10月17日午後、中国の国防部報道官は9人の軍幹部に関しての処分を発表した。それによれば、中央軍事委員会・規律検査監督委員会は、9名の軍幹部に関して党籍剥奪および軍事検察で審査・起訴することを決定したとのこと。 そのうち8名は中共中央委員会委員なので、10月20日から23日まで北京で開催された「四中全会」(中国共産党中央委員会第四次全体会議)で中央軍事委員会における処置と党籍を剥奪したことに関して審議し、可決した(新華網)。これで最終決定となる。 2024年11月から始まった一連の逮捕劇に関して、巷では「習近平失脚説」が「嬉しそうに」ささやかれていたが、筆者は以下のコラムで徹底して斬ってきた。 ●7月14日<習近平失脚説 噂とフェイクと報道のフローチャートPartI> ●7月17日<習近平失脚説 噂とフェイクと報道のフローチャートPartⅡ> ●7月24日<習近平失脚説 噂とフェイクと報道