばテレビゲームやスマホゲームを思い浮かべる人が多い今の時代に、日本で根づき始めた「ボードゲーム文化」の秘密を探ります。 (科学・文化部記者 小田和正) 10万種超!世界で人気のボードゲーム 「ふだん、将棋担当しているでしょ。だからボードゲーム担当でもあるよね」 400以上のボードゲームを持っているという上司の趣味に付き合わされるような形で、急きょボードゲームについて調べることになった私。 これまで、将棋
政治団体「再生の道」の石丸伸二代表は27日、都内で記者会見し、来月中旬に代表選考会を開き、自身は代表を退任する意向を示しました。 石丸氏は27日、都内で記者会見し、来月15日に党の代表選考会を開くことを発表しました。 代表選考会は都議会議員選挙と参議院選挙の候補者の中から立候補を募り、選考するということです。 そのうえで、新代表が就任する来月16日付けで自身は代表を退く意向を示しました。 石丸氏は「選挙の前後で代表を交代するとしていて、当初のスケジュールどおりのことで党を属人的なものにしないためだ」と述べました。 また、今後、党の運営には関わらないとした一方で「個人的には求められれば応援する。これからもなんらかの方法で政治には関与し続ける気持ちでいる」と述べました。 さらに、次の東京都知事選挙について、再び立候補する意向があるか問われたのに対して「有力な選択肢の一つだ」と述べました。 「再
国連は、イスラエル軍が軍事作戦を続けているパレスチナのガザ地区で食料不足の程度が最も深刻な「飢きん」が発生していると発表しました。 国連は22日、人道危機が続くパレスチナのガザ地区の北部ガザ市とその周辺で食料不足が深刻化し、「飢きん」が発生していると発表しました。 「飢きん」は、食料不足の程度を表す国際的な指標のうち、最も深刻な状況を示し、少なくとも20%の世帯が極端な食料不足に陥り、少なくとも30%の子どもが急性の栄養失調になっているなどと定義されています。 国連などは9月末までに、ガザ地区の中部や南部にも飢きんが拡大するおそれがあり、来年6月までに5歳未満の子ども少なくとも13万2000人が急性の栄養失調による死の危険にさらされるとしています。 飢きんはこれまで、アフリカのソマリアやスーダンなどで確認されましたが、中東で公式に確認されたのは、初めてだということです。 国連の人道部門のト
理化学研究所はスーパーコンピューター「富岳」の後継機となるスーパーコンピューターについて、アメリカの半導体大手「エヌビディア」と連携して開発を進めると発表しました。世界最高水準のAI性能を実現するため処理装置の共同開発を進め、2030年ごろの運用開始を目指すとしています。 理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳」は、2021年に本格的に運用が開始されて以降、線状降水帯などの気象予測や、新型コロナウイルスの飛まつ分散のシミュレーションなどに役立てられています。 一方、海外では「富岳」を上回る計算能力のスーパーコンピューターが相次いで開発されるなど競争が激しくなっていて、国は「富岳」の後継機となるスーパーコンピューターの開発を決め、理化学研究所がことし1月に開発に着手しました。 こうした中、理化学研究所は22日、このスーパーコンピューターの今後の開発体制を発表し、アメリカの半導体大手「エヌ
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