京都市が市税の滞納処分で、無関係の男性の口座を差し押さえていたことがわかりました。 京都市によると、今月16日、住民税の滞納者に対する預金の差し押さえを行った際、誤って同姓同名で生年月日も同じの無関係の男性の口座を差し押さえたということです。 男性からの連絡でミスが判明したということで、男性は取材に対し「口座に入っていた全額となるおよそ20万円が引き出されていた」と話しています。 連絡を受け京都市は差し押さえを解除しましたが、男性の口座番号や住所などが記された調書を実際の滞納者に発送したため個人情報が漏れたということです。 京都市は居住地の履歴などの調査を行っていなかったということで男性は「人のお金なのでしっかりしてほしい」と話しています。